表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第2章〜マッサージ師はハムスターと亀とうさぎと旦那と共に
86/96

虎王国壊滅

私のうさぎ愛が詰まったこの作品を見てくれてる皆様いつもありがとうございます♪

マナは心行くまでカンパーニュの温泉を堪能した。


ようやくマナはバナナの為のうさぎフードと食糧を買い込み、ピンクの馬車を発車させる。


目的地は虎王国タイガーである。


今回ピンクの馬車では、

バナナを自由に遊ばせる事ができない。

なぜなら虎は兎を食べるからだ。


バナナを死なせてはならない為に、

馬車に内蔵されたゲージでバナナは寝ている。


「なるべく早く虎王国は壊滅させて、

黒幕の場所を聞き出さなければならないわね」


その為に虎が集まる場所には、

またたびを投げ入れて戦闘を回避する。


首都をいきなり強襲する作戦である。





数日後、ピンクの馬車に乗るマナは戦闘を避けつつ

首都らしき場所についた。

首都の門番らしき虎は警戒している。


「ガルゥ〜〜」


マナは馬車から降りて、

今度はまたたびを大量に投げ入れた。


虎達はどんどん群がってくる。

タイガーの住民の大半が群がってきた。


マナは猫も好きである。

だから心の中でごめんねと呟きながら、

召喚魔法を放つ


「召喚魔法 亀砲」


全長20mはある亀が現れて、

口から巨大なビームを放ち消えていった。



虎王国の首都タイガーは見るも無残な状態になり、

虎も数万頭が炭になって死んだのである。




すると大きな虎の魔物が出てきた。


「何が起こってるのにゃ〜」


あまりの惨状にパニックを起こしている。



「私の名前はマナ!私が首都の強襲を致しました。

貴方が虎王ライオネルで間違いないですか?」


「そうだが、何でこんな事するのにゃ?」


「牛帝国をも滅ぼしましたが、

黒幕の存在と場所を吐いてくれませんでした。

だから次は確実に吐いてもらう為に、

私の実力を先にお見せ致しました。」



「黒幕なんていないのにゃ...」


ライオネルは何か歯切れが悪くなる。



「虎は牛を食べるのに、

虎王国は牛帝国を攻めない理由が分からなくて、

私は思いました!黒幕が必ずいる筈だと。

さぁ使いの者を派遣して下さい。その者を私は追います。ライオネルの首に興味は無いので」


ライオネルは焦るが、

やはり魔王様に知らせない訳にはいかない。

部下に目配せをする。


「我は虎王国の王ライオネルである。

黒幕などと何の話かわからないにゃが、

貴様の好きにはさせないのにゃ」


ライオネルは自分が相手をしているうちに、

部下を魔王様の元に行かせてる作戦を結構する。

相討ち覚悟だ。


部下の虎数頭が西へ逃げ去る。


マナはその様子を見ながら、

召喚魔法を放つ。


「召喚魔法 うさぎ王フレミッシュジャイアント」


ライオネルの頭上から、

全長20mはある巨大なうさぎが現れて、

ライオネルはペシャンコに潰れ死んでしまった。


何と僅かに召喚魔法2発で、

虎王国は壊滅したのであった。



マナは逃げ伸びた虎の後を追って、

西へ馬車を走らせた。


更なるブックマーク登録と評価をお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ