犯罪者?いいえ、違います。
いま、俺は最初にいた町にいるぜ‼
え?レベル上げはどうしたって?HAHAHA
勝てる勝負をしてもつまらんのにレベル上げなんかしてどうするよ。
ということで予定?なにそれ。
って感じでエリアボスに挑みました。死にました。ちなみに【石ころ】や【疫病鼠の革】がなくなって。。。いやそんなアイテム俺は持ってなかった。つまりいつも通りステータス半減だけだ。ふぅ。よかったよかった。
もっと詳しく聞きたい?
しょうがないなぁー。なら起きたことをちゃんと話すから聞いてね。ちなみに町にいるとNPCの女性からはドブをみるような目で見られて、男性からはなにか生暖かい目で見られるから外に移動してるよ。
あれぇ?犯罪プレイしてるわけでもないのに俺ってなんでこんなにこそこそと逃げるように町からいつも出てんだろうか(。´Д⊂)グスン
とりあえず数多くいる、なにか期待をしているような鼠さんから悪寒がして逃げまくり、
余りにしつこかった兎さんを一匹だけ鼠さんと同じように体当たりを回避しつつ、がら空きになった尻にパチンコを発射して倒したら兎さんもそわそわなにかを期待するように迫ってきたので逃げまくりました。そして
草原エリアの広い場所に来ました。
まぁ、どこでも広いからボスエリアに来たって言おうか。
うん。この時点ではっきり言おうか。余りにも気持ち悪くて逃げ続けたらボスエリアに入り込んでしまいました。っと。ちなみに兎を倒したときにレベルアップもドロップもなかったよ。
【韋駄天】だけはなぜかLv 2もあがったって5になったけど。
『ステータス』
名前 プリン
種族 小人
職業 アーチャー
称号 石ころマニア 開発する者 逃亡者『戦いを100回逃げた者に与えられる称号ねぇねぇ戦わないの?なんのためにゲームしてるの? 周りからの目線が険しいものになります』
レベル 2
技能ポイント 0
生命 1
精神 1
筋力 1
知力 1
器用 1
敏速 16
技能
低身長LvMAX
弓術Lv2
韋駄天Lv 5『追われたときは頼ってくださいっす。逃げきってみせますっす』
風魔法Lv 1
スキル
ウインドボール
【NEW 】逃げ足『逃げるときに補正がかかる。常時発動』
装備
卑猥な棒
逃亡者?君はそんなの見てなかった。いいね?
そして韋駄天くん。君には自我が目覚めたらのかい?俺のことをバカにしてた君が頼もしく思えるよ。君をえらんでよかったよ。
じゃなかったら俺は今ごろもっと死んでたよ。
【逃げ足】をありがとう。
そしてとうとうボスバトルです。
手に汗握る戦いが始まろうとしています‼
ボスはいったいどんなやつなのか‼
蜘蛛です‼巨大な蜘蛛です‼
草原に蜘蛛?ふはははは‼運営め、ばかめ‼蜘蛛は待ち伏せして巣を張り巡らせるから強いんだよ。わざわざボスとしてこちらが入ったときに現れたら巣など作れないじゃないか‼
さすが初心者の町にいるボスだ。楽勝だな。
アーチャーでソロでボスを倒す俺。レベルも低い。
くぅぅぅぅ。かっこいいいいーーーーー
などと思っていたときもありましたね。
「ギチチチ」
「うわ。きも」
ブチュ。
はい。死にました。
プリン君の豆知識。
蜘蛛は種類によっては黒光りするGを待ち伏せして捕まえるタイプもいます。
黒光りするGは人間サイズにすると一歩目で新幹線並のスピードを出します。おっと。いけない。あの人類の敵の話になっていたが
それをとらえる蜘蛛先輩まじぱねぇっす。
つまり。
一瞬で間合いを詰められて食われました。
敏速特化の俺だけど、さすがにレベル2で
相手も敏速特化だと向こうが上なのよ。。。
以上がいま俺が町にいた経緯です。
あ。もう深夜4時か。ステータス半減だったから慎重に石ころとY字の木の棒とゴムをゲットしてました。
【持ち物】
石ころ×99 『俺のこと、そんなに好きなのかい?』
雑草×99 『初期からかわからずにある雑草』
ゴム×50 『びよんびよん』
木の棒×99 『Y字の棒。とても。。。卑猥です。一体なにを想像しているの?』
ゴムは林のマップまでいってガンガン木に石をぶつけてたらとれました。やったね。
VRで長時間ログインによる警告がなってる。
初めてのログアウトをします。
みなさんおやすみなさい。
そういや、主人公コミュ障とかの設定つけたわけじゃないのに会話がないなぁ。