7話 幻獣魔法
「うわ、なんだ
あの化け物は」
後から来た先輩冒険者達が到着した。
「皆さん!
息のある冒険者を連れて逃げてください。」
「おう、わかった。
だが、お前らはどうするんだ?」
「僕らはキメラを倒します。
無理そうなら逃げるので、大丈夫です。」
「そうか、お前らも気をつけろよ!」
そう言って、第一陣の冒険者を担いで去っていく。
ゴウとミナ引きつけてる間に、観察する。
ヒッポグリフの頭に胴体に
ブレイクホークの翼が無理矢理付けられている。
だが下手な攻撃は避けられ、翼を使い跳躍し、こちらは突撃してくる
まともに受けたら確実に死ぬだろう。
「レン!
避けろ!」
ゴウの声を合図に、足元に風魔法を発動し、
横へ避ける。
あのキメラを倒すには!もう1人足を止められる前線がいる‥
いないなら僕がなれば良い‥
「ミナ!しばらく1人で持ち堪えてくれ!
ゴウ、あの魔法を使う
チャンスは僕とミナが作る」
「わかった。
だが、あまり長くは持たないぞ!」
ミナが了承したが、あまり長く持ちそうにない。
「あの魔法は危険なんじゃ‥」
ゴウがレンの顔を見る
「何か、考えがあるんだな。
わかった。」
この数ヶ月ミナを見ていて思った。
なぜ上手く行かないのか、それは知らない特性は真似できない
なら、知っている形に直せば良い
僕にらラッシュウルフの牙の特性を腕に、
レンやゴウのような素早く動く能力はない、
ーーだから
風魔法で瞬間的に再現する
幻獣魔法、ラッシュウルフ!
「ミナ!」
レンは目にも止まらない速さで
キメラの足の肉を抉る
それに合わせてミナもキメラの足を抉る
キメラが怯んで、体勢を崩した
「ゴウ、今だ!」
「おう、レン!」
ゴウはキメラの頭に剣を差し込み、
爆裂させる、
「あの時は失敗したけど、今度は制御してみせる。
混合魔法、蒸圧破
でこれでトドメだー!」
キメラの頭は弾け飛び、大型キメラは倒れた。
「レン、この魔法やっぱりダメだわ。」
全身血まみれになりながら言った。
「うん、そうだね。」
「レンー!
凄いよ!あれ私の魔法じゃん!
レンも使えたのか!?」
ミナが僕に飛びつき言った
「いや、今初めて使ったよ。
でもここ数ヶ月ミナの魔法を見てきて
出来るかもって思ったんだ。」
あれが前に出る戦士‥
肉を抉った感覚と手応え‥
正直言って、すごく恐ろしかった。
「やっぱり、ゴウもミナも凄いな
僕も負けないように頑張らないと」
「いや、レンも十分すげぇよ
これからも頼りにしてるぜ!相棒」
そう言いゴウは拳を前に出す
「うん」
「ちょっと私を忘れないでよ。」
そう言って、拳を前に出す
こうして、僕らはキメラに打ち勝ち
街は守られた。
でも、僕らの冒険は終わらない
いつか、勇者を超え、竜を理解し
越えるために。
これで一旦終わりです。
もしかしたら続き書くかもです。




