個人戦 3回戦‼ 完 進化
18時か21時までに載せるつもりが遅くなってすみません‼
控え室に帰還しました‼控え室の人もかなり減ってきました。生き残った強敵ばかりがいると言うことですね。今までも全力でしたがこれからは更に全力を出すことになりそうです。
次の対戦まで暇なのでキャルルの試合を動画で観戦します。キャルルの戦闘相手は狼獣人ですね。キャルルは試合が開始されると先程と同じように長い詠唱を始めましたが相手がよくありません。それは悪手です。相手はどう見てもスピードもありパワーもありそうなのに長い詠唱ではいい的です。
案の定キャルルはあっさりと負けてしまいました。
ここはキャルルを慰めなければいけません。
決して初めてのフレンドに初めてのメールを送りたいわけではないのです。「お疲れさま。動画をみてたけど惜しかったね。次は勝てるさ」
ちょっとお兄さん風を装いカッコつけてメールを送ります。
そろそろ試合みたいです。
それでは
「我‼出陣‼」
気合いを入れていきます。
「まさかまさかの2回戦突破‼‼‼過去の対戦相手達は皆、泣き叫び赦しをこうが一切許さず‼‼‼‼時間をかけていたぶる姿はまさに魔王のと言えるでしよう‼‼この魔王を倒せるものはいるのかぁぁぁぁ‼‼‼‼‼」
ちょっ‼?確かに事実だが、泣いたのは相手が勝手に泣いただけだし、時間がかかるのは俺のアタックが低いからじゃないか。。。
魔王って自分がノリノリで言うのはいいけど
こんな風に言われるのは傷つくお。
「対するは進化した職業侍‼‼最前線を突っ走る彼の力は今だに底が見えない‼‼‼‼一撃必殺の首斬りを我々はまた見ることになるのかぁぁぁぁ‼‼‼‼」
進化ですと‼?とうとう強者とバトルかぁ。
ヤれるだけヤりますかねぇ?
「試合開始‼‼‼‼」
先手必勝‼走る~走る~俺オンリー
過去の対戦で見せてない全力で侍の元に迫る。侍はなにやらニヤニヤしていたが俺の敏速に体が反応していない。
「パラライズアロー‼」
これで麻痺ってくれれば。願いを込めつつ兵隊蜂の針を打ち込むが器用に刀で弾かれた。まじかよ。お前さっきまで全く動けてなかったじゃないか。。。
「おっと。よう嘘つきアーチャーさん。まさかここで会えるとはな。」
・・・・・・ッハ?
「てめぇ、なにを」
「掲示板だよ。掲示板。お前だけに見えるネズミはここに来てるのか?俺には見えないが」
こいつは。。。あのときのやつか?そうか。そうかそうか。遊びは無しだ。
「キャラメルは来てねぇよ」
「はは、やっぱり嘘つきじゃねぇか‼」
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
プチン。プッチンプリンが落ちた音が俺のなかに聞こえた。そして感情のまま吼えた。
「ウインド「アローレイン」ボール」
俺はアローレインを放ちつつ同時にウインドボールを展開。追い風となったアローレインは侍のもとへ今までにない速さで迫る。
「おせぇな。欠伸がでるぜ?」
全て。。。。。。避けられ弾かれ回避されてしまう。ちくしょうが‼‼
「弱いなお前。死ねよ雑魚が‼」
振り抜かれた一閃。今までの敵を一撃で殺したというパワー、スピード、技術を備えた刀。避けれねぇ‼
「くそがぁぁぁぁぁ‼‼」
「ほう。やるじゃねぇか」
無様にも倒れこむように危機一髪のところを回避した。レベルの差が圧倒的に違い、避けようのない一撃。だがこいつは今までのバトルで敵の首を一撃で斬っていた。
だから一か八か、首に来るであろう一撃を回避するため倒れるように体勢を崩す。それによりなんとか回避に成功した俺だった。
だが侍は一撃で仕留められなかったことにショックは受けず更なる凶刃が俺の体に襲いかかる。
なんだこいつは‼厄介すぎる。自信溢れるやつは格下にみた相手に予想外の行動を取られるとバカな‼とか言って時間をくれるんじゃないのかよ‼‼
体勢を崩した状態でその攻撃を避けることはできない。隠し針を食いちぎり侍の目に向けて発射する。ざまぁみろ。最後の反撃だぜ?
「おっと。嘘つきアーチャーのくせになかなかやるなぁー。」
「くそ侍が‼‼」
その刀を降り下ろしたら勝てたはずが、侍はわざわざ俺の最後の反撃を避ける。お陰で刀が俺の体に刺さることにはならず仕切り直した状態となった。
「てめぇ、なにを考えてやがる?さっさと降り下ろしたら勝てただろうが‼‼」
「そう怒るなよ。妄想少年なんかに攻撃をくらったら俺の顔に泥が塗られ、笑い者になるからな。僅かにでもダメージが入る可能性があったから避けただけさ。それに今のが切り札なんだろ?ならあとはじっくりと殺させてもらうさ」
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼‼‼」
ちくしょうが‼ぜってぇ一撃当ててやる‼そしてその面を糞まみれの笑い者にしてやんよ‼
「アローレイン‼」
石ころを大量に発射する。
「おいおい、そんな攻撃当たると思ってんのか?」
もちろん思ってないさ。だが数が多い攻撃は貴様がノーダメージで勝つには厄介なんだろ?侍が避けている間にマナポーションを飲みつつリングを侍とは別の方向に走る。
「逃げるぐらいなら大人しくやられな‼」
「ウインドボール‼」
追いかけてくる侍に片手をかざしながら【風魔法】を使い牽制する。
「せめてあとLv 20はあげないとそよ風だぜ?」
まじかよ。当たらないとは思っていたが刀で切り裂いただと‼?どんだけチートなんだよ‼
リングを走り、魔法を使い、パチンコを使いなんとか一撃を当てようとするが回避され、弾かれ、徐々に侍は俺の行動を読んでいたようだ。
短いのか長いのかわからない時間がかかったがとうとう俺は壁際に追い詰められていた。キャラメルを信じないやつにやられたい放題なのか。。。。
俺は。。。俺は‼‼‼
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
「獣かよ。それとも負け犬の遠吠えかな?」
侍は焦らずゆっくりと冷静に距離を詰めてくる。ここですら一気にこないのか。。つえぇな。おい。
「おめでとう。お前は一番長く俺と戦えたやつだったぜ。まさか嘘つきアーチャーがここまで楽しめるとは思わなかったな。」
「そうかよ。俺は今でもお前のプライドをズタボロにしたく仕方がないがな。アローレイン‼」
「へっ。諦めろよ‼悪あがきばかりしやがって‼」
何度目のアローレインだ?もう弾かれることもなく避けられる。。。く。。。くく。。。くくく。。。
「ふはははは‼」
「おいおい、おかしくなったのか?」
そう。避けられたアローレインは俺が散々走り回った闘技場に降り注ぐ。
「がっ‼‼」
「あれあれ~?『妄想少年なんかに攻撃をくらったら俺の顔に泥が塗られ、笑い者になるからな。』だったんじゃなかったんですか~?ダメージ食らってますよー。うひゃひゃひゃ‼」
「いったい何が」
「え~?そんなことも気づかないんですか??あれだけ自信満々に追い詰めて起きながらまんまと俺からダメージ食らってることに気がつかないんですかー?教えるかよ。ヴァーカ‼ッハハハハハ」
「死ね」
こうして俺の個人戦は終わった。




