(3)組織形成をなくす~家庭・地域・国家
子供暴力組織形成の他の契機である、地域にある差別意識。
一朝一夕に解消されるものでは、ない。
親は、子供に、他の家庭への悪口を言わないようにしなければならない。
しかし、多くの家庭では親が日常的に、他の家庭への悪口をぶつぶつ、ぶつぶつとしつこく言うのが普通になっている。
日本人の悪質な性向に、他人の足を引っ張り、自分たちだけを浮かび上がらせようとする風潮がある。
それが、日常的な悪口になって現れる。
ヘイトスピーチも、日本で昔から使われてきた悪口方法である。
他人を、特に弱い立場の者をおとしめて、満足するという、まさにどS性向。
このどSが、日本を滅びに向かわせている元凶である。
上見て暮らすな、下見て暮らせ、の、1億総いじめサンドバッグ行為。
いじめあるいはサンドバッグ行為も、同じ思考から来ているということが、一目瞭然である。
日々の生活が苦しく、余裕をなくしている日本人。
特に経済対策ばかりが重視され、福祉対策がおろそかになる時期に、こういったいじめあるいはサンドバッグ行為や、ヘイトスピーチが激化するのは、あながち偶然ではない。
政権の責任も、重大といえる。




