表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第1章〜バーテンダーはウサギ達と共に〜
56/96

大魔王様のイメリア侵攻と第三次マウリア奪還作戦開始


大魔王エターナル様が遂にエビルマウンテンから魔王城に帰還した。

ということは プロテクションシリーズの聖に関する魔法を覚えたという事。


大魔王エターナルはすぐ様憎きイメリア公国の聖結界前で準備をする


「セイクリッド プロテクション ホーリー マテリアル」


これで聖結界を跨いでも痛くないはず。

左足からソロっとイメリア公国内に入る。


「痛くない!よしイメリア軍をこれで滅ぼせる。」


「コメット」


魔王は広範囲ひ高熱の岩が多数降って来る魔法を

イメリア首都に向けて放った。


首都は大混乱だ。イメリア16世はすぐに桐斗に援軍を求める狼煙を上げる


イメリア公国から緊急援軍の狼煙を確認した桐斗は

新うさぎヶ丘に居た。

魔法入りシェイカー千本程度を持ち、馬車に乗り


ミノンの街からイメリアを目指す。






〜バウムット帝国


桐斗を監視していたバウムッド帝国暗部はすぐ様

桐斗が聖うさぎ王国を離れてイメリア公国へ動いた旨の密書を伝書鳩に括り付けてバウムッド帝国に伝えた。


密書を受け取ったアンダルシアは歓喜に震えた。


アンダルシアの描いた構図がすべて揃った。

旧マウリア皇子の存在に、マウリア奪還という理由に桐斗の不在。


千載一遇のチャンスであった。


すぐ様この事をフランクに伝えて

マウリア王国奪還の為の軍は動き出す。


「マウリア王国を奪われてはや数年!やっとマウリア王国を取り戻す時が来たぞ!旧マウリア人には不憫な思いをさせてすまない。バウムッド人にはこれからも世話になる。アンダルシア教皇には特に世話になった。マウリア王国復活の暁には女神教に多大な寄付を約束する。

皆の者我に力を!目指すは新うさぎヶ丘!

新うさぎヶ丘を占領後

首都マウリアの奪還だ行くぞー」


急遽集められたフランクを大将にした旧マウリア人とバウムッド軍の混成軍団20万がラフレシアを出発した。


真っ直ぐに新うさぎヶ丘を目指す。


大軍の足跡を聞きつけた隠密ハイラビット達は

今回は神殿と桐斗と新うさぎヶ丘のジジに報告に向かった。


とてもじゃないが罠を作動させている余裕はない。


隠密ハイラビットからの報を受けた神殿ではアンナ、マナナ、モカ、カシス、ラビビ、ノンペが4台の馬車で新うさぎヶ丘へ援軍を急ぐ。たっぷりの魔法入りシェイカーを持っていかなきゃいけない。


一方隠密ハイラビットからの報を受けたジジは新うさぎヶ丘を護るべく西側の城門以外全て閉めて

東側と南側の城壁に100門は砲台を集結させた。


今は魔法入りシェイカーを撃てるのはジジだけだ。

すぐに撃てる準備だけはして回る。


一方桐斗に報告を入れる為に動いた隠密ハイラビットは桐斗になかなか追いつけずにいた。


なぜなら桐斗は先に馬車で向かっておりスピードも速い上に向かう方向が逆だったからだ。


桐斗がイメリア公国首都に着いた時には首都は焼け野原だった。なぜなら大魔王エターナルはコメットの魔法を隠れながら撃ち続けていたからだ。

桐斗はすぐに消火にあたる。


「ブルーラグーン×10」


いくつもの大波をおこして火事をすぐに消す。


すると大魔王エターナルは姿を見せた。

桐斗と初の迎合だ。


「余は大魔王エターナルである。あの忌まわしき結界作成に魔法入りシェイカーは貴様だな!容赦はしない!」


「ご大層な名前だな!もう少し謙虚になれよ。

大迷惑王エターナル」


「ぬかせ!我の魔法で貴様など消し炭にしてくれるは!ダークネスファイアーバード」


馬鹿にされた大魔王エターナルは勇者クリムドを葬った技を繰り出す。


「そんな小鳥で私を葬れる訳がなかろう。

ブルーハワイからのブルーラグーン」


このアホ大魔王は火が得意なのかもと考えて水の結界を作り出し、波魔法で大魔王の魔法を無効化した。


「ならばこれはどうだ

ダークネスライトニングマテリアルバースト」


桐斗はすかさずスキル赤い彗星を発動後、魔王の魔法を避けて接近してサウザショットガンを発動させてショットガンの威力で大魔王エターナルを吹っ飛ばした。


そんな折隠密ハイラビットが急報を告げる

「桐斗様!バウムッド帝国が攻めてまいりました。

最新の情報ではアンナ様危篤との状態だとか」


「何だとー?」


桐斗は伝令の言葉で我を忘れかけた。

桐斗は自身の持つ魔法入りシェイカーを

イメリア16世に預けた。


「すまない!イメリア16世!我が国にバウムッド帝国が攻めてきており、すぐ様帰らねばなりません。我が妻が危篤だとの状態だとか。私特性の魔法入りシェイカー約1000本分は置いていきます。」


「わかった!イメリアはワシが死んでも大魔王から守り通す。桐斗殿すぐ向かわれよ!


「恩に着る」


桐斗は腹の中が煮え繰り返っていた。

しかし考えるのはアンナの安否のみ!


「アンナアンナアンナ何とか持ち堪えてくれ!

アンナがいない人生など考えられない」


エキストラスキル毘沙門天を発動して、更にはブルーラグーンを発動させて波を起こしながら馬車より早く光の如き速さで新うさぎヶ丘へ舞い戻る。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ