表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恐竜戦車を知ってるかい?  作者: あいうわをん
17/29

友達に戦争招集がかかった


 私とタロウは鉱山の開発と惑星緑化に精を出していたある日、私の上司から連絡が入った。


「やあ、JPQKUNS03、仕事は順調にいっているようだね」

「あ、はい。おかげ様で。こちらに連絡をされるということは、何かあったのでしょうか?」

「うん。実はね、君の友人、JPQKKM01から連絡があってね。例の星、彼の侵攻している星ね。少々まずいことがあってね」

「と、いいますと?」

「うん。例の星に、例の光の国の戦士がいるらしいんだ」

「はい。それで?」

「うん、それでね、我々の科学力はかの星より進んでいるんだが、こと戦争力一点に絞ると、我らの文明より彼らの文明の方が勝っている、らしい。これは彼から聞いた話なんだけどね。どうも、かの星の住人達は、かつてお互いに殺し合いをしていて、火力がすごく発達したらしい。今度また、新しい高性能の爆弾を開発したんだそうだ。おまけに光の国の戦士がいる、という」

「なぜ、光の国の戦士が全く関係ないその星にいるんですか?」

「そんなこと、光の国の戦士に聞いてくれよ。それはともかく、我らはその星に侵攻するには武力が足りないんだ」

「はい。それで?」

「それでね、君の作り上げた走竜戦車の話をしたら、是非、こちらによこして欲しいっていわれてね」

「あまり、彼は武力には縁がない生き物なのですが」

「でも、下半身部分は戦車なんだろ?三連砲も付いていることだし、どうだい?彼を地球侵攻に使えないかな?」

「はあ、それでは彼を説得してみましょう」

「わかった。其の旨、JPQKKM01に連絡するよ。折り返し、彼から通信がくるから、そのままそこで待機していてくれ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ