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さらに増えた新しい家族




私は今家でのんびりしています、理由は現在お昼過ぎだからです、

マーリットちゃんとミッキーさんは学校で家にはいないからです、

今日も一人お留守番の私、でも子猫がいるので寂しくない・・・




・・・・




グウグウグウ・・・・




なぜか子猫は私の手の届かないタンスの天井で寝ています。



・・・



まあこの子猫はマーリットちゃんが世話してるので私はほぼ無視状態です、

唯一食事時間だけは甘えて来ますが食べたらすぐ私から離れていきます、

そしてマーリットちゃん達が帰ってきたら即座に駆けつけ甘えています。



・・・・




なんでしょうこの疎外感?




本来この子猫は私が育てるはずだったのに・・




そのため大枚をはたいたのに・・・




・・・




ちなみにこの子猫は雄で名前は「ニャン吉」と命名されています、

なんでもTVで日本の・・鹿児島かな?そこで飼われている猫の名前、

この猫が飼い主に猛烈に散歩をねだる姿が気に入ったらしく・・



・・・



アメリカにいる猫なのに・・ニャン吉と命名されています。



・・・



これは一旦さておいて・・



・・・



はあ・・・




ため息しか出ない私、何のために多額の寄付をしたのでしょう・・

これならまだ抽選で外れた方が幸せだったかもしれません、それと・・

現時点新たな舞台の話も無し、検討はしてますがまだ決まりません。




一応愛華先輩達はネタ探しに走っているようですが・・




でもこれといった決め手がなく私をはじめほぼ全員が待機中です。




なので暇な時間が多いのですが・・頼みの子猫は私を避けています、

さすがに動画サイトも飽きたのでふて寝、すると電話がかかってきました。




「はい・・もしもし?」




「あっ!以前の方ですか?こちらは以前寄付していただいた保護施設です」




「あっ、あの時はお世話になりました!」




「いえいえこちらこそ!それでご相談があるのですが・・」




「なんでしょうか?」




「じ・・実はまた魅力的な子猫を保護したので譲渡のご相談です、

今回は寄付は結構ですので是非引き取っていただきたいのですが・・

これがこの子猫です!写真送りますのでラインでご覧ください!」




・・・




!!!!!!!!!!!!!!!!




ラインに映っていた子猫は・・めちゃ可愛い三毛猫でした!

私はとても驚き・・また一目惚れしたので即座に尋ねました!




「こ・・この子を・・いえこの子も私が引き取っていいのですか?」




「ええ是非お願いします、というのもこの子猫の里親が先般亡くなりました、

生前に我が施設に遺品を寄付する代わりに優しい方に猫を渡して欲しいと・・

こう遺言されていたのでこの子はあなたにとお話をさせていただきました!」




これを聞いた私は・・躊躇いも無く引き取ることにしました。




「ぜ・・是非お願いします!私が責任もって育てさせていただきます!」




「ありがとうございます、それでは用意しておきますので来て頂けますか?」




「はい喜んで!!!!!!!!!」




私はなぜか居酒屋のお姉さんのような気分となり急ぎ着替え家を出ます、

タクシーが来てそれに乗り込み施設に直行!そして子猫と対面します!




フニャアアアアアアアアア!!!!




か・・・可愛い~~~~~~!!!!!!!!!!!




驚くことにこの子猫は即座に私に懐き・・すぐ抱きついてきました!

内心大喜びで子猫を抱きかかえる私、もうすっかりメロメロになりました、

そして施設の方にお礼をいい・・さすがに手ぶらでは申し訳無いので・・




「こ・・これよかったら皆さんでお召し上がりください!」




「まあありがとうございます、喜んでいただきます!」




詰め合わせケーキセットを施設に譲渡、皆さん喜んで召し上がってました、

そしてタクシーに乗り家に帰る私、その間ずっと子猫を抱きしめてました!

するとマーリットちゃん達が帰宅、私は身構え猫を抱きかかえ・・・




「ほらマーリットちゃん!また新たな家族が出来たわよ!」



・・・



マーリットちゃんは複雑な顔をしてます、彼女も三毛猫に惚れたようですが・・




・・・




フニャアアアアアアアアア!!!!




前の子猫がマーリットちゃんにしがみついているのでその子を抱いてます、

さすがに2匹の扱いは難しいと考えたのかマーリットちゃんはこう言います!




「うんわかった!その子はままが面倒みてね!」




「ええわかったわ!どっちも大事にしましょうね」




「うんわかった!」




こうして・・



やっと念願だった子猫の管理が出来る私、ちなみにこの三毛猫は雌でした、

もし雄なら相当な価値があったみたいですが・・私は特に気にしません、

そして命名、雌なので女の子の名前・・シンプルにルルと名付けました。




その後・・




「フニァアアアアア~~~~!!!!」




「ニャーーーー!!!!フーーーーー!!!!」




なぜかニャン吉がルルに惚れたらしく何かと付き纏ってきています、

ですがルルは無視、ルルはニャン吉はタイプではないらしく無視します、

時折無理矢理接してきますがルルはニャン吉をにらみつけ撃退します!




・・・



私もこの位・・ルルのように度胸があれば・・



・・・



晴翔さんに振り回されなかったと・・



・・・



密かに思うこの頃です。








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