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恐竜戦車を知ってるかい?  作者: あいうわをん
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とある星の片隅で

短めの作品です。完結してます。


この作品を読まれる前に(読まれた後でも構いませんよ)

ウルトラセブン第28話「700キロを突っ走れ!」を視聴されることをお勧めします。

たしかDVDでもあったハズ・・・

 宇宙の片隅にある、とある惑星・・・

私たちの住んでいた、青く美しき星とはだいぶ違って、青くない。水が少ないのだろうか、海の面積もだいぶ小さい。が、あることはあるようだ。海があるということは、すなわち、水があるということであり、そこには生命が存在しているということになる。一方、大地の方は、枯れ果てて、あちこちで砂嵐が起きている。緑もあるにはある。山のふもとにぽつり、ぽつりと存在し、広大な森林は見当たらない・・・。緑のあるところはそこに水があるからだろう、しかし数百Kmは離れている。その他は一面の荒野だ。


 おや、遠くから砂埃が見える。砂埃はだんだん近づいてくる・・・あ、砂埃の先頭に大型二足歩行の生命体が!そう、ここには巨大な竜の一族が住んでいるのだ。我々はこの巨大二足歩行恐竜群を走竜一族、と呼んでいる。我々、ああ、我々はキル星人。私はこの星の資源探査の任に当たるJPQKUNS03という。この星は、住むには値しないが、大量の資源が、特に鉄鉱石と原油が埋蔵している、らしい。前任者からの情報を頼りに私が調査員として、引き続き資源調査をするように命じられたのだ。我々の母星、キル星は我らの高度な文明に耐えられず、資源を消費し尽くし、公害を抑えることができなくなり、もはや住むに値しない星になってしまった。我々は我らの居住できる環境を求めて宇宙を彷徨っている。もちろん、母星を元の環境に戻そうという試みもなされている。しかし、元に戻すにせよ彷徨うにせよ、資源・エネルギーが必要だ。そこで、我々はさまざまな星を探査し、この星にもやってきたというわけだ。私は今、飛行艇の中から地上の様子を観察していたところだ。長く観測しているが、たまに走竜一族が移動しているところを目撃することができる。ちょっと、資源探査の方は休止して、この走竜一族を追いかけてみよう。


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