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伝記
ある晴れた日の朝1人の少女が殺された。
少女の名は「ミカエル」
この物語は少女ミカエルを殺したのは誰なのか?
ミカエルと仲がいい3人の少年少女達によって綴られる。
~第1章~
ここはシャルルマーニュ王国。
海と山と川があり豊かな国だ。
だが、その豊かさゆえに戦が起きている。
戦などなければ、海から昇る太陽が山を照らし、川を反射させ綺麗な風景が見られるのだが、今は、戦火が山を燃やし血が川を染めている。
この国がなぜこのようになったのか。それは、国王である「クロヴィス」が原因である。