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（３）クラス替えによる混合

クラス替えも、学校運営に都合がよいことから、何の疑問もなく当然のように行われている。

クラスによっては、子供暴力組織活動が希薄なところがあるので、ある学年でいじめあるいはサンドバッグ行為を受けていた者が、解放されて、次の学年ではクラスのリーダーとして活躍したという事例がある。

ただ、残念なことに、多くのクラスでは子供暴力組織活動が盛んである。

特に、中２中３の学年で顕著である。

よって、中１から中２、あるいは中２から中３へのクラス替えにより、いじめあるいはサンドバッグ行為が激化することが多い。

子供暴力組織の増幅が生じているのである。

また、中１でのクラス編成は、特に注意を要する。

複数の小学校区を統合して人間集団を混合する、最初だからである。

ムラ地域屋敷一軒家勢力を極端に少なくし、ムラ地域借家勢力・マチ地域借家勢力を多数としたクラス編成の結果、ムラ地域小学校区で培われてきた人間関係が破壊あるいは無視され、ムラ地域屋敷一軒家勢力へのいじめあるいはサンドバッグ行為が惹起された事例が、ある。

担任教師が、多数を占める借家勢力に加担したことも、激化の一因であった。

ちなみに、この担任教師本人は、借家で生活していた。

教師、子供の、それぞれの家庭環境、生活環境に、詳細な注意を払う必要がある。