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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第2章〜マッサージ師はハムスターと亀とうさぎと旦那と共に
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大魔王様封印完了

とにかく、小説を完結させます。


 桐斗率いる新うさぎヶ丘王国の軍勢は、

東へ東へ進んでいく。


「ひゃっほ〜まるで人間がチリの様だぜ」


 新うさぎヶ丘王国軍に慈悲はない。

元々敵が仕掛けた戦争である。


 戦争を仕掛けていいのは、滅ぶ覚悟もない奴だけである。


 ユウト達が突き進んでいくと、血相を変えた、大量のバウムッド王国兵が、向かってきた。


「召喚魔法 うさ辰」×10


 20mはあろうかという竜が破壊砲を放つと、

バウムッド兵は炭になって消えていく。


ずっと召喚魔法ばかり使っているが、

大軍や街にはとても有効であるのだ。


 バウムッド兵に勢いがなくなった。


「召喚魔法 うさ天使」


 20mはあろうかといううさぎ天使が現れて、

巨大な十字架で、バウムッド兵をペチャンコにしていく。


「神は我である!! 神の進軍を邪魔する者は容赦しない」


「全軍砲撃」


 バウムッド兵は、簡単に敗走していく。


 桐斗は、更に進軍を進めると、

バウムッド帝国の首都が見えた。


 桐斗は悪い笑みを浮かべて、新うさぎヶ丘王国兵に、魔法入りシェイカーの砲撃をさせる。


 バウムッド二十世やアンダルシア教皇は、すぐさま女神の森に避難した。


 女神の森ーー人間以外を通さない、異次元の結界が施されていた。


 桐斗は、とりあえずバウムッド帝国の首都を灰にする。


 バウムッド帝国の首都を壊滅させると、部下に命じた。


「奴らが女神の森から出てきたら、砲撃を加えろ。一人たりとも逃すな!! 私は魔王を捕らえてくる」


 桐斗はそう言うと、五千もの馬車を引き連れて、

北上したのであった。






 大魔王エターナルは、勝利に酔っていた。

イメリア公国も、聖王国アランドブルクも、アラルド共和国も壊滅させたので、イメリア大陸の半分は手に入れる事ができたのだ。


 大魔王エターナル率いる魔王軍は、何日も酒盛りをしていた。


 


 するとそこへ、馬車の音が聞こえてくる。


「何だ全く!! 良い気分が台無しではないか」


 すると、魔王軍にユウトは一人で歩きながら近づく。


「貴様が魔王か?」


「はっ? 大魔王エターナル様だ!! 口の聞き方には注意しろ!! ん? お前はイメリア公国で会ったな!」


「馬鹿な頭をしていそうだとは思ったが、記憶力だけはあるらしい」


 大魔王エターナルは、顔を真っ赤にして怒る。

得意の魔法を繰り出そうとして、桐斗を見失ってしまった。


「あれ? どこだ!? ゴフ...」


 桐斗はただのパンチで、大魔王エターナルの腹を貫いた。


 大魔王エターナルは、回復魔法をかけて、立ち直る。


「今何をしたのだ?」


「ただのパンチだが?」


 桐斗はその後も肉弾戦だけで、大魔王エターナルを圧倒してタコ殴りにした。


 魔王軍は、空いた口が塞がらない。


「厄介な奴だな!! 魔王は、勇者以外では倒せないのか?」


「フハハハハ!! いくら貴様が強かろうが、私は大魔王エターナルであるぞ!!」


 ユウトは、やれやれと思い、魔法の準備にかかる。


「聖闇火水風土 六芒星 封印オリジナルカクテル大魔術 転ウサ」


 すると、大魔王エターナルの周りに、結界が起こると、瞬く間に、ユウトの手の中にある瓶に、大魔王エターナルが吸い込まれていく。


 桐斗は、大魔法エターナルを封印する事に成功したのだった。


「後の魔王軍は、うざいな!」


「ウサ辰」×20


全長20mはある竜が現れて、破壊砲を放った。

しかも二十発である。魔王軍は四天王諸共、消し炭へと化した。


 桐斗は更に命令を開始する。


「ここより北の大地にある、魔王軍と人間は、皆殺しにしろ! 私は戻るが、諸君らは任務を遂行するように!」


「ヒャッホー了解であります」


 ユウトは、馬車に乗り込み、女神の森へと馬車を進める。


 いよいよ最後の決着が待っていたのであった。




よろしくお願い申し上げます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 処女作でこのクオリティはすごいです! 完結まで応援してます(●´ω`●)!
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