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【GAMEWORLD ONLINE】極限遊戯戦記 ゲームウォーリアー  作者: Kazu―慶―
第4章【アメイジング・ウォーズ編】

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第41話⑥~アメイジング・超速の刻~

 

 穂香の武器による必殺技『エレメントマジック』の発射寸前、剣は咄嗟にカードスキャン!


『アクションカード、【インビジブル】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎アクションカード◎

【インビジブル】属性:青 EG:0

 ・効果…[透明化]

 プレイヤー、ユニットの攻撃を10秒間無効化させる。

 ◎――――――――――――――――――◎


 姿が透明になった剣は間一髪、穂香の魔法攻撃を避けながら咄嗟に距離を離れた。


(……何だあのスピード感!? アイツいつの間にカード使ったん!!?)


 剣が動揺するのも無理はない。ゲーム開始1秒も行かぬ間に穂香は1枚カードを発動していたのだ。


『アクションカード、【テレポーテーション】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎アクションカード◎

【テレポーテーション】属性:青 EG:0

 ・効果…自分が望むマスに

 自他関係なく瞬間移動が出来る。

 ◎――――――――――――――――――◎


 これにより穂香は剣のいるマス手前に移動し、ゼロ距離で攻撃しようと企んだ。結果は不発に終わったが彼女の超高速カード起動には舌を巻かれた。


 スタート直後から『プレイヤースキル』の発動によって初手から武器の《マジェスティック》を装備している穂香に隙はない。それだけではなく時間経過でカードを発動させるEGが①蓄積され、ブレスの中のデッキからカードを1枚引いてスキャンさせた。


『ユニットカード、【ブルーバード】!!』


「――!」


 殺伐としたフィールドの空に、幸せを運ぶ青い鳥が颯爽と現れた!


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎ユニットカード◎

【ブルーバード】EG:①

 AP:100 DP:100 AS:5

 属性 緑 ユニット/バード

 ・効果…[フライヤー]

 ①このカードを攻撃する代わりに

 EGを2加えることが出来る。

 ◎――――――――――――――――――◎


(いきなり出やがったか、青い鳥ちゃんよ!)


 剣もプレイヤースキルによって武器カード《ファイティングブレード》の剣を装備しているが、その攻撃を仕掛けても穂香の杖で翻弄されるだけ。またEGが0の状態ではカードを発動する事も出来ない。


「更に私はEG1でユニットを召喚! おいでませ!!」


『ユニットカード、【スパイラルフェアリー】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎ユニットカード◎

【スパイラルフェアリー】EG:①

 AP:100 DP:100 AS:5

 属性 緑 ユニット/フェアリー

 ・効果…EGを①消費し

 自分のユニット1体のASを5回復させる。

 ◎――――――――――――――――――◎


「何だ? サイズのちっちゃいユニット出して……」

 剣は穂香の展開する動きに疑問を抱いた。


「動いてるとこ悪いが、穂香のブルーバードは退場させて貰うぜ! EGを①消費してファイティングブレードの必殺技発動!!」


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎カスタム・ツールカード◎

【ファイティングブレード】EG:③

 AP(攻撃力):100 PP(使用回数):15

 属性:赤 装備:プレイヤー


 ≪必殺技≫

『ソニックブレード』EG:③ AP:150

 ・弧状のソニックブームに似た赤属性の斬撃を撃ち飛ばす。

 ◎――――――――――――――――――◎


 剣はやっと溜まったEGを使い、武器の必殺技を出す!!


「悪いな鳥ちゃん!!『ソニックブレード』!!!」

 剣から飛び交う衝撃波がブルーバードを襲う!!


「無駄な事です!!」

『カウンター・レスポンス発動』


 現在穂香のEGは②、それに①使いカードスキャン!


『アクションカード、【ユニット・エスケープ】!!』


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎アクションカード◎

【ユニット・エスケープ】属性:青 EG:①

 ・効果…フィールド上のユニット1体を

 対象に持ち主の手札に戻す。

 ◎――――――――――――――――――◎


「ブルーバードを私の手札に!」


 間一髪、ソニックブレードから逃れたブルーバードが穂香の手札に戻っていく。これでソニックブレードは対象不適正で空撃ちに。


「逃げられた……そりゃそうだよな、肝心要のカードはやられてくれねぇか!」


「……そしてもう一度私はブルーバードを召喚します」


 残ったEGで直ぐ様穂香はブルーバードをスキャンし、場に呼び戻した。


「そしてスパイラルフェアリー》で剣さんを攻撃!!」


 残ったユニットで剣を攻撃し、HPは1400となった。


(――ダメージは大したことないがこいつはヤバイな。ブルーバードをほっとけばEGは溜まるし、スパイラルフェアリーも嫌なオーラがさらけ出てるぜ)


 序の序盤である筈が、既に剣には穂香に対するプレッシャーが重くのし掛かってきた。小物のような挑発も自慢も無く、淡々と勝利に徹する穂香には本物の強者のオーラが剣を襲っている。


「――私はブルーバードの効果、攻撃宣言時に攻撃の代わりにEG②追加」


(……そう、こいつだ。行動の核、EGを追加させるブルーバードがどれ程脅威なのか……)


 いや、それだけではない。穂香にはまだ《スパイラルフェアリー》というユニットがいる!


「更にスパイラルフェアリーの効果! EGを①消費して自分ユニットのAS(アクションセコンド)を⑤回復します!! 対象は……ブルーバード!!!」


 ブルーバードのASは丁度⑤。という事は……


「もう一度ブルーバードの効果、攻撃の代わりにEG②を追加する!!」


「――しまった、そーゆー()()()だったのか!!」


 剣には穂香の行動が理解できたようだ。詳しく解釈するとこうだ。


 ブルーバードの効果は()()()()()に攻撃の代わりにEGを②増やす能力を持つ。この時、次に攻撃を行えるのは⑤の分。即ち5秒後。


 だが《スパイラルフェアリー》の効果でEG消費でASを⑤回復する事によってブルーバードのEG増幅効果は止まらずに発動される。

 2つの効果を組み合わせてもEG①は増やせるとんでもないコンボなのだ。

 そしていつの間にか、穂香のEGは⑤まで来ていた!


「……EG⑤消費して3体目のユニットを出します。私のデッキのコアユニット、今こそ芽吹きなさい!!」


『ユニットカード……【オーク・インカネーション】!!』


 落葉樹オークの巨大な化身が穂香のフィールドを包み込み、雄々しく雄叫びを上げた!


 ◎――――――――――――――――――◎

 ◎ユニットカード◎

【オーク・インカネーション】EG:⑤

 AP:? DP:? AS:15

 属性 緑 ユニット/エレメンタル

 ・効果…このカードのAP/DPは自分の手札の枚数×100として計算する。

 ◎――――――――――――――――――◎


「ちょっと待て!? そのデカブツ……APとDPが()()――!!?」


「このカードは私の手札の枚数によってステータスが変動するユニットカード。現在私の手札は30秒経過でドローしたのを含め2()()!よってAP/DPの数値は200です!!」


 珍しいサイズ変動型ユニットに対し、剣は改めて状況を冷静に分析した。


(あのオークの化けもんはほっといたら手札の数ほど俺を追い詰めていくだろうし、更に鳥ちゃんとグルグル妖精でEGを増やされちゃ、らちが開かねぇ。――この状況を打破するためには……)


 布陣を立てたユニットのコンビネーション、それを崩すための手段は剣の手札4()()に掛かっていた。


 だがその前に、穂香のユニット一斉攻撃が始まる!!


「攻撃宣言! 《ブルーバード》、《スパイラルフェアリー》、《オーク・インカネーション》で総攻撃です!!!」


 3体のユニットの攻撃コマンドが下された瞬間、剣は動いた!


『カウンター・レスポンス発動』


「俺はまず、EGを5秒間③増やす【オーバーチャージ】発動!!」


 EG増加アクションカード、オーバーチャージで剣のEGは③に。


「このまま一気に行くぜ! この3枚で勝負を仕掛ける!!」



 剣がスキャンさせる3枚のカードとは……!? 常識を越えたカードコンボか、或いはカードを融合させる超越必殺技(エクシードストライク)か!!?

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