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三匹が!!!  作者: 佐竹三郎
~2章仲間集めをしよう!~
23/26

16話:中州与太郎円舞曲。

伊庭八郎side

 

「やーい!お前のかーちゃんエノコロ飯!」


(いやぁ~参った…やっぱりタイミングが合わないわ…。)


 愛刀[銘:大和守安定]を鞘から抜かず抜刀術の構えをとり余裕の表情(?)で雪崩に悪態を吐いているが内心は穏やかではない。

 先程、雪崩の懐に潜り込み柄頭を押し当て彼を驚かせたが…、実際のところは高性能過ぎる身体能力に振り回された結果で八郎の本来の狙いは自身の必殺の間合いで立ち居合により雪崩の両腕切断…最善は彼の顔面三寸前に切っ先を突き付けるつもりだったのだが…。


 八郎は鎌吉やランエボほど現在の身体能力についていけていない、元の世界では何千何万回と繰り返し身体が覚えてしまった動作もこの身体だと力が有り余りどうしてもスムーズに動けない。(っと云っても並の冒険者よりは遥かに動けるのだが…)現在いま身体うつわが現実の身体とは異なる事を嫌が応でも思い知らされる。


 しかし、そんな冒険者の身体能力に八郎じぶんより速く順応したランエボからは『高齢だから…』と呆れられ、鎌吉に至っては『オッパイがお…』…最後まで云う前に股関を蹴り上げられ悶絶する始末。


(まぁ、相手が気付いてないし牽制にはなったから結果オーライだけど…何時までもハッタリで誤魔化せるほど愚物じゃないよねぇ…。)


 雪崩は蜻蛉の姿勢のままピクリとも動かない、動かないと云う点では八郎も同じではある…。


 フルフェイスの兜で顔を覆っているので表情から感情を読むことが出来ない上に鎌吉と対峙している道仁のように感情のままに言葉を発するタイプでは無いので八郎としては一番やりづらいタイプだ、なので分かりやすく挑発をした。

 安い挑発に乗って激昂した時の僅かな瞬間を彼女は見逃さなかった、兜のフェイスプレートに相当する部分から覗く狼牙族特有の金色の眼光は右眼だけ。


 つまり、なんらかの理由で左眼は見えていない。


 そう瞬時に判断した八郎は死角となる左側へと斬り込んだ、その判断は正しく雪崩は左眼に眼帯らしきものをしており虚を突かれた形となった。八郎的に惜しむらくは当初の予定通りの動きが出来なかったことくらいである。


(しっかし、猫のおっさんといい雪崩このおっさんといい…こんなイカれた状況で『修羅○刻』の柳生三厳ごっことか…どんだけ喧嘩馬鹿なの?それとも度しがたいくらいのM なの?…あんな視界不良も甚だしい兜被って更に眼帯なんて…。)


 八郎も雪崩も射程範囲外からピクリとも動かない。


 …現在、本編に絡まないどうでもよい話を1つ。八郎が道仁と雪崩を『おっさん』呼ばわりしているが歳の差は3つしかない…その事を本人達が知るのは後々である。



「…ランエボちゃんのお姉ちゃんっておもしろかね~。」


「…声色は一切変わっちゃ居ねーが…。」


「あんだけ、コロコロと表情かおに出る人間も珍しいわね…。ありゃ博打には向かないタイプだわ。」


ちげぇねえ。」


 四人の戦闘を傍観する3人は居合の構えのまま表情をコロコロ変える八郎を眺め苦笑する。

 八郎自身は全く気付いていないが、彼女があーでもないこーでもないと思案している様は声色には出ていないがモロに表情に現れているので他人からは何を考えているのかある程度推し測れる。


 これがディスプレイ越しで相手の顔や表情の解らないゲームの頃ならそれ(・・)でも問題はなかったのだが現実化(?)した現在の状況では大問題だ、因みに伊庭八郎こと凪野(旧姓:池澤)冴子は感情が表情に出る所謂『分かり易い』タイプの人間である。(後に<大災害>と呼ばれるこの異世界転移後、義理の妹であるランエボも成り行きで子分になった鎌吉も敢えて其処にツッコミを入れなかった事と、なんやかんや云いつつ接していたナカスの街の大地人も冒険者を恐れ怖くてツッコミを入れなかった事、そしてなによりモンスターは冒険者の顔色なぞ覗わないので本人すら完全に失念していた。)


「ナニが目的で艦小僧なんかと組んで<侠刃うち>に喧嘩売ったか知らねぇがよ、あの姐さんがちゃんどもが仕掛けた馬鹿騒ぎの黒幕でない事はとっくにバレてるのにな…、アレだ『天知る地知る人ぞ知る、おまえの嘘を知っている!俺はお前の心お前の心はこう叫ぶ。』ってヤツだ。」


 ニヤニヤしながら八郎を観る兎原華院トバルカイン、その顔を嫌そうに眉を潜めてみる拾壱子よいちこと云ってるネタが分からず眉を潜める迅華。


「?なんそれ?」


「…ミキオぉ…『激烈○カ』の“欲求○マン”ネタが解る世代なんて親分辺りだよ?私ですら生まれてたか怪しい位古いわよ…いやねぇ~、コレだから“『み』っともない『き』もちわるい『お』っさん”、略して『ミキオ』は…。」

 

「なっ!ちょっ、『ミキオ』ってそんな意味だったの!?ってイチコちゃん俺と4つしか変わらないのに『おっさん』は酷くないか?しかもその発音だと汚いと書いて『汚っさん』だろ!」


 異議を申し立てる“『み』ぐるしい『き』たない『お』っさん”。だが拾壱子は全く取り合わない。


「はんっ、私より4つも上なら華ちゃんの11上でしょ?十分『っさん』じゃない。」


「酷っ」




 

 

「あんたンとこは賑やかな連中ばっかりだね…。」


 余りの騒がしさに辟易した口調になる八郎。


「…申し訳なか。」



  「いっちゃん“『み』ごとに『き』○がい『お』いさん”で『ミキオ』やなかったと?」


  「っちょっ…華ちゃん…酷くね?」


  「「?どこが?」」

  


「「…。」」


 完全に興が削がれた八郎と雪崩は得物えものから手を外し呆れ返る。


  ゴン!「痛っ!」ゴン!「痛い!」ゴン!「痛ぁ!」


 雪崩ははしゃぐ3人組に無言で近付き各人の頭に拳骨をお見舞いし兜を脱ぎ大喝する。


「黙れ小童こわっぱども!武士サムライの真剣勝負に水を注すとは何事か!」


 普段は口数の少ない上に滅多に脱がない兜を脱ぎ雪崩が右眼を血走らせながら怒声を上げる姿にたじろぐ兎原華院と迅華、逆に何処吹く風とばかりの態度の拾壱子よいちこはまだ痛みの残る頭頂部を摩りながら殺気立つ雪崩に冷ややかな視線を送り反論する。


「…『黙れ小童』?あんたは室賀正武のおっさんか?西村雅彦か?今年27になるこんな“いい女”捕まえて小童?何が武士サムライの真剣勝負よ?欲求不満で身体持て余してるんならあたしが相手してるって言ってるじゃん。ちょっと3人でじゃれた位で集中力欠く程度の真剣勝負って何よ?にらめっこ?にらめっこでしょ?笑ったら負けなんでしょ?じゃあ伊庭八(雌ゴリラ)の負けじゃない!なーちんの勝ちでしょ?さぁ、事務所(ギルドハウス)に戻ってあたしと…」


 拾壱子よいちこの説教ともクダとも付かない反論が終る前に突然、見上げて会話をしていた相手(雪崩)の顔が自分と同じ目線かそれより低い位置まで下がり驚きの余り言葉が途切れる。

 そして次の瞬間、雪崩は後方へと引き倒され顔面に掌打を撃ち下ろされる。


「「「なっ?!」」」


 一瞬の出来事で誰も状況を把握出来なかったが雪崩を引き倒し掌打を浴びせた本人、伊庭八郎が3人の前に煙管をくわえ立っている。


「誰が雌ゴリラだ!尻軽女スラット…っと…。なんとなく、鎌やランエボが云ってた事が分かった気がする…。理想とする動作うごきをイメージして身体を動かすか…ってかさぁ、決闘やりあってる最中に余所見してた雪崩あんたが悪いんだからね、卑怯なんて云わないでよ?」


 八郎は雪崩の背後から膝の裏側を蹴り(膝カックン)、襟首を掴み後方へと引き倒おし掌打。

 雪崩にとって大ダメージではないが余りに一瞬の事で呆気に取られ暫く大の字で地に伏している。

 ダメージらしいダメージを受けてないのは簡易ステータスを観れば一目瞭然、だが雪崩は今だ大の字で夜空を見上げたままだ。


「おもしろい…異世界(こっち)に来ておいを地べたに這わせたのはおごじょが初めてど…。」


「ふぅ~ん。序でだから初黒星も私が付けたげようか?」


「出来っもんならっ!」


 のそりと立ち上がった雪崩は龍頭を模した兜を改めて被り八郎の前に立ちはだかる。


「…お互い、正式に名乗ってなかったな。剣道三段、薬丸自顕流師範、奈良原大悟ならはら だいご…ギルド<侠刃>戦闘班所属、雪崩だ。」


「ご丁寧にどうも、じゃあ私も剣道二段、居合道二段、合気道二段、書道二段、合わせて八段、凪野冴子。元<黒剣騎士団>“チープスリルジャンキー”伊庭八郎よ。」


 傍観3人組は八郎に『書道関係ないじゃん!』っとツッコミを入れたかったがまた雪崩の拳骨を喰らうのが嫌でグッと我慢の子である。

 お互い得物に手を掛けその場からゆっくりと離れお互いの必殺の間合いを探る。


「いざ!」


「尋常に!」


「「勝負!」」

  

 先に仕掛けたのは雪崩だ、猿叫と共に変形八相“蜻蛉”からの一撃が八郎を襲う。


 だが、その一撃は八郎には届かない。


 蛮刀[虎殺し]の柄頭を[銘:大和守安定]の柄頭で弾き上げる八郎。


「今度はまぐれ当たりじゃないよ!」


 刀を抜き放ち返す刀で袈裟懸けに斬り下げる。


  ガキッ!! 


 雪崩を脇から両断したかの様に見えた一撃だったが八郎の愛刀[銘:大和守安定]が鍔元三寸辺りからへし折れた。

 引退前からメンテナンスを怠っていた上に異世界転移して以降もメンテナンスどころか酷使して来た為、耐久力の落ちた[銘:大和守安定]正式名称、高位制作級打刀[オサフネ]は耐久度0となり使用不能となった。

 武器の耐久度を完全に失念していた八郎は慌ててその場から跳びすがったが、一旦跳ね上げた蛮刀の追撃で右手首から先を切断され<流血>のBS が付与。

 

 [銘:大和守安定]は破損、右手は欠損、為す術は無いと判断した雪崩は“蜻蛉”の姿勢を解き、蛮刀[虎殺し]を肩に担ぎ八郎に背を向けようとした。


「…まて!」


 そんな言葉は聞こえない勝負は着いたとばかりに背を向ける雪崩。


「まて!こん野郎(にゃろう)!まさか武器壊して、右手潰したから勝ったとでも?これくらいの出血で私がビビって怯むとでも?男尊女卑が生まれる前から染み付いた“南海の蛮族シマンズ”はこれだから…血なんて男より見馴れてんのよ!女を舐めるな!」


 襷代わりに使っていた下げ緒を口にくわえ右手首付近をキツく縛りあげながら左手には煙管を握りしめ戦闘体勢を解かず雪崩を睨み付ける八郎。

 そんな八郎を一瞥してその場から雪崩が去ろうとした時だ。


「<ソーンバインドホステイジ>!」


 瑠璃色の茨のような輝きが雪崩の身体に纏わりつき縛り上げる。

 

「なっ?!」


「あんた、人を舐め過ぎだよ。私と同じサブ職がギルドに居るんでしょ?最強ばかり目指てっ(上ばかり見てる)と足下すくわれるわよっと!」


 先ほどの乱戦で大神殿送りとなった冒険者たちの地面に散乱した金貨やアイテムの中から偶々、足元に落ちていた[針ノ一縫シンノイッポウ]を拾い上げると同時に雪崩へ投げつけこれでもかと云わんばかりに動きを封じると左手に握り締めた煙管を一振り。


 煙管は刃渡り三尺ほどの太刀へと姿を変貌する。


「ポンコツ幻想級ファンタズマル龍討伐刀“斬刹龍(キセル)”、蛇退治には丁度よいかしら?」


 斬刹龍キセルを肩に担ぎ<電光石火>で鉄砲弾のように雪崩目掛け突撃する八郎、<闘気斬オーラセイバー>、<兜割り>から<火車の太刀>と連斬連撃を繋げ大ダメージを叩き出す、<ソーンバインドホステイジ>の効果で更にダメージは増し[針ノ一縫]の効果が切れる前には雪崩のHPは残り2割をきる。


 が、効果切れと同時に<一騎駆け>からの<兜割り>で反撃に出る雪崩、しかし蛮刀[虎殺し]は虚しく地面を抉るだけだった。


「流石に何度も同じ動作見てりゃ嫌でも回避出来るわ!そっちが突進に重き置いてるのも分かってるんだから、こっちがそれに対抗策考えないとでも?」


 予め、移動速度上昇アイテム制作級[鎌鼬の脚絆:疾風]などを装備し、防御を棄て移動、回避、素早さに重き置く装備に変更していた八郎の動きは雪崩とは違う性質の疾さを構築していた。雪崩が突進に重きを置くのに対し、八郎は回避に重きを置いたカタチだ。


「あまめんごといごきよって!」


 動きを見切られ苛立つ雪崩の射程範囲キルゾーン内に敢えて飛び込む手負いの八郎。

 その挑発的な行為に我を忘れ大上段から大振りな一撃を放つが目前に居た筈の八郎の姿は無い。


  トンッ


「王手!」


 サブ職<剣狂>の『任意で他のメイン職の特技を二種取得(但し初伝)』で得た、武闘家の特技<ファントムステップ>にて一瞬で雪崩の背後を取り首筋に[斬刹龍]の刃を立てる八郎。

 

「さぁ、あんたの反撃が早いか?それとも私の<一刀両断>が早いか?最期の勝負に出るかい?」


 <流血>のBS で半ば意識が朦朧としつつも口の減らない八郎と、HP が2割を切ったとはいえまだ余力が有り反撃の機会を窺う雪崩。

 

 そんな時だ鎌吉の勝鬨が木霊したのは。


 “「伊庭八朗が1の子分、“鳥八十の鎌吉”ことキティー・ホーク!<侠刃>副頭サブギルマス道仁討ち取ったり!」 ”


 他の<侠刃>戦闘班に一様の動揺が表れる、それは雪崩も例外では無い。


「どうするよ?蛇の旦那?猫の旦那は負けちゃったみたいよ?」


 勝鬨を聞いて意識が覚醒した八郎が挑発気味に問いかける。


「うぜらし…」


「な~だ~れ~♪お前さんの敗けだ♪そこな姐さんと雪崩!武器を仕舞って左に寄って止まりなさい。<侠刃>の親分さんのお出ましだ!」


「?誰?」


 雪崩の言葉を遮るように大声で雪崩の敗けを宣告する和装の大女と乞食のような姿のドワーフらしき小男、そして八郎も見覚えのある赤で統一された装備の女ドワーフがナカスの街のある方角から表れる。


「「「コマさんに親分!…っとランエボちゃ…ん?」」」




◇◇◇◇


~ナカスの街大神殿前~ 


 泣きながら出てくる者、怒声を上げて他の冒険者と云い争う者、ギルメンを探し路頭に迷う者、様々だ。


 そんな大神殿送り(死に戻り)にされた冒険者をニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべながら眺める派手な容姿の暗殺者と揃いのマスクをした冒険者数人。


「いや~、“死なない”ってのは我が身だと有り難いが他人だと有り難くないやなぁ。“死人に口無し”が使えないと来たもんだっ!いや~、今日の大神殿は千客万来だわな~っても田舎のライブハウス(ハコ)並には盛況か?」


 誰に云うとはなし独りでベラベラと捲し立てる派手な容姿の暗殺者。


 急に黙り虚空を見つめたかと思うと電話でもするような仕草でまた捲し立てるように話だす。


『あいあい、あんたか?あいつ使えねぇよ。感情的になるとすぐに虎の威を借るなんとやらであんたの名前を出したがる。さっきもデカイ声であんたの名前出そうとしてな…。

 あいあい?イヤイヤ、空から降ってきた武士サムライのネーチャンと空母みないな名前の暗殺者の小僧が邪魔したからあんたの名前は漏れてないよ。あの馬鹿が俺の知らない処で吹いて回ってなければの話だかね。  

 張の馬鹿はさっき俺に斬り掛かって〈衛兵〉に殺されたよ。本日二度目の大神殿さ、馬鹿だろ?阿呆だろ?学習能力がねーのな。 

 あいあい、その件だけどな。あんたにどんな思惑があるかは別に俺の知ったこっちゃねーがよぅ。ナカスは現状維持で良いんでないかい?下手に纏まって一大勢力にするよりは与し易しの烏合の衆の方が後々都合が良いと思うとやけどな。

 あいあい?俺達かい?まぁ、あれだ、面白ければなんでもいいや。折角つまらねぇ日常から解放されたんだ飽きるまで好き勝手やるさぁ、ほいたらそういう事で~♪』


 どうやら誰かと念話だったようだ。終った後、にこやかな笑みを浮かべマスクマン達に指示を出す。


「あいあい諸君、俺らは好きにやるぜ。ただ、浮世の義理だぃちゃんのゴミは拉致って〈妖精の輪〉に棄てて来い。アレが調子乗って動くと鬱陶しいやん?殺して口封じでけんなら何処に飛ばされるか分からねー<妖精の輪>に廃棄するくれーしかできんやん?つー訳でよろしくなぁ。」


<|Dirlewangerディルレヴァンガー> ギルドマスターTHE():M(エム)は額に『リーダー』と書かれたマスクマンともう一人を連れナカスの中心街へと去って行った。




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