恐怖の笑み
こんにちは!
今日は何故かテンションの高い夜鳥 澪です。
今回、少し恐怖だ!……と感じる方がいらっしゃるかもしれません!
さてさて、前置きはこの辺で。
どうぞ!本文へ↓
大樹…まだ残っていたのか。
「亮。早く帰ろうぜ。……そいつ……確か朝お前を運んだ…。」
加藤は大樹を不安そうに見て、僕に向き直る。
「如月君、ボクは用事があるから……じゃあね。」
加藤は大樹から逃げるように……いや実際に逃げていたのだろう。足早に去っていった。どう見てもあの顔は怯えていた。加藤が去った後は地獄だった。大樹には階段から落ちるとかダサいなんて言ってきたが、
”突き落とした本人がそんなことを言うな”
……なんて言えばもっと面倒になる。
はあ。なんて厄介なんだ。
「大樹、なんでまたこんな時間まで残ってたんだ?もう5:00だぞ?」
部活に入ってない大樹がいる時点でおかしい。
何か企んでるのか……?
「んなもん決まってるだろ!お前が朝から気失ってたから気になっただけだ。」
上っ面な言葉を並べて楽しいのか?僕は反吐が出そうだ。
こいつが心配するはずがない。長年付き合ってきた俺なら分かるが、こいつは一言でいうとくそ野郎だ。人のことなんて考えもしない男だ。
「亮、今日お前の家によってもいいか?」
いきなりどうした!?
「いいけど。何するんだ?」
奴は狂気じみた笑みを浮かべる。
まるで……獲物を捕らえた蛇のように。
「何って面白いことだよ。」
嫌な予感がする。
またこれだ。虫が這いずり回るような嫌な感じ。
僕の家に着いたとき奴はとんでもないことを言う。
「学校内での人生を賭けた……ゲームを俺としないか?」
またもや僕の嫌な予感は的中した。
もう勘弁してくれ!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
どうでしたでしょうか?
まだいけるね!という方が大半だとは思いますが、これからドンドン恐怖にしていきたい!
この他にも連載中の作品が二作品有りますのでそちらも読んでいただけると幸いです。
ちなみに短編小説もあります。
この次も読んでいただけると嬉しいです。