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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第2章〜マッサージ師はハムスターと亀とうさぎと旦那と共に
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マナの一人旅②

沢山のブックマーク登録いつもありがとうございます。頑張っていきます。

マナは露天風呂付き客室で優雅な花見露天風呂を満喫している。 


まずは香油を生成して身体を洗う。


湯船には桜が舞い散り、実に風流である。


マナは湯船に温泉卵とお酒で気分を良くしている。


「花見に温泉にお酒!これは贅として最高の組み合わせね」


マナはもっと早くに一人旅を決断出来なかった事を反省していた。


「あーやっぱり誰かの思惑通りに動くなんて気分悪いわ!こんな強力な力を持っているんですもん!第二の人生こそ自分の好きに生きたいわね」


マナは悪い笑みを浮かべている。

女神みたいに自分を崇拝させる国を作り、

王にだってなれるかもしれない

全てはやり方次第である。


健太はアホだとマナの中では決定した。

勇者勇者と人間や女神から煽てられて、すっかりその気である。


健太は勉強は出来ても権謀術中には頭が働かないらしい。

この島の人類を救っても健太とマナは輝かしい褒美をフェデーラ王から頂けるはずもない。


むしろ手綱を握れない危険な存在としてマナはすぐ様消される未来しか見えない。


「私の国を作るには、まずこの島の現状をしっかり調査しないといけないわね」


(うさぎ救うんやないんかーい)


牛帝国に虎王国ってそもそも何かおかしい。


虎は牛を食べる。ならば牛帝国と虎王国はお互い戦争をしてもおかしくない。

しかしいつも戦争を仕掛けられているのはフェデーラ王国であるらしい。


黒幕がいるのかも知れない。そうマナは推測する。




2週間の馬車制作期間が経ちマナはキャンプ道具などを買ってから馬車を引き取りに来た。


「まぁお姫様の馬車みたいね♪」


ピンクを基調として窓辺は白を使い見るからに女の子が好きそうな色合いの馬車にマナはご満悦だ。


ピンクの馬車にRE REと名付けた。

意味は第二の人生という意味である。

バナナ専用ゲージも付いている。

バナナもフルーツ入りの為ご満悦だ。


馬車製作料金を支払いマナは出発する。


「マナ発進します」


まずは牛帝国である。

あそこなら飯を現地調達できるー焼肉パーティーである


牛達が沢山のどかに草を頬張っている場所についた。


「すみません牛帝国の帝都モオはこちら側の方角であってますか?」


『もお〜』


牛達は人間を見つけると怒りくるって突進して来た


やれやれとマナは魔法を放つ


「風刃乱舞」 


風刃が乱れ飛び何頭かの牛達の首を切り落とす。

死んでいない牛達も逃げ出した。

マナはレベルも上がり魔法威力は確実に上がっていた。


マナは死んだ牛を血抜きして焼肉と干し肉を作る。


ジュ〜ジュ〜何とも香ばしい良い匂いがあたりを漂う


マナは塩のみではあるが味付けをした焼肉を頬張る


実に肉が新鮮で美味しい。前世のサーロインステーキなど目ではない。


ある程度満足したマナはローストビーフも作ってみる。

いやもうなんか大自然に感謝である。

調理器具も料理本もしっかり買っていて良かった。


一通り料理をしたマナは日持ちする食糧を携えて

牛帝国の帝都モオを再び目指す。




逃げた牛達は帝都に報告にいく。


「何?ピンクの馬車に乗った人間が単身帝都に向かって来ているだと?」


バッファローは予期せぬ報告に首を傾げる。

軍勢で攻めて来たなら分かるが、

敵は一人でしかもメスだ!

敵の意味が分からなくて、

とりあえずバッファローは帝都の警戒態勢を整えるように命令を下す。

なぜなら敵は一人でも強力な魔法士である。


以前の戦いで魔法士からの攻撃が激しくて敗退したと報告があったからだ。


帝都モオは緊張した雰囲気に包まれた。


健太はまだマナが居なくなった事に気づかず奥義開発に夢中であった。


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