33話 服部くんvs織田くん 前編
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⑦『』+間2行は過去の誰かが話した内容を示します
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さて今回は第4回戦目について見ていこう。
第4回戦目は
「てか次俺か」
と服部くんの戦いだ。
服部くんといえば前回の悪魔狩りの時に活躍を見せた一人だ。
大剣を用いた大きな動きの戦いは確かに火力は抜群だ。
それは結果にも伴っており、瞬間的な火力では100回生の中でもトップに君臨するほどだ。
そんな服部くんの対戦相手だが、
「次か」
とぽつりと呟いたのは織田信秀だ。
「お前の相手珍しく武器使いみたいだぞ」
と教えてくれたのは豊臣秀和だ。
「え、まじやん。珍し」
と軽く驚く織田くん。
ここで織田くんの簡単な概要を説明する。
さっき豊臣くんが言っていたように織田くんも武器使いだ。
具体的にはほぼ無限に打てる火縄銃を使う。
火縄銃、みなさんが予測するような火縄銃と大差なく、違うところといえば自動で弾が装填されて火も自分の意思でつけれるくらいの違いだ。
なので本来の火縄銃のように打つには縄に火をつけて特定時間後に中の弾が発射される。
少々の猶予があるものの一撃の火力は抜群だ。
その上、火縄銃の弱点でもある火マッチ等でつけないといけない所や、銃本来の弱点としてリロードをしないといけないというのもあるがそれは解消されているのでそこそこ強そうではある。
まあ、服部くんの大剣なら弾き返しそうだが...
それはさておき、
「ていうかあいつ服部じゃね?」
と織田くんは服部くんに指を指してそう言った。
「服部ってあれか?前の悪魔狩りで三浦と一緒に倒したとか言うやつか?」
実の所服部くんの実績は100回生の中てもすごいとされている。
なぜなら全員前の仕事以外で倒したことはないのだから。
そのおかげか服部くんの名前はかなり広く知れ渡られている。
ちなみに三浦さんの方は全員、あいつはやばい、という認識のようだ。
まあ確かにメンバーの中では唯一原先生を唸らせていたからな。
そういう認識になっても違和感はないのだろう。
「そうそれ。運悪いな〜」
と嘆く織田くん。
まあ確かに最初から強いやつとは戦いたくはないかもしれない。
「頑張れ。今回正直三浦がいないからここを超えたら強敵は少ない」
と応援になっているか怪しい応援をされる織田くん。
「そう捉えるしかねーか..」
と辛そうだった。
一方服部くんの方は、
「織田信秀...」
と対戦相手表をみてなにか考えているようだ。
「なにか変なことでもあった?」
と質問をするのは江戸川くんだ。
「ああ、確かこいつ結構珍しい奴なはずって思ってただけだ」
「珍しいやつ?」
「そうだ、確かこいつ俺と同じ武器使いなはずだ」
「確か武器使いってあまりいないのだったけ?」
「そうだな」
こっちから見るとよかったか。
先に話したことをこいつらが説明してくれたな。
まあそれは良いとして、武器使いというのはかなり珍しい。
それは、
「確か武器には能力は乗りずらいだったのだったか?」
今度は俺のセリフが取られた。
もうこいつらに任した方がいいな。
「そうだ。だから武器使いは基本的に能力は使わない。なんなら能力は弱いことほうが多いらしいな」
「その話は何となくで聞いたことはあるな」
「まあだからそれが珍しいなって思っただけだ」
「そうか」
ほらこいつら勝手に進めてくれたし、
「服部くん、織田くんは次の試合の準備をしてくださ〜い」
ついでにもう呼ばれるところまでやってくれた。
ありがたい、のか不明だが、今回はそういうことにしよう。
「お、呼ばれたみてだな」
「頑張れ!」
「おう!任しとき!」
とと服部くんは江戸川にエールを送られて戦いの場へと行った。
また、
「呼ばれたみたいだぞ」
「よし、気合入れてくるわ」
「その意気だ」
と織田くんはやる気を出して戦いの舞台へと行った。
そうして2人は見合った。
「ん?火縄銃か。珍しいな」
と服部くん。
ちなみにの話しだが武器使いの人で遠距離武器はかなり珍しい。
「そうだけどそのデカさの大剣は相性最悪やん..」
とこちらは圧倒的な大きさを誇る大剣を前に憂鬱のようだ。
まあ確かにさっき言った通り多分弾が弾かれるだろうからな...
「では第4回戦目始めます、three,,,two,,,one,,,,,,go!」
と第4回戦目が始まった。
先制を決めたのは遠距離攻撃のできる織田くんだった。
織田くんは愚直にもそのまま真っ直ぐ火縄銃を撃った。
しかし、
カーン
と甲高い金属音が響いた。
どうやら織田くんの銃弾が服部くんの大剣によって弾かれたようだ。
予想通りすぎる結末だった。
「最速でいったけど無理かー」
と嘆く織田くん。
「さすがに弾けるようでよかったぜ」
とさっきの銃弾を弾き返した服部くんはそのまま大剣を持って詰めつつそう言い返した。
「よっこいしょ!」
と今度は服部くんが織田くん目掛けて大剣を振り下ろした。
あの悪魔の結界ですら防ぐことの出来なかった一撃だ。
当然喰らえば余裕で負けになる。
なので
「あっぶねぇー」
とサイドステップを踏んで避けた。
「まあだよな」
と服部くん。
この攻撃かなりの出力があるものの今回のように振り下ろしたあと地面に突き刺さって復帰までに時間がかかる。
それが唯一の弱点とも言えるが今回もそれが起きてしまっていた。
その隙を逃さなかった織田くんはまた縄に火をつけて服部くん目掛けて発砲した。
「あぶねえな!」
と服部くんはそれを予測していたのか引き抜く前に大剣の上を超えて刺さった大剣を盾に自分を守った。
生身の相手を倒すことだけを考えると織田くんの攻撃はかなり有能なのかもしれないと思えてきたな。
「これもダメかよ」
と辛そうな織田くん。
確かに2回しか攻撃をしていないがどちらも相手の隙をよくついた素晴らしい攻撃と言える。
だが戦闘経験が高いのかその隙を埋めるような動きがよくできている服部くん。
これで持続的に大剣を振り回せたら最強もいい所だったのだが..
「よし」
とどうやら剣が抜けたようだ。
そしてその抜いた勢いのまままた攻撃をしかけに行った。
「とらあ!」
まずは横に薙ぎ払いをしたようだ。
「あっぶな」
と今回の攻撃は縄跳びの縄を避ける要領でジャンプして避けた。
「まあさすがに当たらんよな」
かなりでかい剣なので急速に止まれないのか一回転した後に止まりそう言った。
「って、あれ?」
と止まったのはいいものの正面には織田くんがいなかった。
「これでどうだ!」
と今度は瞬足で背後に周り発砲した。
「ウッ」
と思ったがなんと呻き声をあげたのは織田くんだった。
なぜそんなことになったのか。
それは服部くんのあまりにもすごい予測能力で、
「いやー危ない危ない、背後予測して蹴りを入れていて正解だったな」
と後ろ蹴りをひとついれていた。
よく予想が着いたな。
というか遠距離武器なら距離を取れと思うがまあ黙っておこうか。
「なんで今のも当たらないんだよ..」
嘆く織田くん。
こればかりは経験値の違いかもしれないな。
1回程度の経験値だけど..
「って、あれ?」
と今度は織田くんの目の前から服部くんが消えた。
と思った矢先上から
「おりゃあああああああ!!!」
と服部くんが大剣を振り下ろしてきていた。
相手の隙をついており非常に良い攻撃と思うが、声が聞こえたのが先だったので織田くんは前転をして何とか避けた。
声がなければ優秀だったからか悲しく思えても来る。
「あぶねえな!」
とさっきから危ないか嘆きしかしない織田くんがまた危ないといった。
でも今はチャンスとも捉えれる。
なぜなら、
「くっそ、また抜けねーな..」
と剣を抜くのに苦労しているからだ。
"いまなら行ける!"
と思った織田くんは即座に銃を構えた。
そして発砲をしたが、なんとしゃがみつつ避けられた。
「は?」
と半ギレの織田くん。
もはや遊ばれているように見えるが服部くんは至って真剣だ。
なぜなら今度の服部くんは大剣を持たずに拳で攻めている。
服部くんはさっきのしゃがみからの避けで距離を詰めつつ織田くんの懐に入りアッパーをひとつおみまいしたのだから。
「グッ」
と唸り声をあげつつ織田くんは天井に打ち上げられた。
そして服部くんはジャンプをして織田くんの正面に行き、
「とりゃあ!!!!」
と大きな声を上げつつストレートパンチを食らわせた。
「ウッ」
と今度は壁に打ち付けられた織田くん。
そのまま地面へと倒れ込んだ。
ちなみに銃の方だが、
「へーこれが火縄銃か」
とアッパーをお見舞いした時に地面に落としてしまっていた。
「やっぱ銃ってかっけーな...」
と興味津々に織田くんの火縄銃を見回す服部くん。
「クッ...( ≖ᴗ≖)」
と悔しそうな声を出した後ニヤリ顔になる織田くん。
すると服部くんの持っていた銃が勝手に動き始めた。
「うわっ!」
といつかの時に見たあの情けない声をあげた服部くん。
それに構うことなく勝手に動く銃。
"ん?まさか.."
と思ったがもう遅かった。
銃口がすでに服部くんに照準を合わせており、
「ここだ!!」
と叫ぶと銃は発砲された。
Bad Killer 33話 服部くんvs織田くん 前編 fin.
次回
「( ・´ー・`)」
なぜ一般解のような回答でそんなドヤ顔ができるのか。
1月24日投稿予定
お楽しみに!




