13話 道場稽古〜上級道場編〜(for 雷電みつお)
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④----で敷き詰められている場合大きな場面(場所と視点)切り替えとなっています。例えば自陣視点と敵陣地視点の切り替えなど。ただし「数分後」などの時間に関わるのには適応外です。
⑤3回改行は小さな場面切り替えを示します。
その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。
前回ありえない事実みたいに言われているが実を言うとそうでも無い。
実際負けたのは珍しいとしても珍しいだけだそう。
自身の勝率に障るだけなので有り得なくもないということだ。
しかし、
"やはりあいつはおかしい。このような完敗を喫したのは初めてだ..."
と回復を受けた原さんが言った。
確かにこんな圧倒的なまでに負けたのはだいぶ珍しいらしい。
というか初めてレベルだろう。
"監視の必要がありそうか.."
「彼女相当強いみたいですね」
と話すのは助手(?)さんだ。
「そうですね、あいつは異質な力を持っているみたいです。」
「ふふ」
「なんですかその嘲笑いは」
と原さんに聞かれて助手(?)さんは半笑い状態で、
「いいえ、珍しく圧勝されてものですから」
「それもそうだがな...」
と少しイライラ気味に言う原さん。
「そういえば負けず嫌いですもんね」
と綺麗な笑顔でいう助手(?)さん。
「....」
と言葉も出ない様子だ。
「そういえばこのような負けをしたのは『あの時』以来ですか?」
「...そうですね、『あの時』以来でしょう。」
少し煽られた気がしてイライラが若干ました状態で返した。
「『彼』もあなたと同じ『理』使いでしたっけ。」
「でもあの後あいつ消えたんじゃなかったですかね。」
「確か殉職したと。その時もちょうどこの後のやつでやられたのではなかったですかね。」
「確かそうですね。分かりやすく彼と同じアビリティ、ましてや同じ系統が殺されていますからね。」
「今年は大丈夫だろうか」
「それより前にあいつをやりましょう。彼こそわることしましたから。」
「私たちは悪くないんですけどね」
とかなり綺麗な笑顔を見せる助手(?)さん。
「まあ、続きを始めましょうか」
「そうだな」
ちなみにの話だが回復は自然治癒と回復薬を使ったらしい。
自然治癒と言っても内部のみだそうだ。
なんでも俺もそうだが地獄にいるみんな現世では1度死んでいる人が大多数でみんなが霊体なのである。
なので、傷を負うことはあるパターンを省いて相当なこと以外まあ滅多にない。
ではどうやって攻撃をしているかって言ったら、実は霊体同士なら打撃が通る。
簡単に言ったらみつおくんと野口さん(中級道場の主)となら殴りあっても攻撃は通るが、みつおくんと現世にいる誰かと殴りあっても互いに攻撃は通らない。
まあ考えたら簡単な話で霊体に殴っても当たらないよねっていう話だ。
もちろん逆も同じなのでそういうことが言えるわけだ。
おっと、また少し話がズレたな。
話を戻そう。
「いや、まじで按ちゃん強すぎだよ!僕前戦った時瞬殺されたもん」
と笑いながら言うのはみつおくんだ。
「勝てたのはたまたまだよ」
こちらも笑顔でいう三浦さんだ。
「では58番、五十嵐海人さん、準備してください」
「よし、次は僕の番だな!」
「頑張って!」
「うん!」
と準備を促されたので準備をしに行った。
「2回目か」
と少しイラッとしている原さん。
"え、なんかキレてるんだけど..."
「何かキレるようなことありました?」
珍しく敬語を使えたみつおくん。
しかしこの場において敬語は煽りとも捉えることが出来るので、
「さっさと始めるぞ!」
とかなりキレ気味で言った。
"え、なんかよりキレ始めたんだけど..."
煽ったみつおくんのせいだって、と言いたいところだけど無理なので諦めるとして、
「では始めます、three,two,one,,,go!」
という合図とともに戦闘が始まった。
「‘○△▼‘」
"ん?『テル』なんて?"
と疑問に思っている間に大人気なく何かアビリティを使ったようですごい速度で攻撃を仕掛けてきた。
しかも、前回よりも早い速度で。
「グバッ」
すごい速度で殴られたみつおくんは嗚咽に近い音ともに押し飛ばされた。
そして受け身もまともに出来ないみつおくんはそのまま壁に直撃して殴られ続けた。
あまりにも速い速度だったようで、
"な、、なんてスピードなの...私でも追いつけない..."
前回の勝負で勝利を収めた三浦さんですら反応ができないようだった。
そんな打撃をみつおくんは見抜けるはずもなく、
"な、ん、え、そんな、、、...."
と当然ボッコボコにやられていた。
「おいおいこんなもんで終わりか?ああ?」
もうやめても大丈夫そうなのに攻撃をやめない原さん。
てかなんか少し本性出ている気がするが...
まあこれくらい意気揚々じゃないと狩りなんか出来ないか...
そんな冗談はさておき、
「まだまだ!!!!!」
とより速度を上げたようだ。
"え、ちょ、、、..."
と精神的にもそろそろ限界にたどり着きそうなみつおくん。
助手(?)さんもとめてあげれば良いものを...
"くそ、、これにかけるしか..."
と大きく息をすいあげて最後の切り札的に使ったのは、
「‘【電轟雷轟】!‘」
と小さくだが左手を後ろに下げ右手をパーにした。
実に久しぶりの【電轟雷轟】で、あれ以来十分に電気量は増えた。
なので、今回は生きていける最低限のギリギリの電気量を使ったのでそれなりの火力にはなるはずだったが、
「ああ?こんなもんで俺を倒せると思ったか?!」
と見事に無傷だった模様。
"あ、終わった..."
絶望の中あることを思ったみつおくん、
"これもう、『虐待』だよね..."
とその言葉を思うともに意識が遠のくを感じたようだ。
そしてそのまま寝るかのように倒れた。
そして最初期以来になるあの昔のフィルム映画のような映像が流れ始めた。
『それは夏休み前の7月20日。
学校が終わりを告げようとした時だ。
その時はかなりの雷雨だった。
『『予報通り』』ということばがよく当てはまるほどだった。(ここまでが前回なはず)
そんな中蒸し暑い教室で僕はもがいていた。
そして先生が、
「えー、警報が発令されたのでみんな帰る準備をしてください」
と言った。
全員から湧き上がる歓声。
そんな中で1人『怯えている』人がいた。
それはまるでなにかに『威圧』されるような、そんな雰囲気を漂っていた。
しかし先生はそんな人を関係なく無視をし、
「帰る準備をできた人から廊下で並んでください。」
と言った。
恐らくだが集団下校の促進だろう。
そして帰り始めた....』
「おい、大丈夫か?」
「みつおくん...!」
「んん、、、」
「あ、起きた!」
「おおよかった、良かった」
残念ながら今回はここでおしまいのようだ。
"『怯え』..."
となにか心当たりがありそうな雰囲気だがなんのことかは全く検討がつかない。
こういう時は体が覚えている、というのがお決まりだそうだが、残念ながらみつおくんは霊体である。
肉体を持たないのでそんなこともなかった。
"まあいっか。また見よ"
と今は楽観視することにした。
「みつおくんどうかしたの?」
「ん?ああ、考え事してただけだよ。」
「それだけなら良かった。ダメージはないようだし。」
「というかお前やりすぎなんだよ!手加減というのを知らんのかよ!」
ととてつもないタメ口で愚痴るみつおくん。
実際そうだ。
さすがにあれはやりすぎだ。
「あっ、、あれはな、、」
「この人『負けず嫌い』なんですよ。」
「え、ちょ、」
と返したのは助手(?)さんだ。
「あ、つまりあんちゃんに負けて悔しすぎて僕に攻撃しまくったんだな」
「...( ; ᷄ᾥ ᷅ )」
なんとも言えない表情だ。
確信をつかれたようだな。
「てか今回もダメやったんかよ、、、」
すごい顔の状態の原さんを無視してそういうみつおくん。
「これで按ちゃんともお別れか〜」
「あ、それに関してなんですが、こちら側のミスということで今回は特別免除ということで進級できますよ」
「Σ(*oωo艸;)!?」
と盛大に驚くみつおくん。
「そうだ。なぜかは分からないがみつおのライセンスだけが作られてなかった。だから今回発注して作ってもらい、試験はまあ、、可哀想だから免除ということにした!」
「はい、これライセンスです」
「え、あ、はい」
と受け取ると左下に『you got the license!』と表示された。
"あ、あれ以来確かに見てないなと思ってたらここで貰えるんか。"
と思っていると立て続けに、『you graduated the beginner Lesson』と、『you graduated the intermediate Lesson』、『you graduated the high rank Lesson』とでた。
"え、急にめっちゃ来るやん"
と普通に驚くみつおくん。
多分だが、ライセンスを手に入れてから表示される予定だったが、今回順番が逆になったから一気に表示されたのだろう。
「これでお前も新入りだが、聖職者になったな。」
と言われると『you are susider』と表示された。
「え、もう稽古終わりなの?」
「いいや、まだまだあるぞ。」
「でも、受ける必要がないよ。」
との事。
「(´・∀・`)ヘー」
なんとも生意気な顔だ。
「よし、何がともあれ、次は実際に現場で『仕事』をしてもらう!」
「え、『仕事』?」
Bad Killer 13話
道場稽古〜上級道場編〜(for 雷電みつお) fin.
次回
"なんか今思うとあの攻撃時が止まってるかのような速度で攻撃してた気がするな..."
5月31日投稿予定
お楽しみに!




