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公主殿下の寵姫さま  作者: 有内トナミ
一章 入内 編
24/113

登場人物紹介:第一章(二十二話分まで)

【注意】

説明のため現代的な言葉遣いや用語が混じります。

エピソードごとに章の最後に追加予定。用語集はもう少ししたら改めて考えるかもしれません。



◎白 天香 (はく てんこう) 17歳


 主人公。公主妃殿下。

 少し気弱なところがあり少し涙腺が弱いタイプ。

 顔立ちは丁夫人によれば整っている。本人の評価では普通。

 麗瑛とは実家が隣同士だったことから幼馴染となる。ただし隣同士とは言っても面積は相当違った。

 麗瑛が宮城に戻ったため一時疎遠となるがその後復活。

 公主院じょがっこうに入り麗瑛と想いを通じ合わせ、卒業と同時に麗瑛に嫁ぐ。

 後宮の内実を学ぶという名目で女官としても働く。女官としての名前は天咲 (てんしょう)。

 物覚えや機転は悪くないが自分に対しての自信や評価が常に控えめ。

 父親は貴族相手に何らかの交渉事にあたる役職にいる。



◎江 麗瑛 (こう れいえい) 18歳


 主人公最愛の妻で公主殿下。国帝とは同母兄妹。主人公を溺愛気味。

 結婚祝いに兄帝から蓮泉殿を賜ったことで、公式には蓮泉公主と呼ばれる。

 黒目がちの大きな瞳と同年代より少し小柄な体躯から、どこか幼げな印象がある。

 内面は対照的にしっかり者。

 幼い頃から近所の男子と張り合うなど快活で天香のよきガード役だった。

 母は貴族出身で先代国帝の妃の一人だったが、後宮内の争いに敗れて城下の実家に帰り麗瑛を産み、その後死去。自分の出自を知らないまま近所の子供たちと親交を深めていたが、10歳を迎える直前に兄ともども城に呼び戻される。(正確には麗瑛は産まれてからずっと城下暮らしだったので『戻る』はちょっとおかしい)

 天香とは初恋同士。



◎江 青元 (こう せいげん) 26歳


 若き琳国当代国帝。麗瑛の同母兄。整った細面に鋭い目つき、なかなかの長身。

 妹を溺愛する今上帝。天香との結婚についても全面的に認めている。母に従って一度市井に下りるが、10年ほど前に強制的に呼び戻され帝の一族に復帰。その後帝の座にまで登り詰める。登り詰めるまでの事情は本編中で少しずつ語られる予定。

 自分と妹を市井に落としただけでなくその後の混乱の元になった後宮を快く思っておらず、無頓着。



後宮


・蓮泉殿

 天香と麗瑛の結婚に際して下賜された宮中六殿のうちのひとつ。それなりに大きい。


 ・蓮泉殿の侍女たち(名が出てきた者だけ)

○則耀 (そくよう)

  侍女筆頭で家政系の達人。特にお茶は絶品。顔立ちも体つきも性格も硬質。

○英彩 (えいさい)

  顔立ちも体つきも話し方も柔らか。侍女としての能力は有能だがちょっと不まじめ。

○燕圭 (えんけい)

  近衛より派遣された護衛侍女。体つきはよく鍛えた軍人のそれ。


妃嬪(第1章登場分(会話の中も含む)まで)


○李妃

 左大臣の娘。栄寧殿えいねいでんを与えられている妃。目下第一妃と目されている。

○洪妃

 軍部ナンバー2の洪将軍の娘。桃清殿とうしんでんを与えられている妃。

 第二妃と目されており、李妃に対抗心を持つ。

○采嬪

 天香入内の後最初に蓮泉殿を訪れた妃嬪。

 「最初に来るなら采嬪だろう」と麗瑛には思われていた。

○陳嬪

 秋薫舎の嬪。なお、侍女たちの不始末は現段階では彼女には伝わっていない。

○楊嬪 名は迦鈴 (かりん)

 天香の公主院時代の友人。秋薫舎に隣接する場所に舎を与えられている。

 親戚に強く請われて後宮に入った。天香と同年齢。端的な話し方をする。

 『道端に揺れる小花のような容姿』と天香が評した。


その他に現在は十人程度の妃嬪が後宮にいる。


尚宮部/尚宮職 (しょうぐう、或いはしょうきゅう。本作ではしょうぐうで統一予定)

:後宮を管理する部署。その仕事内容は出納管理、備品管理、妃嬪を含む後宮人員の管理・監督、後宮内の人間同士の諍いの仲裁など多岐に渡る。そのわりに(主に青元のせいで)人手不足。


○丁 淑玉 (てい しゅくぎょく) 年齢不詳

 女官長(尚宮職長)。

 噂によれば先々帝の時代から女官長をやっているという古株中の古株。

 帝を前に直接諫言したこともある女傑と伝わる。でも年齢不詳。


尚寝部/尚寝職 (しょうしん-)

:後宮の清掃や建物および部屋の維持管理を担当する部署。後宮は広いので単純に人数も多い。


○魏夫人 (ぎふじん) 名は不明

 尚寝職長。若干神経質で心配性のところがあり低血圧かつ気絶体質。苦労人気質。

○津清 (しんしん)

 尚寝の見習い女官。ある事件に関わってしまう。小柄で小動物を思わせるしぐさと行動。


その他女官・侍女


○福玉 (ふくぎょく)

 天香と同い年の若手。明梅舎の所属。

 さまよっていた天香に声をかけて仲間内の茶会に連れ込んだ。

 その後は茶飲み友達として情報源になる。うわさ話が大好きな一般的な後宮女官。

○豊寿 (ほうじゅ)

 お茶会の中では最年長、かつ一番おしゃべり好きな女官。


○秋薫舎筆頭侍女

 年かさの筆頭侍女。侍女と女官の揉め事に事情を詳しく把握しないまま関わってしまう。

 進退伺いを出すが却下された。

○桂嬉 (けいき)

 秋薫舎の若手侍女。女官たちとの揉め事の中心人物の一人で、また女官長に正面から食って掛かるなど

 気の強いところを見せる。いうなれば『女官何するものぞ』勢。


後宮外


○宣 玉晶 (せん ぎょくしょう)

 天香の公主院時代の友人。都の商家の娘で、現在は修行として自分の店を切り盛りする。

 カラッとした性格。出番がカットされたが婚約者がいる。


 玉晶の婚約者

 上記の通り出番がカットされたかわいそうな人。その名残として実は玉晶のセリフ中に登場している。男性。


- 間章登場人物 -


○令嬢

 自邸で軟禁されている令嬢。そういいつつ外との連絡を取り合ったり侍女を落としたりしている。

 艶のある長い黒髪を最低限の手入れのみで放置している。

○レイ

 謎の令嬢の侍女。レイがあだ名なのか本名なのかは不明。

 令嬢の連絡を取り持ったり令嬢に落とされたりしている。

○妃嬪

 自室で癇癪を破裂させていた妃嬪。感情が昂ぶると地が出るタイプ。侍女の言うことは素直に聞く。

○妃嬪の侍女

 幼少時からの側付きで現在は教師役。妃嬪となったお嬢様を不安に思う。



予約投稿&章分けのテストを兼ねています。

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