9話 お屋敷にて報告等々
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『アビリティ』持ちの悪魔を倒してから考えていたことがあった。その内容は簡単で、
"このエネルギーの復活方法ってなんだろう?"
というものだった。なぜあの娘に聞かなかったのだろうか。不思議に思いつつお屋敷に向かっていた。
(ちなみにツタンカーさんは置いていった。たぶん今も
(-_-)゜zzz… だろう)
しかしみつおは失敗をしていた。いや、自分自身は失敗と思っていなかったのかもしれない。しかし、傍から見ると明らかに失敗だと感じるような事だが、あの『アビリティ』持ちを担いで大通りを突っ走ていたのだった。みつおにとってはどうでもいい事だった。なぜなら今は「エネルギーの復活方法」を探っている最中なのだから、いくら話しかけても返事もない自分の世界の中に入っているのだから。しかし、考えても所詮「子ども(小学生)」だ。なので、
"んーー、なんでだろ?"
なぜあの時回復したのかすら忘れてしまっているようだ。たった数分前の話なのに。記憶障害を疑うレベルだ。
"んーー、、そういえば俺小学生なんだよな。なのにこんな危険なことをサクサクしてるのか...。怖..."
と、考えていたこととはまた別の方に飛んで言ってしまった。そんな簡単に飛んで欲しくないものだが、たしかに怖い話だ。実際みつおはこの事実に身震いしてしまっている。ある意味児童虐待みたいなものだが、、、死んでしまっているから児童も大人も高齢者も関係ないな。死んだら同じ霊体なんだから。ただ幽霊に足が生えて二足歩行で人間みたいに生活しているだけだ。そう考えるとあまり怖くないものだ。そんなこともありつつ先に進んで行った。
数分後
お屋敷に着いた。すぐさま門から入ろうとしたが閉まっていた。なのでそこで立ち止まると、警備のお兄さんに声をかけられた。
「王に何の用だ?」
と聞かれた。なので、
「今背負っている悪魔を王さんに見せに来たんだ。だから開けてくれ。」
となかなかのタメ語で事情を話した。そうすると、
「ふむ、よしわかった。通って良いぞ!」
と言うと門が開いていた。すごい技術だ。
にしても大きな御屋敷だ。
"王さんがいるところまで行くのに一苦労やな〜"
と考えつつ歩んでいくみつおだった。
一方、こちらのことを見ている者がひとりいた。身長や体型などは小学3年生の平均的な見た目だ。見る人が見たらあの『悪魔』(以前出会ったあの娘)に見えるだろう。そんな人がこちらを窺い、
"あれが『聖職者』の屋敷か。『前の閻魔が死んでから屋敷の所在が分からなくなっていた』のだよな〜。しかもその側近も『死んでた』からより一層の分からんかったよな。でもやっと見つけた!これで中に入れるぞー!"
と考えた上で姿を消した。そんなことも露知らず閻魔さんの部屋へと行くみつおだった。
「おー、みつおか。待っていちゃぞ。」
"これはこれは閻魔さん呂律紙ってるねーーー。それじゃこれを渡すか。"
「これが必要だったんでしょ?持ってきたぜ。」
と言いながら肩に担いでいたものを渡した。すると閻魔さんは
「うん、よろしい!これよりお前を『Bad Killer』の称号を与えよう!」
と言われた。すると左下から枠が出てきた。その枠には、
『You get "Bad Killer" title!』
と出ていた。
"毎度(2回目)思うけど英語わかんねー。流しておこ...."‘
とみつお君はそう思っていたのだった。すると閻魔さんが、
「よじ、お前は今がら『隊士の訓練』をしてもらう。あとは、『原』!お前に任す。」
と言われると見るからに執事みたいな人が出てきた。
「こいつは『原隆』だ。ちょっと変わったヤツだけどしばらくよろしくな。ではあとは頼んだぞ『原』。」
「承知しました。こちらが五十嵐魁人様ですね。よろしくお願い致します。」
と閻魔さんから言われたあとすごくご丁寧な言葉で挨拶をした。みつおと真逆のようだった。
「いや、俺『雷...」
といい切る前に、
「よし!これから『原』に『初級道場』に連れて行っててもらう!」
ということを言われた。しかも声を大、しかも超特大にして言った。かき消すように。
"大人の事情と言うやつかな.....?"
という感じに認識して『初級道場』へと連れて行かれて言ったのだった。
Bad Killer 9話 お屋敷にてご報告等々 fin.
次回
(5km/min で秒速に直して約84m/sで『安定以上』で走らないといけない。鬼畜の極みだ。)ムカついたので10分で帰ってきたそう。(10km/min で秒速に直して約167m/sで『安定以上』だ。あくまでも平均的な概算なので一概に言えないが地球を1周するのに約4000時間で回れるのとおなじ計算だ。桁が外れているというのはこういう時に使うのだろう。)
10話 道場稽古〜初級道場編〜
3月9日投稿予定
お楽しみに!
※次回は3話同時に投稿されます。しかし一つ一つは短い(12話は長めです)ので一気に読むのをおすすめします。また今後少しややこしい投稿の仕方がありましたらご報告させていただきますm(*_ _)m