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春の始まりに思うこと

2013年 3月。



桜の木の蕾が膨らみかけてきて、4月に向けての準備をしていた。


例年よりだいぶ膨らむのが早い。そんな桜を窓際で眺めていた。


黄色い光がそれをさらに強調して美しく輝いている。







そんな時。












「♪~♪~~♪」





今の季節にピッタリな爽快な着メロが流れてきた。

そういえば中学生の時よくこれ聞いてたっけ。






誰だろうと思い携帯を開き電話に出た。







「あ、もしもし?久しぶり。聡だけど。」









その瞬間、桜の蕾たちの膨らみ、輝きとともに、私も新しいスタートを踏み切ろうとしていた。





私は、遠島れい。二十歳。十月十日生まれ。


仕事はモデル業をしている。


それでありがたいことに忙しい毎日を送っている。


最近は雑誌に収まらずテレビにもよく出演するようになった。


自分で言うのもなんだけど、人気者っていうとこだろう。






そのせいもあるのか、恋愛はしばらく、中学生の頃からしていない。


せいぜい5~6年になるだろうか。


まぁ、そのときは片思いで告白なんかできなかった。


それも、相手が特別だったし。



身内とか、家庭環境とか。



とてもじゃないけど私なんかが告白できるような簡単な奴じゃなかった。




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