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事件事故ってのは、知らないってだけで毎日どこかしらで起こっている そんな感じのアクシデント

久しぶりの投稿です。

 設定に詰まっていました、すみません(汗)

 学校帰り。俺は 自警団

 ーーーわかりやすく捉えるところの、もう一つの世界でいう警察に近い組織だろうか

 そこに来ていた。


3階建ての、昔の写真なんかで見た木造の校舎のような建物で、まばらに人が出入りしているのが見える。

 落とし物 人探し トラブル対処 事件事故

こう捉えるとまんま警察の仕事だが、それ以上に物騒なことも自警団はやっている。

 侵入者との戦闘や魔物討伐 侵略行為に対しての戦闘

 要は機動隊や自衛隊の仕事も兼ねていて、バリバリの戦闘部隊もこなしている街の護りの要としての組織だ。

 名前に名残はあるが、元は本当に"自警団"だったのが、数百年の組織改修改善や改革でどんどん膨れ上がり、伴って役割が増えて国からも認められ、戒律や規則 法を伴って組み替えられたのが今の"自警団"らしい。

 


「あの〜 すみません、こちらにジオットさん っていう方がいると思うのですが…呼んできてもらうことはできますか?」

 中に入って受付にいた猫耳美人受付員さんに

(ケモミミキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!! いや、知ってた筈でも モウヒトリノオレガwww)

ってなりながら、俺は訊ねた。


「あのー、すみません どちらのジオットでしょう? 3名いますが…」「え??」

 えーと フルネーム フルネーム…韓国っぽい響きだった気が っていうか3人もいるのかよ。まぁ ありふれた名前ってやつなのか。

「事務員 と 警ら と、あと副師団長 のいずれかにジオットというものがございます どちらのジオットかお判りですか?」

 えーと…確か コリアン?あ、コルマンだ

「ジオット…コル‥マンさん? って 多分警らの方でしょうか?」

 「あー、はい コルマンですね 少々まってくださいにゃ あ ま…お待ちくだしゃい!!」

「プッ…あ、はい…」

 さっきまでのきちんとした受付!!崩れちゃったよ!!(笑




「おう、来たかー!はっはー!」

 待つこと20分くらいだろうか(こちらの世界には分刻みに見れる時計はあまりないらしい)、ジオットさんが顔を出した。

「何から聞きたい?」


何から聞いていいのかわからないのが本音なので、とりまってなところ ジオットさんがどこまで知っていて、俺みたいな感じでこっちに来た他の人はどんな風で という質問からしてみた。



 何でも二千年くらい前から

今まで古代から繰り返してきた召喚魔法の大規模版で、召喚儀式ってのを国家レベルの大規模で研究してきたらしい。

 目的は国家間の戦争のためで、より大きな軍事力や兵器めいた破壊力がほしいってのはどこの世界でも発想は同じらしい。

 それが

魔族(こちらの魔族ってのは、悪魔的な悪意ある種族ではなく マイナスの負の魔素を中心とした魔力に特化したダークエルフ亜種のようなものらしい つかエルフやダークエルフいるんだ!!wktk!!)

との交流の中でで得た知見で色々と発展させ複雑化し、実験を重ねてつい千二百年年ほど前

 神霊や人間の召喚に成功し、それを中心に試験的にやってきた。

それが おおよそ800年前、その大規模召喚の際に開く「次元の穴」ってのが何でも 気づけば深刻なことになり始めていて

 この世界の基礎の『世界を形造る魔力"マナ"』ってのが別次元やら異世界やらからくる魔素に影響を受け始め、変異して今の世界があるらしい。


例えば。

 獣は魔獣へと変貌し

ベヒモスやワーウルフ フェンリルその他様々に


 霊的なものは精霊や幻獣へ

聖霊と呼ばれたものはサラマンダーやウンディーヌ ノームやシルフ これらは信仰により人々によってイメージされた形を持った、霊的な肉体を持つようになり

 強い霊力を持つ怪異は幻獣のような幽星体を生し



 人として元々魔力を有していたもの その魔力の強い者らから徐々に変貌していき、魔力の性質ごとにエルフ ダークエルフ 魔族の他にドワーフ ホビット 時には獣人種などの亜人種へと変化した。

 

海洋生物 飛行する生物も同様に、影響を受けた形になっていった。

 イカはクラーケンのように

 クジラの中からはリバイアサンのようなものも出現し

 トカゲはドラゴン種のように

 鳥はさながら翼竜のように大きな身体になり

空の王者の覇権を担うまでになった。


 元素も 化学反応すらも魔素に影響を受けて、普通の 特に元いた世界の、地球の常識では少なくとも有り得ないような現象をも発生させることとなったのである。


 法則をも狂わせるこの現象に気づいた時には既に遅く、原因を突き止めるまでに100年は有したという。


研究していた高位の魔道師によれば

 召喚の際に干渉する世界とは 因果や次元としての距離もさることながら、構成が似通った世界同士が結びつき、コネクトされる。

 そして行き来する為(この世界においては一方的な召喚だが)の穴が空く。

 それがたまに空くひと一人 獣一匹といううちは小さな歪で済んでいたのだろうが、その頻度 規模が大きくなるにつれ 徐々に穴は閉じづらく、そのコネクトされた 穴"ゲート" が原因で相互干渉を起こし引かれ合い、漏れ出てきたものがお互い混ざり合い 不意に干渉が《できてしまう》というのが今なのではないか

という あくまでも観測による予測でしかないが、信じられて久しい定説となっているそうな。

 観測されていないものも含めたら相当数の事象が起こっており、とりまとまりはないそうだ。


 このままでは幾つかの世界は融合してしまう可能性もあるという予測も立てられている。

 聞き取りの中で どれも恐らく、お互いが《パラレルワールド》の可能性があり、こちらにもパレンケ遺跡やピラミッドは存在していること

 歴史の分岐点が遥か過去に及ぶものの、大まかな出来事はそこまでは何となく似通っており 異世界 というほどの大きな違いはなく

 主にお互いの分岐点後に、文明や世界の成り立ちに相違があるそうだ。


それも 転移者(便宜上そう呼ぶことにしたらしい)の話で判明したものが多く、その転移者も少なくとも判明しているだけで14もそのパラレルワールドは存在するという。

 何よりもビックリしたのが、こちらの世界にはあの《アトランティス》が存在するらしい。

 それもここだけではなく 幾つかの世界線にはアトランティスは存在していて、そのアトランティスですらも、世界によっては違いがあるらしいっていうのだから、それまたビックリだ。


で 地形。これも地球ってもののプレートには大きな違いがないので、大陸の大まかな配置は同じ感じだけど、それまでも微妙に違うっていうから不思議だ。


 南北アメリカはくっついていないところがあり、

一番驚いたのが、何と 日本がある世界とない世界があるとも聞いた。昔はあったが、プレートに飲み込まれたとか何とか。

 今のここ。何か…昔見た歴史の教科書に乗ってた

予測の、大昔の日本の地形図みたいに ロシアから北海道までが細々と繋がっていて、沖縄あたりからが島として離れている。だからか、文化が何か 折衷というかなんというか…。

 因みに俺は、日本にいたはずなのに 聞けばおおよそロシアとモンゴルの国境近く、イルクーツクという街があったはずの場所

 都市も国名もあっちの世界とは大きく違いはあるが そこら辺にいる。



って 待て、まとまらない…

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