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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

王道楽土

作者:グロテスク3号



 物心ついたときには、もう手遅れだった。

 一度持った、持ってしまったこの違和感を、忘れることなんてできなくて。

 仲間を募った。大人には『馬鹿げている』と一蹴されてきたこの違和感を受け入れてくれた仲間たち。

 話し合った。この違和感を。抜けだす者は、いなかった。

 話し合いが終わった。違和感は、跡形もなく消え去った。

 目指すべき夢ができた。『馬鹿げた夢だ』と笑いあった。

 笑って笑って笑い続けて、誰かが泣いた。

 手を取り合って|皆《みな》泣いた。慰め合って、大泣きした。

 震える足を押さえつけて、立ち上がった。十分泣いた。一生分だ。

 誓いを立てた。壊れぬために、違えぬために。

 覚悟は決まった。

 『人類を、わが手に』
???
2019/05/24 20:07
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