表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨て子からの異世界転生  作者: ほっかいろ
11/12

ステータス

 なんでだろう?いつも長くなってしまいます。

 「あの、小属性ってなんですか?」

 今は、ピアノのレッスンが終わって、礼儀作法のレッスンをやっているところだ。なんか、食べる時の礼儀作法を習ってるんだけどリンゴ一つでも、順番とかあって、外国の王族気分が味わえて、意外と楽しい。

 「小属性かい?そういえば、全小属性があるっていってたね。えっとね、音属性の中に、「癒しの音波」とか、「音の壁」とか、全五個あるんだけど、ほとんどの人は、二個しか持ってないんだ。それが、小属性だよ。」

 「そうなんですか。あ、あと、私の精霊が、明日、魔法の特訓をさせてくれるらしいくれるんですけど、外出してもいいですか?」

 「外出かい?宿題が終わった後、護衛の冒険者を付けるのならば、行ってもいいよ。本当はついていきたいんだけど、ちょっと、難しいね。お茶会があるし、、、、、それから、ダンジョンとか、危険な魔物が出るところは入らないでくれよ。あと、魔法の練習場があるから、そこで練習するといい。」

 「あ、はい。」

 「じゃあ、もういいから、部屋に戻って、宿題をしてきなさい。」

 「はい。」

 メイドさんに木札を持つのを手伝ってもらって、部屋に入った。

 「着替えますか?」

 うーん、私は、昨日、ドレスが嫌なのですぐに着替えたんだけど、、、

 「いや、いいです。」

 「そうですか(ニヤッ)では下がりますね。」

 ああ、そんなに嬉しいですか。なんかすいませんね。

 実は、学園は寮制で、ここから学園まで遠いので、私も寮だ。で、私は平民なので、小さい部屋が与えられている。特待生になれば、もっと大きい部屋がもらえるらしいので、がんばって特待生になるけど。まあ、どっちにしろ、鍵がないので、いつでも人が入ってこれるのだ。そこで、ワンピースなんて着ていたら駄目らしい。バンカさんが言っていた。だから、ドレスに慣れておかなければいけないのだ。

 木札にどんどん目を通していく。ユイは、まだ頭が柔らかいので、スイスイ覚えられる。

 『特訓、特訓、嬉しいな。』

 うるさい。まったく、さっきからずっとそればかり言っている。まあ、楽しみではあるんだよ。だって、神様から魔法を教えてまらえるっていうことじゃん。魔法ができるなんて、楽しみで仕方ない。でも、ただうるさい。

 



 「夕食の時間ですよ。」

 「フウー」

 ギリギリ終わった。

 隣のバンカさんの部屋に行き、夕ご飯をたべ、木札の内容をちゃんと覚えているか確認したあと、バンカさんがこんなことを言い出した。

 「ステータスを見てみるかい?」

 と言って取り出したのは、ピンクの水晶だった。

 「じゃあ、ここに手を当てて」

 手を当てると、反対側に文字が浮かんできた。

 筋力 10

 体力 10

 スキル ピアノ

 魔力 200

 属性 音属性 火属性

 魔法スキル

 

 この、一つ目のスキルは魔法じゃなくて、特技のようだ。

 「すごいね、ピアノがスキルになっている。凄く上手じゃないと、スキルにならないんだよ。」

 ちなみに、体力と、筋力、魔力は、大人は平均100だそうだ。

 「でも、なんで、水色の水晶みたいに、事細かく書いてないんですか?」

 「ああ、ステータスを見られる水晶は二種類あって、ピンクは、総合的なステータスで、水色は、魔法についてのステータスなんだ。魔法って、意外と細かいところがあるからね。」

 魔法スキルは、小属性が使えるようになったら、小属性が書かれるんだとか。

 「じゃあ、明日は魔法の訓練するんだろう?早く寝るといいよ。」

 と言われて、帰された。


 バンカさんの言う通り、着替えて、顔洗って、虫歯とかないのか気になったのでソフィーに聞いて、無いと言われ、安心して、ベットに入った。

 「ねえ、ソフィー、明日、なにするの?」

 『そうですね、見張りの冒険者を眠らせて、ダンジョンに行くのが一番いいですね。あ、でも基礎はダンジョンの前にやりますよ。』

 なんか物騒な事言ってる。

 「えーっと、安全第一でお願いね。」

 私も、ソフィーが元化しないといけない事を知っているので、冒険者を眠らせるのにはン賛成だし、ソフィーがいいといっているんだから、初めから魔物と戦うのも、バンカさんの言いつけを破る事になるけど、あんまり気にしてない。神様が付いていて、こんな世界に飛ばされて、なんか、些細なことはどうでもよくなってきたのだ。

 「じゃあ、おやすみ。ソフィーも寝るの?」

 『いえ、私は、夜は上界に行きます。』

 「そうなんだ。行ってみたいな。天国とかあるの?」

 『地球は、初めての生命が行く場所。ここも、そうです。でも、転生したいという方には、お望みの世界に転生させてあげることができます。そうですね、天国はありますよ。でも、地獄はないです。悪い人は、最悪の環境に転生させるだけですから。天国には、ご老人がよく行かれますね。もう、転生しなくてもいい、という人は天国に行けるのですよ。』

 「へえ、凄いシステムだね。」

 『眠れなさそうですね。眠らせてあげましょうか?』

 「え?本当?ならお願い。」

 明日が楽しみで眠れなかったんだよね。

 『じゃあ、おやすみなさい』

 スッと、意識がなくなって、いつの間にか、眠ってしまった。

 


 次回は、魔法の特訓です。異世界っぽく書きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ