表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

~渋谷のフミヤ~

しかし、困ったことがおきた。ゲームといえばレベルを上げるのが最重要事項なのだ。


「きゅ?」


いやいやいや、だめだ。昔から動物が好きだった俺がこんな可愛いやつ消滅させられるわけない!


「まずは、ギルドとか言ってみるかー」


なにか知ってるかもしれないといった期待を持ちつつ、ギルドに向かうことにした。


「それにしても人多いなー。」


さすが新作ゲームだ。人の混み具合が物凄かった。ギルドのドアには長い行列ができ、これではまるで渋谷のスイーツ店だ。


「ねぇ、そこのお兄さん!この感じ渋谷っぽくないっすか?」


行列の様子を見ていると前に並んでいた金髪のチャラそうな男に話しかけられた。まるで心を読まれたような発言に健治は心臓が飛び上がりそうになった。いや、体は飛び上がった。


「やだなぁお兄さん。そんなに驚かないでくださいよー。あ、俺フミヤっす!」


フミヤと名乗る男は馴れ馴れしく肩を組んでくる。


「俺、ケンジ」


とっさにフミヤの手を振りほどいてしまうが名前はきちんと答える健治だった。


「ケンジっすね!俺のこともフミヤってよんでね!」


いきなりタメ口を使いだしたフミヤに苦笑しつつも


「考えとくよ」


と、健治も返事を返すのだった。


チャラいフミヤとコミュ障の健治。面白いコンビになりそうですね♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ