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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第2章〜マッサージ師はハムスターと亀とうさぎと旦那と共に
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初依頼任務

いよいよマナと健太に仲間が!!

王の使いから連絡が来て王との謁見は14日後となった。


「まだかよ!大分先だな!勇者が如何に信頼失ってるかわかるな!マナ一緒に冒険者組合で依頼受けないか?

俺らの実力がまずはどんなもんか調べなきゃだし」


マナはティムの研究を行っていた。自分の融合魔法でまだ試していない、何に使うのかよくわからないのは沢山ある。それを試したかった。最終手段はハーネスとアレだ。

マナも了承した為に2人は冒険者組合に向かう。



「冒険者組合へようこそ!受付を行います。

冒険者カードをご提示ください。」


「ありがとうございます。そこの壁に沢山依頼書が張り出されております。現在お二人はFランクなので初心者向けの星一つが付いてる依頼書しかお受け出来ません。受けたい依頼を見つけて受付までご提示ください。失敗すると罰金にランクの査定に響くのでご注意下さい」



健太とマナは張り紙の前に行く。

星一つだとペットの散歩や家事など冒険に関係ないものが多々ある。そんな中冒険者向けのもある。偵察だ。


「北の森を抜けると砂漠地帯が存在します。

そこに現在多数の巨大ワームの大群が居ます。村方面に向かわないか偵察を依頼。万が一戦闘になり勝てばワーム魔石を別途買い取る。だがなるべく刺激しないでくれ大事にしたくない。2日で報酬2銀貨」


「おおーー!これにしましょ。そんなに地図では遠くないしこの辺りの地理も把握できる。それに何よりワーム全匹倒せばお金がたんまりよ!」


「よっしゃ〜余裕で倒せたら確かに一網打尽も悪くない」


マナと健太はこの依頼書を手に受付にいく


「では依頼書の確認をさせて頂きます。こちら複数日のご依頼で調査の為保存食や記録書の提示をお忘れなく。」


「記録書とは?」


「記録書はこちらで販売しております。調査依頼にはかかせない自動筆記付き魔導記録書になります。銀貨1枚ですが、いかがですか?」


健太は銀貨一枚を支払い購入する。


「ではご依頼の達成をお祈りしております。」


冒険者ギルドを出た

マナは市場でハーネスを複数個買っていた。

健太は食糧などを中心に買った。


「よし!いくか」


健太とマナは早速北の森から砂漠地帯への道に向かう。


北の森は小鳥達は囀りリスはチュンチュンとドングリを運び木々からくる風は爽やかだった。


「見てみて〜カピパラみたいなのがいるわ!」


マナはかわいい動物にメロメロだ。


「おーかわいいな!!カピパラじゃなくてモンスターじゃね?早く戦闘準備だ向かってくるぞ」


「うそーーあんなかわいいのに」


健太は魔法剣一撃で撃破した。


「意外でもないが、あんま強くないな、ガンガン進めるぞこれなら」


「私のカピパラがー」


その後もマナの可愛いモンスターへの愛は変わらず

健太が倒して行った。


2時間くらいで森を抜けた。


すると巨大ワームに襲われている一匹のウサギ形モンスターを発見した。


「今回は私がやるわ」


マナは巨大ワームに向けてウォータースプラッシュと風刃乱舞をお見舞いした。


巨大ワームはあっさり倒されワームコインが転がる


マナは更にカバンから市場で買ってきたバナナを取り出して千切ってうさぎ形モンスターに投げる。


「ティム」


「いや餌付けじゃねーか」


うさぎ形モンスターはバナナに夢中だ。

マナに擦り寄ってきた。マナは更にバナナをあげてヨシヨシをする。


「アロマオイル治癒精神安定魔法ローマンカモミール


うさぎ形モンスターの顔は実に晴れやかで怪我も治った。


マナはすかさずバナナに夢中なうさぎ形モンスターにハーネスを着ける。


「やったーーうさぎをティムしたわ」


「まぁ確かに捕まえてるからティムと言うのか?」


マナはご機嫌だ。牧草も何故かあり、食わせている。


「この子の名前を決めなくちゃ!バナナに夢中だからバナナね!」


マナと健太の旅にバナナが加わった。


「なぁラビ!このうさぎ形モンスターって仲間になれてるの?なんか言ってる?」


「こんな美味しい果物は初めてだ。毎日食べられるならOKだそうです。」


「ラビありがとう。そっかまぁバナナが言いならOKだな」


「すご〜い可愛い!!やはりうさぎは最高!!

マナはうさぎに夢中だ。


「オッケー!じゃあ俺が調査依頼やっときますか」


健太はまじめに調子依頼をこなす。

2時間が経過した。


「私もう野宿は嫌だからね!健太さっさと巨大ワーム壊滅させてきて」


マナは健太に文句を言いだす。


「いやいやあれどう見ても200体はいるぞ!俺1人は無理だ」


「バナナ曰く砂うさぎ達もワームの被害で困っているらしいです。」


「まじで!?なら私が巨大ワーム壊滅させてくるわ」


「よしなら俺も頑張るわ」


マナはバナナ達を安全な場所に置き、

巨大ワームに向かい走り出した。


「アロマオイル混合魔法(サンダルウッド×ローズ)散弾バラッド」「コメット」


薔薇の棘が散弾銃の様に周りに炸裂すれば、空から多数の隕石が巨大ワームを襲う。

巨大ワーム達は大部分が大ダメージを負った。


「水風刃乱舞」「アロマオイル混合毒散弾魔法(サンダルウッド×ユーカリ)」


毒が散弾銃の様に全ての巨大ワームに向かい

水風の刃が更に切り裂く


「よーし頑張って退治を退治??終わってんじゃねーか」


「トドメは健太に譲ってあげる。ワームコイン忘れずにね」


マナはバナナの元に戻りうさんぽしている。


「よしこの数だ早く終わらして野宿回避だ」


マナと健太とバナナは野宿を回避して何とか夕方までには冒険者組合まで戻って来れた。


マナはとても機嫌が良い


「ねー見てみて!バナナが手を舐めてくれたよ」


「えっ?調査依頼の筈が全滅させて来たんですか?魔導報告書の提示をお願いします。」


健太は310枚のワーム魔石と魔導報告書を提示する。

受付は魔導報告書を確認した。


「魔導報告書は確認しました。では310枚のワーム魔石の買取と今回の依頼達成金額を合わせまして銀貨312枚お支払いします。更には魔物の討伐数が一定値を超えた為今日からCランク冒険者に昇進です。」


受付は冒険者カードのランク変更と報酬を渡した。


「マジで!?半日で1ヶ月分以上の報酬じゃない!儲けたわね。新たな仲間の祝いに今日はパーと呑みましょう!」


「おじさんフルーツ盛りにサラダに骨つき肉にハニー酒につまみセットを」


「よし俺はビールに唐揚げに枝豆にステーキを」


「あーステーキ良いな!おじさんステーキは二つで」


「あいよ」


バナナはフルーツ盛りに夢中だ。


「新たな仲間に乾杯」


「乾杯」




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