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チャプター19 爆破テロ

翌朝。トビアスの携帯電話にメールが。

「ハッキング完了。ついでに情報も匿名で流しといたわ。」

安心したトビアスがテレビをつけると、ニュースが。

テロップには、雇い主ゲイリー・チャップマン保護と出ていた。

しかし、画面は切り替わり、「BREAKING NEWS」

「先ほど、当放送局にビデオが送られました。「ピノキオからの挑戦状」と書かれています・・・またもやピノキオの悪魔のような犯罪が繰り返されるのでしょうか?こちらが映像です。」

どこかの汚い部屋にピノキオが映っている。

「やあ、凡人ども。そしてファルコンマン。どうもファルコンマンが投降しねぇみたいだから、あるプランを考えてみた。よく聞けよ、サツども。今日の12時50分までに、ゲイリー・チャップマンを殺せ。さもなければ、子供たちでいっぱいのスクールバスを爆破する。どのスクールバスかはお楽しみだ。さあ、始めよう。」

ビデオはここで終わっていた。

トビアスはテレビの電源を切ると、サムへ連絡。

「サム、聞こえるか!?」

「何だ、トビアスか。どうしたんだ?会議中だぞ?」

「ごめん・・・ポルシェを貸して欲しいんだ。」

「構わんが・・・なぜ?お出かけか?」

「まあ、危険なお出かけってとこかな・・・」

「なら、ジェットサイクルで行けばいいんじゃないのか?」

「いや、今回はファルコンマンの出る幕じゃない。」

「なるほど。市長と同じように素顔で戦うのか。護武運を!」

「ありがとう。」

トビアスは携帯電話を切り、ガレージに向かった。

ポルシェに乗り、出発。



トビアスは車内で、ロドリゲス警部に連絡した。

「もしもし、警部!ゲイリーは無事か!?」

「おお、キートン。彼は我々が避難させている。奴は本気でスクールバスを爆破するつもりだ!」

「学校は休校にしたか?」

「ああ、だがスクールバスのチェックがまだ終わってない。爆弾バスを見つけたらどこか無害な場所へ移動させねば・・・待てよ・・・今、部下から連絡が・・・爆弾バスが見つかったらしい!」

「場所は?」

「南方のスラム街にある学校だ。何とか市民を巻き込まずに済んだが・・・ピノキオはまた犯罪予告を宣伝するに違いない・・・」

「そうだな・・・」

トビアスは携帯電話を切り、ノーラン邸へと戻っていった。


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