恋するプリンス~レイは見た!『プリンスの命令は絶対』~(2018/03/06)
konatsuさんから二次創作を頂きました。
アルバートが何故か王子という設定です。
文、イラスト、どちらもkonatsuさんです。
そういう話じゃないですw
恋するプリンスより
レイは見た!『プリンスの命令は絶対』
ある日の昼下がりのこと……。
「あ! マーサさん! アラン見ませんでしたか?」
「レイ様。アラン様なら先程アルバート様のお部屋に……。お急ぎですか? 私もアルバート様にご用があるのでアラン様にお伝えしましょうか?」
「うーん……アルバート様のところか~。別に急いでないからいいかな……あ! でもマーサさん荷物重そうだから部屋まで持つよ?」
「ありがとうございます。ではお願いいたします」
二人はアルバート王子の部屋まできたのだが……。
荷物を降ろしてあたりを見回す。
「いらっしゃいませんね」
「うーん。寝室のほうかな?」
レイは寝室の扉の前に立ちノックをしようとしたが、寝室からボソボソと漏れる会話にその手が止まった。
そして思わず扉に耳をつけた……。
「アラン? ほら! こっち! こっちこいよ」
「何でしょうか」
「ほら……な? 他に誰もいないし……いいだろ?」
「……!? 申し訳ございませんが、そのようなことは……」
「何だよ~いいだろ~? 二人だけなんだから」
「そ、そういう問題ではありません」
「なんだよ~ちょっとだけだよ……な?」
「アルバート様……俺にはそんな趣味はありませんので」
アランの抗う声が聞こえる。
気が付くとレイと一緒にマーサも扉に耳をつけていた。
「他に誰もいないから大丈夫だって♡ ほら脱げよ~アラン♡」
「いえ、脱ぎません」
「あぁ? じゃあ力ずくで脱がすぞ?」
「……」
「なんだよ。そこまで拒むならわかったよ……。ならプリンス様の命令だ!」
「はぁ……。こんなことにプリンス命令使うとは……」
「だってお前、言うこと聞いてくれねーんだもん」
「(チッ! このバカ王子)……わかりました。着たままでも宜しいですか?」
「お前、今舌打ちしてバカ王子って言ったろ! ったく可愛くねーな。ダーメ♡ 着たままじゃ入らないから脱げ♡」
「……まったく、わがままですね。……これで宜しいでしょうか」
「そうそう、いい子♡ ほら、こっち。ここにきて……。ん? ベッドより床の方がいい?」
扉の前の二人は思わず顔を見合わせる。
「…っ! ちょ……アルバート様……これ……入る気がしませんが……」
「大丈夫だって♡ 俺も大丈夫だったから」
「ですが……俺には無理……」
「お前この期に及んでまだダダこねるの? 無理やり突っ込むぞ?」
「……わ、わかりましたよ。……いっ……つ……。や、やっぱり……キツっ……ん……くそっ。あっ……そんな乱暴に! も、もう少し優しくしていただけないですか……?」
「キツいのは初めだけだって♡ 中に入っちゃえばすぐ馴染むから♡ ほら手を前についてケツこっち向けろよ」
「痛っ……! アルバート様、そんな無理やり……っ! くっ……本当にキツイ……っ」
「ほら一気にいくぞ? せーのっ!」
バタンッ!!
大きな音をたてて寝室の扉が開き、レイが転がり込んできた。
「アラン~~~!!!」
「レイ様っ! 今開けては……」
「……あ……うん……なんかゴメン……」
「……お楽しみのところを大変失礼しました……」
パタン……。
そっと扉が閉まった……。
「待て! レイィィィィ! カムバーック! レイィィィィ~」
扉の向こうで悲しげにレイを呼び戻すアランの声がこだましていた……。
konatsuさん、ありがとうございました!!
投稿日時メモ:2018/03/06 20:47




