20話 オレンジに浮かぶ少女と優雅に注がれるカクテル
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⑤3回改行は小さな場面切り替えを示します。
⑥〖〗は魔法の詠唱文を表します。
その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。
悪魔ことステンノーは三浦との戦いにより重症を負っていた。
"いやはや、、久しぶりに危なかったですね"
『大臣』と呼ばれる悪魔の中でも最強と名高い悪魔たちは20体存在する。
その大臣の中でもステンノーは最強を自負している。
最強たる所以はやはり狂気的な手数、攻撃力そして防御力だ。
手数は大臣の中でもトップを誇る手数をもつ。
攻撃力は言わずとも先程の戦いでわかっただろう。
しかし悲しいことにこれだけでは『大臣』の中で最強を名乗るには少ない。
なんなら攻撃力はみんな等しく強い。
むしろあれでも弱いくらいだ。
そんな中でも最強と言われる所以は防御力にある。
まず初めにやつは不死身だ。
故にいかなる攻撃も無効化が可能だ。
ただ不死身にも上限がある。
具体的には説明が難しいが例にあげるなら三浦が撃った【電轟雷轟】では致命傷にはなりにくい。
n%カット系の不死身なので説明は可能だが今はこれで置いておこう。
ただこれだげではまだまだ最強とは名乗り難い。
ではこれをさらに強くするものは何か。
それはバリアの存在だ。
『空間系統魔術【障壁】』、『概念干渉系魔術』とよばれるいわゆるぶっ壊れチートだ。
詳しくはまた別の機会で嫌という程味わうと思うので今回は説明を省かせてもらう。
では能力を紹介する。
この能力は簡単に言うと完全無敵のバリアだ。
完全無敵、すなわちあらゆる攻撃を無効化することが出来る。
キックボクサーの逞しいキックも横綱の激しい張り手も無効化される。
故に三浦の【電轟雷轟】も無効化されて仕留めて逃げる予定だった。
ただ制限のせいでその計画は破綻した。
制限とは具体的になにか。
制限というのはあらゆる攻撃を無効化する代わりに強かれ弱かれ攻撃を受けると壊れてしまうということだ。
つまり、このバリアの前にはキックボクサーのキックだろうと核爆発だろうと攻撃の意志をもてば赤ちゃんの甘噛みと等しくなる。
ただステンノーはこれを分かって壊れたらすぐに発動するように自らシステム化した。
そのバリアの復活速度は時間にして刹那、すなわち破壊されていないに等しいのだ。
ここであの時の状況を思い起こして欲しい。
彼女は【電轟雷轟】を放つ前、あまりにも膨大な電気量により放電が行われていた。
それを三浦自身は把握しておりそれを用いて【電気付与】を使って足止めに使った。
確かに感電により移動は制限された。
だかそれよりも秀逸な仕事を彼女はしていた。
それがバリアの破壊だ。
バリアはほぼ壊れない、だがそれは理論上ではない。
電気というのは回路が形成されると永遠に電気を受けることになる。
それは電池と豆電球の回路のように永遠に。
故に刹那だろうとなんだろうと永続には勝てない。
結果バリアが破壊された状態に置かれた。
加えて電気により行動が制限、というより不可能にさせたので【電轟雷轟】ももろに受けた。
帯電による微細ながらも蓄積ダメージと相まって現状押し負けたというのが事実だ。
だから忘れないで欲しい。
これは初見相手に奇跡を起こしたと同義なのだ。
だから決してステンノーを見くびらないで欲しい。
そんな声明文はさておき、ステンノーは強烈な攻撃の中己の耐久力のみで耐え抜き砂埃の中逃げ出すことに成功した。
そんな逃げ出した彼は今板チョコのような見た目をした荘厳で大きな扉を目の前にしている。
その扉のドアノブを回し開け中へと入った。
中は薄暗くなっており僅かな光がダークオークをきらびやかに光らせていた。
そのまま中へと進むとリビングらしき部屋に到着し中には多くの仲間、すなわち悪魔、『大臣』たちがいた。
そう今彼は悪魔たちの本拠地に到着していた。
本拠地、と言っても『大臣』のみぞが知る場所だが。
大臣達は三体を省いてカジノを嗜んでいた。
あるやつはポーカーを、あるやつはブラックジャックを、あるやつはルーレットを。
カジノ以外にも省いた三体がバーテンダーとしてカクテルを装い他の悪魔たちがそれを嗜む姿も目撃された。
その中にステンノーは入り込みバーを行っているカウター席へと席に着いた。
「ステンノーよ、大丈夫か?」
と聞くのはコカビエルだ。
「まあ、一応」
と濁しつつも返答をした。
「実力者のお前がこうなるとは珍しいものだな。何を飲む?」
と心配の声を寄せつつ飲み物を聞いた。
「いつものカクテルで頼む」
「了解」
とコカビエルは後ろに下がりカクテルの準備を施しにかかった。
一方ステンノーは他方から聞こえる声を耳にしていた。
「ステンノーが重体を負っているぞ」
「ああ、あいつは防御力だけは随一だがそうなるほどの相手だったということか?」
とカジノを嗜むものたちからのヒソヒソ声がよく耳に入った。
「お待たせ」
と後ろでカクテルを作っていたコカビエルがカクテルを提供した。
「ありがとう」
と一杯飲んだ時後ろの扉から音がした。
「あらステンノーその怪我はどうしたの!?」
と心配をかけるのは一人の少女だ。
薄手の白いワンピースを着た髪や肌の真っ白な少女は薄緑がかった瞳を光らせながら心配の声をかけた。
「ご心配ご無用でございます」
と敬語で返されのは悪魔の頂点にして最強の名を誇る、「サタン」である。
サタンは心配な顔を浮かべたもののステンノーの大丈夫そうな声に安堵を見せつつ、
「それは良かったわ。ところで誰にやられたのかしら?」
と冷静に敵のことを聞いた。
ステンノー曰く、
「雷使いの少女です」
これに対しサタンは
「あー彼女ね」
嫌そうな顔を見せるサタン。
「彼女を知っているのですか?」
と驚きを見せつつそう聞くと
「ええ、彼女もあの界隈なら有名人みたいなものよ」
「そうなのですか」
「ただ今回対峙するのようになったのは何故かしら?」
と真剣な目つきで聞くサタン。
それに対し
「彼女から一方的に攻められました」
「そう、でもおかしいわね」
と疑問をうかべるサタン。
それに対してステンノーは冷静に
「何がおかしいとおっしゃるのですか?」
と返した。
一方疑問符の浮かぶサタンは
「この時期上級道場で合格したものの模擬戦的に戦線に駆り出されるはず。なのに彼女がそこにいた?」
と自問に近い問いを投げかけた。
「彼女そんなにおかしい奴なのですか?」
とまだ疑問が残っていたステンノーは問いかけた。
「んー、、、まあいずれわかるでしょうし今回は放置としましょうかね」
と自己完結をした。
一方の疑問は残っていたものの諦めることにした。
話を完結させた後サタンは皆の前に出た。
全員サタンが前にでてきた瞬間立ち上がりお辞儀をしながら
「「「「「「「「「「「「「お疲れ様です!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」
と某事務所のような挨拶を見せた。
「ありがとうみんな、顔を上げて」
とサタンが言うとお時期の姿勢は直り気おつけの姿勢を維持した。
「みんな知っての通りステンノーが襲撃に会い多大なダメージを負って帰ってきたわ。でもこれを理由に報復はやめて欲しいの。報復をするならまだ後でいいわ。だからなか仲間にダメージを負わされつつも呑気にしていて欲しいの。それじゃあよろしくね」
と締めくくった。
それと同時に全員元のやっていたことをまたやり始めた。
一方のサタンはカウター横にある全体を見渡せる椅子に座った。
「マスター、本日はお帰りになられないのですか?」
と聞くのはアバドンだ。
「ええ、たまにはみなの動きを見てみようかと思ってね」
「なるほど」
と納得の声を上げて、
「ではお飲み物はいつものでよろしいでしょうか?」
「ええ」
と「いつもの」飲み物を用意しに戻った。
アバドンはカウンターに戻って冷蔵庫から紙パックを手に取り口を開けてガラス製のコップに注いだ。
オレンジ色の液体はコップに7割ほど注がれた。
その後その紙パックは冷蔵庫へとまた戻った。
そして棚から赤と白のストライプ柄の細長り筒を1本取りだしコップにさして配膳しに向かった。
「お待たせしました」
と手渡したのはストローの刺さったオレンジジュースだつた。
「ありがとう!」
と健気な笑顔を見せて1口口の中に吸い込んだ。
これだけ見るとただのロリっ子がジュースを飲んでいるようにしか見えないが一応悪魔のボス的存在だ。
...やはり疑問しか残らないな。
Bad Killer 20話 オレンジに浮かぶ少女と優雅に注がれるカクテル fin.
次回
いや、何故あれで伝わる( ゜д゜)
「ん、いやなんであれで伝わるの( ゜д゜)」
みつおくんも驚いているようだった。
まああれで伝わるのは非常に謎だもんな。
「え、感覚?」
怖。
「こっわ」
今ならみつおくんとシンクロできる自信すら湧いてくるくらいみつおくんと反応がとてつもなく被る。
なんか、少し同情するような、しないような...
10月4日投稿予定
お楽しみに!




