アメルダ島全図とイメリア大陸の過去
とりあえず先に健太とマナが飛ばされたアメルダ島を載せます。200文字以内では投稿できない為。桐斗やうさぎ達のいるイメリア大陸の過去編も載せます。
昔イメリア大陸は精霊神が治めていた大陸であった
ウサギ達の他数多くの生物の楽園として存在していた。うさぎに限らずいろんな動物達の成長を見守るのが精霊神は好きだった。
しかし時代は移り変わり人間達の世は大航海時代。
イメリア大陸にも人間達が寄り付くようになる。
これも時代であり仕方ない事だと思っていたら人間達がどんどん押し寄せてくる。終いには国まで作る次第だ。流石の精霊神も女神に抗議した。
それに対して女神は弱肉強食よと言い精霊神に対して真っ向から戦線布告した。
まず女神は勇者と魔王システムを作り出した。
何故こんなシステムを作ったかと言うと
女神様の力は人間の崇拝力に依存する。
だから女神様が勇者を作り出して邪悪な魔王から人類を救う構図を作り出して女神教の布教をする。
思わぬ副産物で女神の森は魔王と勇者を全て駆逐しないと人間以外入れない異次元の膜が出来た。
女神と精霊神の戦いは熾烈を極めたが、領土を大部分人間に駆逐されうさぎの少ない精霊神に対して他の大陸にも領土がある女神では勝ち目が無かった。
遂には精霊神は敗れて死んでしまう。
「イメリア大陸を貴様らの好きにはさせない。我の力で転生者を呼び寄せ次代の精霊神を作り上げ必ずイメリア大陸は我らうさぎ達の手に戻す。幾月年月が掛かろうと必ずだ!!その時は100倍返しだからな!必ず復讐してやる」
転生者はその後現れたが皆破れていった。
そんな折 イメリア大陸に阿修羅が現れる。アンナの父である。
阿修羅もまた桐斗とは違う意味で良くない幼少期を過ごして人間嫌いになった元暴走族族長の過去を持つ転生者だ。彼もうさぎだけを愛していた。幾万の人間や魔王軍に対して一人で特攻をしていた。うさぎを犠牲にしたくなかったからだ。ある時レベルが上がり精霊神になりイメリア大陸の過去や女神について知る。阿修羅はブチギレた!!手当たり次第人間を八つ裂きにした時期もある。先祖のうさぎを愛した精霊神様達や死んでいったうさぎ達の為にも何とか女神の手からイメリア大陸を取り戻すと策を練っていた。それは魔王と勇者の同時殺戮だ。その隙を狙って女神の森に入り、女神の森を焼き払い女神をイメリア大陸に転移できないようにする。これしかない。作戦は上手くいっていた勇者と魔王が戦っていたからだ。すかさず漁夫の利を得ようとしたが何故か女神にバレてしまい魔王と勇者まで敵に回る。そして勇者、魔王、女神VS阿修羅の構図になってしまう。
大激闘の末、女神は阿修羅を封印した。
同じ世界に同じタイミングで同じ神は存在できない
これはこの世界のルールである。つまりは精霊神は2人存在し得ないのだ。
精霊神との戦いに煩わしさを感じた女神は今回殺戮ではなく封印を選ぶ。
「阿修羅よ!無様だな!イメリア大陸は我がしっかり管理してやるから安心して見ておれ」
「みんなごめん!何とか生き延びてくれ!そして次の転生者よ!お前に頼る事になってしまうがすまない!俺達の復讐をどうかお前の手で」
阿修羅は最期の力を振り絞り運良く見つけた精神体のマナナ達に精霊術士の力を与えてメッセージを残す。
「かつてうさぎの世界であったイメリア大陸は人間や魔王の侵攻でうさぎ達は絶滅の危機に瀕している。私は戦に敗れてもう長くない。代わりにうさぎ達を救ってくれる転生者を君達で選んで連れてきて欲しい。選考基準は①人間よりうさぎを助ける②自分の命よりうさぎを護る③うさぎを愛している
君達だけが頼りだ。転生者に君達の加護を入れたらとんでもないパワーの救世主が生まれる筈だ。うさぎである君達を戦争に駆り出す私を許してくれ!こんな事しかできない私を許してくれ!願わくばうさぎの楽園を再びイメリア大陸に」
by精霊神
これにより桐斗とマナの飼っていたうさぎ達は集まり会議を開いた。
桐斗かマナかどちらを転生者にするのかを
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