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帝国転移  作者: あるあ
2/8

王国

誤字脱字があれば教えてください。

ブルニア王国

王の間

「新たな大陸の召喚は成功したのかね?」

「はい、問題なく成功しましたが、予想以上に魔術師を消耗してしまいました。」

「本当か!?これで我が王国もしばらくは安定して資源を得られるな。軍務卿、植民地制圧軍の準備はできているか?」

「はい、もちろんです。ですが先ほどの儀式で消耗した魔術師の補充にはしばらくかかります。新たな大陸にはどのような生物が生息しているかもまだ不明なため、もうしばらく待っていただけないでしょうか」

「仕方がないか、2か月後には出発させろ。」

「分かりました。」

「しかし、どのくらいの数を消耗した?」

「予想では10000人のうち多くて2000人ほどだろうと思われていましたが7000も消耗することになり、軍内部では、急いでほかの部隊から引き抜きがされています。」

「そんなにか。初めてのことだ。もし次にやる機会があれば、もっと準備しておらねばな。」

「そうですね」


二人の話は続くのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーー

大東亜連邦

大日本帝国 首相官邸

「総理、空軍から新たな大陸を発見したとの報告が入りました!」

「なに!?本当か!」

「はい、24式戦闘機がステルスモードで低空を飛行したところ、中世ほどの文明の街を見つけたとの報告も入りました。」

「よし、さっそく使節団を送る準備をしなければな、海軍大臣と外務大臣を呼んでくれ。」

「分かりました。」

そういった後、秘書は出て行った。

「友好的な国であればいいのだがな。」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

モルドニア王国

「国王陛下、どうやらブルニアが大陸の召喚を成功させたそうです。」

「まさかほんとに成功させるとは、その大陸はブルニアの領土になるのか?」

「我が王国が召喚したため大陸はブルニア王国領だと言っています。」

「これは次の列強12か国会議は大荒れだな。」

「そうですね、ブルニア以外の11か国すべてが反対しそうですが、何しろあの王国の軍事力は莫大ですからね。我が王国も勝てるかは微妙ですしね。」

「そうだな、互角にまではなるだろうが、何しろ向こうは魔術分野では世界的にもかなり先を言っているからな。そういえば、その大陸に国家などは確認できたのか?」

「いえ、まだ王国は上陸までしていないそうです。」

「これで向こうに存在していたら、戦争だろうな。魔石などの資源が国内で枯渇し始めているから行ったというのに、むこう魔石などの魔術分野の資源がなかったらどうするんだ?」

こうして全列強国がブルニアの対処に追われるのだった。

日本が使うステルスモードはレーダーに映らないことはもちろんですが、周囲に擬態することもできます。

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