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044「イラスト・写真041」
A「この中の一つは一流品、一つは量産品、一つは洋菓子です」
Z「格付けチェックかよ。――よぉ、坊ちゃん」
B「こんにちは。どれも素敵な小瓶ですね」
・アデリーとブルーナとジンベーと香水瓶
A「私は、これにするわ!」
Z「俺は、残ったので結構だ。――好きな方を選べよ、坊ちゃん」
B「良いんですか? それじゃあ、こっちにします」
・アデリーと香水瓶
A「私の審美眼に、狂いはありません。これが一流品です!」
・ブルーナと香水瓶
B「直感で、惹かれた方を選びました。洋菓子ではないと思います」
・ジンベーと香水瓶
Z「残り物には福があるって言うだろう? 案外、こういう変わったモンの方が、値打ちがあるんじゃねぇかな」





