蛇の足を補う (#5までの情報整理頁)
どうも。
五話終了にして突然ですが、説明回です。
初めまして。作者です。
この玉石混淆なテキストの渦巻くネットの海の中で、一秒、一刹那でもこの「門戸さん」に目を向けていただき、感涙の雨止まずと言ったところです。
この話、タイトル通り主人公の門戸さんの日常を描く一話完結モノとなっているわけですが、どうも話のテンポを考えた挙句、説明への配慮が不十分であるところも多くなっていると思います。
そこで、ちょっと情報を私なりに読みやすく纏めてみました。第五話までの情報を大きく飛び出したものではないので、これからの話を読む上でのネタバレにはならないと思います。
折角の機会ですし、コレ読んだ後は是非第一話からご一読頂けないでしょうか。なにとぞ何卒。
門戸さん
#a 蛇の足を補う(世界観と登場人物紹介)
【背景と時代について】
ほぼまま現代。ほぼまま日本。
正確な年代表記は予定無し。
【友人達の異能について】
簡単に言うと超能力。役に立つものもあれば、そうでないものもある。「異能」は公式名称ではなく、「特異体質」とか「能力」とか色々自由に呼ばれている。
共通点として、異能は忘れられやすい。異能を持たない人の記憶には残らない。異能が通ったあとは結果だけが残り、そこに人々は適当な理由を付けて、その原因はなかったことになる。
異能にはそれぞれ欲求が取り巻く。その欲求は三大欲求に準ずるほど強く、満たすことに生活を従事させなければならない人もいる。
【門戸さんの高校】
公的機関が半分ほど面倒を見る少し異質な私立高校。三学年制。入学条件以外は特に変わったところもない普通の高校。ただ、女子の割合が全体的に高く、門戸さんのクラスは特に高い。
門戸さんの学年色は小豆色。体操ズボンやジャージも小豆色である。ちなみに出席番号は五十音とは関係ない。
【登場人物】
[門戸さん]出席番号23
『人より少し運が悪い?』
欲求:???
・主人公。
・眼つきが少し悪い。
・厄介事に遭うことが多いのであまりそうは見えないが、目立つのが嫌い。
・総評的に言うと普通。
・若干捻くれた物言いも、この時期なら普通、かと。
・花隈からはあだ名でカドと呼ばれるが、苗字の読みは"もんど"。
[花隈さん]出席番号17
Full 花隈 萌
『身体が燃える』
欲求:身体を燃やしたくなる
・門戸さんの友人。
・亜麻色の髪がふわりと肩のあたりまで。
・燃えるが身体は焦げない、爛れない。彼女からすれば、少し暖かい程度。火は数時間燃え続けたあと、自然に消える。制服や鞄は不燃の特別製。
・火を起こしたりはできない。あくまで燃えるだけ。
・火を近付けなければ割と普通の人。
・気さくで、あだ名で呼びたがり。本人のあだ名はクマ。
[夙川さん]出席番号09
Full 夙川 千速
『早くて速い』
欲求:はやい生活を送りたくなる
・門戸さんの友人。
・走るとポニーテールが揺れる。
・足が尋常じゃないほどに速い。行動も早い。決断も早い。一般の速度に減速することも一応できる。
・基本的に朝にしか見かけないが、別に朝を過ぎると消えるだとかそういうのではない。
・運動得意。元気溌剌。
・花隈から貰ったあだ名はチハ。
[梅田さん]出席番号01
Full 梅田 優
『困っている人を助けられる』
欲求:他人を助けたくなる
・門戸さんのクラスの委員長
・三つ編み。
・困っている人を引き寄せ、困っている人の為なら常人の能力を遥かに凌駕する。身体能力しかり、頭脳しかり。自分は困っている人にカウントされない。
・実は遅刻の常習犯。
・元々、賢くて優しくて美人。
[三宮さん]出席番号16
Full 三宮 神無
『理解の範疇を超える』
欲求:全てを理解したくなる
・門戸さんのクラスメイト。
・白衣の変人。少し小柄。
・一目で物事を理解する、常人の理解の範疇を超えた理解力。
・ただ常人の理解の範疇を超えているので、説明しても理解してもらえない。他人の心の理解だけは他に比べて少し苦手。
・変な発明でその鬱憤を晴らす。発明品はオールジャンル。
[中津さん]出席番号02
Full 中津 泳浬
『空中を泳げる』
欲求:泳ぎたくなる
・門戸さんのクラスメイト。
・ハネっ毛のショートカット。
・水も宙も泳げる。空中浮遊ではないので、泳がないと沈む。また服を着て泳ぐのも水中同様困難を極める。
・スタイルは良い。
・基本的には真面目。
・花隈からのあだ名はナカっちゃん。
[阪先生]
『???』
欲求:???
・門戸さんの担任。国語(現代文)の教師。
・スーツメガネ。小テストが好き。
・生徒には基本的に優しい。
[陽山先生]
『???』
欲求:???
・体育の教師。女性。
・一年のクラスの担任。
[今津先生]
『???』
欲求:???
・理科(生物)の教師。
・隣のクラスの担任。
「門戸さん」はもともと漫画のネタとして考えていた話で、文章として表現するのに苦戦しています。なのでノロノロ投下してます。
兎角、読んで頂いた人に感想の一つでも持ってもらえるような話に出来たらと思います。
つきましては、と言いましてもまだ始まったばかりですが、「門戸さん」をこれからも宜しくお願いします。