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【GAMEWORLD ONLINE】極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー  作者: Kazu―慶―
第2章【G-1グランプリ予選】編
99/310

第22話②~燃えあがれトライアル!!~

 剣がプレイヤー代表として、猛虎の如く宣戦布告を掲げた。そして後から場内アナウンスとして大鷲の声が会場に鳴り響いた。


『――ワハハハハハハハ!!面白い!たかが4人で我々に虚勢を張る度胸があるとは認めざるを得まい。ならば打ち勝ってみろ!!ゲームに現を抜かす愚か者めが!!!!』


 交渉成立、テロリスト集団とたった4人の抗うプレイヤーだけのG-1グランプリ予選、後半戦が始まろうとしていた!



(こんな状況でも勇気を出してゲームに挑むプレイヤーが居るとは……せめて、()()だけでもエールを送ってやらねばッッ!!!)


 そこに割り込んで入るように本部室に束縛されていた魂の実況者・新垣治郎あらがきじろうが弾圧を掻い潜り、実況をし始めた。



『――天使か悪魔か、プレイヤーか!?テロリスト蔓延る修羅場にも地獄の底から這い上がる、阿修羅の如き勇者がここにいた!!!

 だが我々はただ信ずることのみを得ないだろう。ゲームワールドが滅びゆくとも彼らこそがプレイヤー達の希望であることを!!


 ――さぁ生き残った4人のプレイヤーは果たして世紀の英雄となるのか?

 或いは絶望の生け贄にされてしまうのか!?

 その勇姿を刮目してみようではないかッッ!!!!!』


 各エリアにて人質に取られていたプレイヤー達はモニターからこの実況の様子を聴き、歓声に交えた声援が飛び交った。


「ヒューッ!いい仕事してくれんじゃん実況のおじちゃん、そうこなくっちゃ!!」


 剣達もこれを聴いて断然やる気が湧いてきた。


『さぁ後半戦を始めよう!!6thシクスス STAGEステージはアドレナリン全開、限界突破アスレチックだ!!!!』


 次の瞬間、会場内のステージが変化し鉄や鋼などの無機質なアスレチックが姿を現した!



『――静寂な鉄に飛び交う熱き魂!たとえその炎燃え尽きようとも力の限りその体でタイムを刻み込め!!

 6th STAGE、【バーンアウト・トライアル】!!!!』


 ☆☆☆


 PLAY GAME No.16

 ★G-1グランプリ予選 6thシクスス STAGEステージ

【BURNOUT TRIAL ―バーンアウト・トライアル―】

 ・ジャンル『タイムトライアルゲーム』

 ・プレイヤーレベル:37


 ルール

 3つのエリアゲームをクリアしそのタイムを競いあうタイムアタック型ゲーム。その最速タイムを狙う鍵はスピード、パワー、そして集中力をかけ備えたスキルが必要とされる。


 ①サークルフラッシュ

 半径7メートル、円型に設置されている9つの柱に付いているセンサーをランダムに点滅するライトが光る順番に押していく。9つ全て押した時点で扉のロックが開き先へ進める。


 ②ヘブンリーアンカー

 重さ50キロの錨を長さ10メートルのポールの頂点に達するまでロープに引き上げる。上げきった時点で扉が開く。


 ③プレッシャーオペレーション

 ランダムに書かれている数字のボタン20個の中からモニターで写し出される数字と同じボタンを探して素早く押す。間違った数字を押した場合は3秒間操作不能となりロスタイムとなる。


 これら3つのエリアを突破した先にあるボタンを押した瞬間にクリア。その時のタイムで競いあう。


 ☆☆☆


 予選6番目のゲームはアスレチックを要したタイムアタック。センスを問わずただ己の肉体、精神を競いあうシビアなゲームである。


『我々の方は貴様らに合わせて、4名代表を選んで一対一で勝負してやろう。さぁ準備にかかるがいい!』


 バーンアウト・トライアルはタイムアタックながらも二人で行う。

 ブラックヘロンは大勢いるなかの代表を選ぶなか、オールスターズは4人とも参加。しかしその中でも有利なプレイヤーが。


「槍ちゃん、こーゆーゲーム結構得意な方だろ?スピード勝負強いし」と剣。


「ああ、問題はない。戦況的にも先手でリードできる」


 オールスターズ唯一のオフィシャルプレイヤー、天野槍一郎。


 かつて剣と彼が出会った時に魅せた音速スピードテクニック、あの驚愕のプレイを見せつける時が来るのだろうか。


 そんな彼に1つだけ、剣は疑問に思っていることがあった。


「……まぁこんな時にぶり返すのもあれだけどさ、何でいつもゲームで本気出せないんだ?予選のシューティングといい、お前の実力はそんなんじゃないの皆知ってるんだぜ」


 槍一郎は剣の質問に耳を傾けながらも淡々と準備をしながら答えた。


「……本気は出せないじゃない。()()()()()()()()


「出したくない?何かトラウマでもあんのかよ」


「ちょっとね。剣達に出会う前にトラブルになっちゃって……でも今はそんな躊躇なんかしてられないよ。――僕もそろそろ本気出すよ」


「おっ!じゃあれがまた見れるんだな!!」


「非常事態だ――フルスロットルで相手になる!!!!」


 両肘、両膝のサポーターを付け終えた槍一郎の目が切り替わるようにキリッとした。


 ◇◇◇


『――ボスからの指令だ。予選出場に選考した4名は直ちにデュエルフィールドに集結せよ』


 ボスの側近のプレイヤーが各地で無線を飛ばした。


 ブラックヘロンに収集された4名、そこに記された罠とは……?

 ルール無用の予選6thSTAGE、激闘やいかに!?

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