表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
帝国転移  作者: あるあ
1/8

はじまり

初投稿です。

2030年1月20日0時00分

大東亜連邦

大日本帝国 帝都東京

突如この日、帝国全土が震度5強の地震に襲われた。


1月20日3時00分

首相官邸 閣議室


「どういうことなんだ!」

環境相が声を上げる


現在、突如帝国全土で起きた謎の地震について臨時閣議が行われている


「衛星を使ってのことが何もできないんだ。帝国臣民にばれるのも時間の問題だぞ。新たな人工衛星の打ち上げはできないのか」

財務相が宇宙相に問う

「どうしようもないですね。宇宙省としても衛星の回復は最優先ですが、新たな打ち上げをするとしても二日は待ってもらわないと無理ですね。」

「陸軍としても早期の打ち上げをしてもらいたい。衛星通信を使用した兵器が全く使えんのでは、ミサイルの迎撃も満足にできない。」

「海軍としても陸軍の意見に同意です。」

「空軍もです。」

陸海空軍省も人工衛星の早期の打ち上げを求める

ここで首相が話し合いを止める

「どの大臣が言うことももっともだ。宇宙省は人工衛星の打ち上げを急いでくれ。海軍省と国交省の海上保安庁は海上の警備、空軍省と海軍省の航空隊はアメリカ大陸方面、ヨーロッパ方面に航空機を飛ばして大陸の様子を確認してきてくれ。」


「「了解しました。」」


最後に進行係の内閣官房長官の言葉の後、閣議は終わった。



1月20日

この日、突如内閣総理大臣が会見を行った

「これより、会見を始めます」


「すべての帝国臣民にお知らせしなければならないことがあります。我が国は今日の午前零時、連邦領内すべてで震度5の地震に見舞われました。このような地震は大変異例であります。そしてその直後、帝国が保有している全人口衛星との通信が途絶えました。これにより世界各国との連絡も途絶え、我が帝国は現在、世界から孤立しているような状況にあります。現在、全省庁が総力を尽くして原因を探しておりますが、今日の朝、空軍からの報告によりますと、ウラル山脈より東側、すなわちドイツ第三帝国領ロシアが消滅していたとの報告が入りました。更にそれに続き、属国インド帝国よりイランが突如姿を消し、海になっていたとの報告、アメリカ大陸方面に向かった航空隊からはアメリカ大陸が見つからないとの報告が入りました。更に宇宙省からの報告によりますと今まで確認されていた星がすべて確認できず代わりにまったく別の星が確認できたとのことです。このことから我が帝国は別の惑星、もしくは別世界に転移してしまったと考えられます。現在のこのような事態に対処するため国家非常事態宣言を発令します。政府としてこの事態の一刻も早い解決を目指します。」


「では、質疑応答を行います。尚質問は一人一つとさせていただきます。」


この後いくつかの質問があった後、会見は終了した。

次の投稿は何時になるか分かりませんがなるべく早くできるよう頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ