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無に帰す

作者: ヤマ

 何も。

 何も、なかった。

 何もなくなっていた。

 すべての物、音。

 なくなって、そこに少年は。

 佇んでいた。

 否。

 世界に――絶望していた。

 この惨状は何だと。

 神は――世界に問うた。

 世界は――非力な神に、我が創造神に語った。

 己が罪を見直せ、と。

 何の利益ももたらさなかった、その結果知恵を持った世界が、人が。

 世界に、ないしは――神に反逆した結果だと。

 その結果。自らを滅した結果だと。

 世界は神に語った。

 神は崩れ。

 世界の――塵と化した。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ヤマさん、こんにちは!これはなかなか考察がいのある作品だ(歓喜) 神と人は上下関係にあるのか。否、神がいくら世界に影響を与えられようとも、神の力の源である人を殺してしまっては、神としての存…
[一言] まーた難しいのかくー がんばれー
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