プロローグ(仮)─波乱の幕開け─
「私はあんたなんかに惚れるはずないっ!!」
皆さん、突然だがラブコメと言ったら何を想像するだろうか。
ハーレム、イチャイチャ、青春...大体はこのような物を思い浮かべるだろう。
俺も、ハーレム状態で可愛い女の子を膝に乗せてワイワイしたり、可愛い女の子とイチャイチャしたり、たまには甘酸っぱい青春なんかもいいかなぁ...なんて思う。
しかし、俺が今現在置かれている状況は何であろうか。ラブコメ(仮)にも関わらず女の子に罵倒されながら魔物と激しい戦闘を繰り広げている。
「ちょっとアンタ!!これどうにかしなさいよ!バカ!!」
コイツ口悪くなかったら普通に可愛いのにな、勿体無い...
まぁ、そんな事はどうでもいい。一瞬脳内を横切った思考を捨て、俺はじわりと涙を目に浮かべ、空を見上げながらまるで誰かに言ったかのように呟いた。
「こんなの聞いてねぇよ…...」
そんな声も雲一つない、竜が飛び交う綺麗な青空に掻き消されて言ったのだった。
こんにちはこんばんは、或いはおはようございます。
初めまして、シュガー蒼依と申します。
突然ですがこのストーリーを書き始めたきっかけをお話させて頂きます。
この物語は私が中学3年生の頃、ある一友人と話している時にあーだったらいーなーこーだったらいーなーと話をしている中で
「普通に面白い物語になるな」と思い始めたことがきっかけになります。
つまり私(と友人)の欲望がぶっ込まれた小説になっています。(仮)
初めてで至らない部分もありますが、どうか生暖かい目で見守って頂けると幸いです。皆さんに楽しんで頂ける小説に育てていきたいと思います。
それでは、また次の更新でお会いできると嬉しいです。