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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第2章〜マッサージ師はハムスターと亀とうさぎと旦那と共に
66/96

スピード昇進しますわよ①

マナの好きなもの イケメン 金 脚光(モテる事)


4階層のボスモンスター撃破後、健太はマナが淡く光ってるのに気づいた。


「マナ!なんか光ってない?」


「ふっふっふ!!それは私の美しさよ」


マナは自意識過剰人間である。


「いやそうでなく、ステータス見てみて」


マナ レベル110職業 魔法士

ステータス

HP:1110

MP:1120


攻撃:225

防御:225

魔法:1110

速度:1110

親愛pt:300

スキル アロマ術者 果物三昧 食べ残し

昇進可能です→魔法僧士(バランスよくステup)


健太  レベル110職業 勇者

ステータス

HP:1110

MP:1120


攻撃:1120

防御:1120

魔法:890

速度:890

スキル 触診 炎 トネール 魔法剣



「すごい!!どうやら私だけ昇進出来るみたいね。良いわ

昇進してあげるわ」


マナ レベル110職業 魔法僧士

ステータス

HP:1210

MP:1220


攻撃:325

防御:325

魔法:1210

速度:1210

親愛pt:300

スキル アロマ術者 果物三昧 食べ残し



「ステータスが100upしたなおめでとう。俺はまだ先っぽいな!いや来るのか?マナだけ?」



「女神が私達の事を聖人と勇者と呼んでいたから

私はこの先まだ昇進って言うのはありそうだけど健太は期待薄ね」


「やっぱそっか!そんな気少ししてたんだよな!でもさ俺根本的に引っかかってる事あるんだよ」


「何?貴方が健太でなくハ○ドさんだったらもっと真剣に冒険して桐斗をブチ殺す覚悟を持っていたんじゃないかって?えぇそうよその通りだわ!!間違ってないわ人類救うわ」


マナはサラッと爆弾発言をして健太はびっくりした顔になる。


「いやハ○ドさんならそうだったんかーい!!

イケメン好き過ぎない?女神より相棒次第だったんかーい!!いやそうでなくだな、俺ら人類助ける為に転生させられたんだよな?なら加護が人間じゃなくちゃおかしくない?俺前世で数え切れない人を手術で治して来た。人の加護なら俺は持っててもおかしくない。更には人類を救う名目で呼ばれたマナは加護が動物っておかしくないか?明らかに動物界を救う為の使徒だよな?」


マナは冷たい目をする。


「ばっかじゃないの?その考え方がそもそもおかしいのよ!!貴方は人間をペットとして飼ってたの?違うでしょ?加護の動物達はおそらく生前飼ってたペットがご主人様の転生の水先案内人としてやってきたそうでしょ?ラビ」


「マナの言う通りです。しかし私も困惑してます。何故人間界を救う為に私がマナに加護を差し上げているのかについて!マナにもうさぎ界を救って欲しいのが心情であり、女神がマナを選んだ理由は明らかに人選ミスな気がします」 


ラビの声は何処となく悲しそうだ。 


「多分桐斗の判断を鈍らせる為にもしくは桐斗が殺せないだろう相手として女神は私を選んだのかもね」


「マジかよ女神様えげつねー」


健太は自分の女神様に対する印象を変える必要があるかもしれないと思った。


「...とっとと洞窟出るわよ。早くレベル上げよ」


マナは不満を発しながらもテキパキ動いたおかげで10日程で10階層まで着いた。でもレベルの上がり具合は次第に悪くなってきた。


「もう帰る!!レベル上がりにくく、強くなりにくいから9階のボスに1時間以上かかったじゃない」


「だからこそこの10階層で鋼鉄石ってモンスターが経験値良いからそこでレベル上げしろって女神様から手紙来てたよ」


「はぁ〜??周りほぼ岩で区別つかんわーい

風刃乱舞」


ザク!


「いわ!?」


隠れていた鋼鉄岩は攻撃を受け思わず奇声を上げてしまう。


「よし居たね!ウォーター斬り」


魔法剣の水バージョンだ。

 

「バタ」


鋼鉄岩は倒れた。


「まじで!?弱い上に経験値美味しいわね!レベルupしたわ!健太周りに手当たり次第メスを投げ込んで」

  


マナと健太は裏技みたいな方法でレベルを上げまくる事丸3日


疲れ果てた健太はまたマナが淡く光ってる事に気づいた。


「マナまた昇進じゃないか?」


「すごーーい!私なかなかスピード昇進ね!マメにハムもスキル頂戴。」


マナはスキル 閉じ籠る 快適な巣 をゲットした


マナは昇進した。


マナ レベル200 聖者

ステータス

HP:2310

MP:2320


攻撃:505

防御:505

魔法:2310

速度:2310

親愛pt:400

スキル アロマ術者 果物三昧 食べ残し 閉じ籠る 快適な巣


「えっ?加護動物からスキルまで貰えるの?

因みにどんなスキル?」


「防御2倍とHP自動回復よ」


「それゲームだとチート並じゃない?」


「食いしばりもあるよ!一撃死クラスを食らってもHP 1で生き返るわ。一度だけ」


マナは得意げだ


「マナが桐斗に殺される未来なくね?」


「桐斗はそのチートスキルを11個持ってる事忘れないで。私より加護が3倍近くあるのよ」


「どっちも規格外だよ!俺も加護欲しい!勇者って普通世界最強の筈がこの世界だと並の戦士よりちょい強いくらいなんじゃない?」


健太は自分の勇者像が崩れて文句を言いだす。


「女神との初対面で明らかに女神は私に期待してたしね」


「まぁ妻が強いに越した事ないからな」


「はぁ?旦那が強くなりなさいよ貴方勇者でしょ」


健太は弱いのにこんな時だけ使われる勇者という言葉を恨めしく思う。


「まぁそんな事よりやっとダンジョン出られるぞ!まずは早くちゃんとした宿屋で寝たいよ」


「何バカな事言ってるの!こんなレベルupスポット他にないかも知れないわ!ここで経験値荒稼ぎよ」


「了解」


マナと健太は1週間以上鋼鉄石を狩まくった。


(裏技ばかりずるいぞ健太とマナ)



そしてようやく人間の街フェデーラに2人はたどり着いたのであった。





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