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時間が許す限り。  作者: 荒川 風玲愛
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2話 異変。

                 第二話 異変

 誠と春は付き合って1年と2か月を迎えようとしていた。


誠の容体は日に日に悪くなっていった。


 それとともに、誠を支えている春の身にも異変が起こった。


パニック障害。

 春は突然の動悸や心臓の痛みなどを頻繁に訴えるようになり、

「私死ぬかもしれない」と毎回言っていた、

医師に診てもらったところ、パニック障害だろう。と診断され、薬が処方されたが

 その薬で春はよくなるどころかだんだんと増していった。

 

 誠の脳裏にはあることが横切っていた。

 〝このままでは春は死んでしまうのではないだろうか。〟

ようやく手に入れた幸せを簡単には手放せない。

 やがて、誠は自分を追い込むようになっていった。


「ごめん、春…僕のせいで」


特別に隣に並べられたベッドには点滴につながれた春に静かに謝った。


「どうして謝るの?誠は悪くないよ。」


天井を向いたままだが、ほほ笑んでいるのは微かにわかった。


「無理しなくていいのに」


「してないよ」


「春はしなくていい無理をするんだもんね。」


付き合ってそんなにたっていないのに、


 ほぼ毎日というほど一緒にいた2人は、


お互いのことをよくわかっていた。


「誠に嘘は通じない…かぁ?」


と、いうと春はフフッと笑った。


 つられて誠もアハハと笑った。


「そーだよ、通じないよ~」


そういってベッドから手を静かにおろして、

春のほうに伸ばすと春も手を伸ばしてきて、

二人で目を瞑って、約束した。

 


 「必ず結婚しよう」と。

閲覧ありがとうございました!


今回は文字数少なめです(´-∀-`;)

もしかしたら、これからは短いのを

続かせるかもしれないですが、よろしくお願いします(o_ _)o))

感想などお待ちしております!



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