後編
私は、庭に行った。チワワが三匹いた。私が、三匹のリードを外すと、みんな好きな方向に走り出していく。
私は、それを携帯の写メで撮る。
このアングルはいいな!
はい、そこは、行ったらダメでしょ!
ダメだって言ってるのに、みんなで何で、そこに行くのよ?
いい加減にしなさいよ!!!
私を誰だと思ってるの?
数学中間テスト、86点の私に、その態度が許されると思ってるの!?
怒った私は、ソッコーで三匹をリードに繋いだ。
そして最後に三匹を枠に入れて、一枚写メを撮った。
一時間半が経っていた。私は、おじさんの部屋に戻った。
「マドカちゃん、Cの人、わかった!?」
「たぶん、コックさんかな?」
「なぜ?」
「料理しているのに、帽子を被っていないから」
「正解!大正解!!!焼き肉、行くぞ!!」
おじさんは、部屋から出ると、髪を整えて髭を剃ってスーツに着替えて戻ってきた。
「そんな良いスーツ、着ると焼肉の匂いがついちゃうよ」
「焼肉じゃなくて、高級ステーキ店に行こう!」
「私は、焼肉がいいな」
「…わかったよ」
おじさんは、また部屋を出ていった。
戻ってきた、おじさんは今、流行りの戦隊ヒーローのレッドのコスプレをしていた。
どちらかというと、仮面ライダー派だった私は、そんな叔父を、
(誰かに見てもらいたかったんだろうな…)
と、レーセーに改めて分析するのだった。
【おわり】
読んでいただき、ありがとうございました!




