6話 違法ギルド
ーあれから数ヶ月
僕らは依頼を着実にこなせるようになっていた。
そして今日も、依頼を探していると
「緊急!緊急!町外れに
違法キメラギルドの拠点が発見されました。
冒険者達の協力をお願いします。」
受付嬢が大慌てでギルド内に通知した。
僕はギルドのテーブルで食事をしている2人に
「ゴウ、ミナ
‥行こう
キメラは許しておけない」
「レンがそう言うなら行きますかね」
「うん、私も生き物を弄ぶのは揺れないからね」
Aランク冒険者パーティの攻撃隊を中心とした
第一陣とその後方支援となる第二陣
この二つでキメラギルド制圧することになった。
そしてまだ経験の浅い僕らは第二陣として配置された。
ギルド内はキメラで溢れかえっていた。
僕はキメラを魔法で倒しながら、思った。
ゴウもミナも凄い。
ゴウは的確に魔法と、剣術を組み合わせ、
ミナは幻獣魔法で両手足に獣を纏わせて、
キメラの急所を的確に、狙って、
必ず逃げ道も用意している。
やはりキメラは、体の特性を活かしきれていない。
体の動きがどこか噛み合っていない。
「オラ!」
ゴウが一太刀でキメラを2体まとめて切り捨てる。
「ここ!」
ミナはキメラを効率的に倒していく。
「お前らすげぇな
最近街に来たって言ってたが、
動きが良いな!」
ゴウとミナの活躍を見て、後方のベテラン冒険者が
語りかける
「そうだろ、
でも、レンはもっとすごいんだぜ!」
「そうそう
レンは視野がすごく広いんだ。」
そういう2人を見て、
「そうなのか?」
少し疑うような視線で僕の方を見る。
キメラの数が減ってきて、少し雑談していると、
「うわー!」
「なんなんだよ!これは!」
奥から叫び声が聞こえてきた。
「どうした!
行くぞ!レン、ミナ」
「うん、わかった。」
そう言い、僕らはギルドの奥に進んだ。
「な、なんだ
あれは、本当にキメラか?」
ゴウがその光景を見て唖然した。
周りには先行したパーティが全滅した光景
そして、大型のキメラがいた
「どうする?
レン、ミナ逃げるか‥」
そう聞くゴウに対して僕は言う
「ゴウ、
このままにしてたらきっと、街の人にも危害が及ぶ
だから、ここで倒そう
僕らならやれる可能性がある。
ここで止めれなきゃ、意味がない。」
「そうね、これくらい倒さないと私たちが
竜を倒すなんて、夢のまた夢だもんね」
「レン
弱点がわかったら教えてくれ
それまでは、俺たちに任せろ!」
そう言ってゴウとミナが僕の前に出て
キメラへ向かっていった
「うん、任せて!」




