表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とシュウ  作者: タナサンさん
3/11

3:スキルと武具

ステータスを確認したシュウはスキルの言語理解を見つけて、ようやく何故言葉が通じて、読み書きが出来るのかが判った。

他にもスキルが習得出来れば命の危険も少くなると思い明日は、スキルについて調べようと決めた。



一通り確認が終わったので そろそろ夕食を食べようと食堂に行くと、ガイが見知らぬ人達と夕食を食べている。声を掛けるか迷ってると、ガイが修を見つけて手招きしきた。

「シュウ、お前さんも夕飯か?良かったら一緒に食わないか? 俺のパーティーメンバーも紹介したいしな!」


「今晩は、貴方が噂のシュウ君ね!ガイから話は聞いてるわ! 私はエリーよ、よろしくね」


「シュウさん、初めまして、私はローザです。色々大変でしょうが何かあれば相談してくださいね」


「俺はルークだ。」


「すまんな、ルークは誰にでもこんな感じだ、皆 頼りになる奴らだから、この街に居る間は色々頼ってくれ!」


「皆さん、よろしくお願いします。ガイさんありがとうございます!」


パーティーメンバーの事を聞いてから食事を始める。

ルーク、ガイと同じく前衛でタワーシールドとロングソードを使う壁役。

エリー、黒魔術使いの後衛で自衛程度にはショートソードも使える。

ローザ、白魔術、特殊魔術を使うパーティーの回復と補助役。

ガイのパーティーはこの街では上位パーティーらしい。

上位パーティーと知り合えたのは幸運だろうと思う。


雑談をしながら食事をした修は、ガイ達に挨拶をしてから、フロントでお湯とタオルを頼み部屋に戻る。 暫くするとお湯を持ってきてくれたので身体を拭いて眠りに着いた。


異世界での長かった初日がようやく終わった。



翌朝、1の鐘の音で目覚めた修は朝食を食べると、スキルについて調べるためフロントで図書館の場所を聞いた。 図書館の場所は判ったが開館は3の鐘らしい。

かなりの時間が有るのからギルドで依頼を見てみる事にした。


まだ人影も疎らな通りを歩きギルドに付くとギルド内は依頼を受ける冒険者が結構多い。 掲示板を見てみるとホーンウルフの討伐が有った……Cランクに。

ガイが来てくれなかったら危なかった。


改めて依頼を見てみると色々な依頼が有る。 採取依頼の中に昆虫採取があった。自分で行けよ!と思ったが流石に魔獣が居る場所での昆虫採取は一般人には出来ないのだろ。

掲示板にギルドの案内があり読んでみると資料室もあるようだ。

スキルについての記載がある資料も有るかもなので、受付に行き資料室について聞いてみる。


「すみません、資料室の使用は出来ますか?」


「資料室の閲覧は自由に出来ますよ、ただし書物はギルドの外には持ち出さないで下さいね」


「解りました、資料室を使わせて貰います」

資料室に行きスキルについて記載がある本を数冊見つけると閲覧スペースで読み始める。

ようやく読み終えた時には5の鐘が鳴り暫くたった頃だ。

知りたかった内容は大体知ることが出来た、スキルは武器技能、生産技能、補助技能、能力強化の4系統があり、それぞれ鍛練と才能により習得出来るようだ。

ただし能力強化は他の系統よりも習得が難しくスキル習得者かなり貴重な存在らしい。

出来る事なら覚えたいが、先ずは武器技能の習得を目指したい。

採取依頼をしながら武器の扱いに慣れていこう。


武器を調達するために、昨日ガイに案内して貰った武器屋に行き武器を見せてもらう。

「すいません、30000ルド位で買える武器は有りますか?」


「30000ルドかその値段ならたいした物は無いぞ! 」


「武器に慣れるためなので大丈夫です」


「 そうか、なら30000ルドだとこんな物くらいだな、この中から選んでくれ」


店主が持ってきた武器は鋳造の剣と槍だった。 剣は距離は近いが小回りがきく、槍は距離がとれるが小回りが効かず扱いが大変そうなので剣にした。

「こっちの剣を下さい」


はいよ!鞘とベルトはサービスしとくから、また来てくれよ!」


「ありがとうございます!」

剣を受け取り店を出る。

次は防具屋で防具だ、流石に服だけでは街の外には出たくない。


防具屋で防具を見繕ってもらう。

「すいません30000ルド位でで一式見繕って貰えますか?」

「30000ルドか、30000ルドならそこの皮鎧しか無いぞ!」

防具は1択だった。皮鎧を30000ルドで購入して防具屋を後にした。


安くても武器と防具を持つと安心感が出来る。 これで採取依頼を受けても大丈夫だろう。だが今から依頼を受けても日没迄に帰って来れないかもしれない、今日はこのまま宿に帰るとしよう。


フロントで鍵を貰い清め用のお湯を頼み部屋に行く。 剣を外し鎧を脱ぐと丁度よくお湯を持ってきてくれたので身体を拭く。

もう夕食も食べれる時間になってたので夕食を食べに行くと、今日はガイのパーティーは居なかった。少し寂しいと思いながら1人夕食を食べ部屋に戻る。


明日は採取依頼を受けようと思い今日は早めに寝ることにした。



急いで書いたので読みにくいところが多々あると思います、お気付きの点がありましたらお教え下さい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ