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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第1章〜バーテンダーはウサギ達と共に〜
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様々な思惑

今日は大好きな作品の発売日でした。

そちらも楽しみにしてます。

あー早く見よ♪

大魔王エターナルは魔王軍四天王マジシャンズアークが死んだとの報告でも慌てなかった。


大魔王エターナルは何よりあの結界を張った人物が気になっていた。あの結界内からさらに同じ能力のパワーの魔法食い止めて、撃ちやぶるのは至難の技だったからだ。


結界を破壊する為と魔力を上げる為にエビルマウンテンで修行中に対策を練っていた。

しかし大魔王エターナルの中で発想の転換があった。


それは氷炎魔人に暗黒魔人が戦って居た時に

氷炎魔人が炎の結界と氷の結界を付与していて、

それに対して暗黒魔人はプロテクション フャイア

とプロテクション ブリザードを自身にかけていた


プロテクションシリーズを自身にかければダメージなく聖結界を通れる。


大魔王エターナルはプロテクションシリーズの中で一番自分と正反対なホーリーの研究を行う。

更には魔力の増加も


まだまだ大魔王エターナルの訓練は続く





マジシャンズアークがやられた事で

コンバットアークは次は自分の支配地が狙われると警戒していた。


「何か対策を練らねばならない。」


そう言えば人間達はシェイカーの栓を抜き強力な魔法を放っていた。


これはあの人間が自ら演唱して発した魔法ではなく

火炎瓶に近いと感じていた。


「うまくやれば暴発するんじゃないだろうか? 」


魔物達に厳命するシェイカーを持っているやつをとにかく狙えと!

魔法でもいい。飛行からの強襲でもいい。

弓矢でも火矢でもいい。


魔法入りシェイカーをとにかく何とかする方法に出た。


更には攻撃してくると分かれば罠は作りやすい。

火罠 土罠と様々用意して護りを盤石にした。


恐らく自分は勇者相手に付きっきりになる。

司令官をコンバット部隊に仕切らせる。

何があってもこの地を護る覚悟を決めたようだ。


幸い勇者戦に不安はない。

以前の勇者の戦いを見ていたが、

奇襲による近接戦を得意にしていた。


確かにあれではマジシャンズアークは不利だった

魔法士であるマジシャンズアークは近接戦での暗殺を弱点にしていた。


ではコンバットアークはどうか。

コンバットアークは何より近接戦が大得意で

大魔王エターナル様が力を上げてから自分の能力もすこぶる上がっている。あの勇者の戦い方なら苦戦はしないだろう


コンバットアークは逆に遠くからゲリラでチクチク魔法攻撃されるのを嫌がる。その意味でも魔法入りシェイカーを警戒しているご様子。





〜オットー


アラルド共和国外相は笑顔だった。

聖うさぎ王国からの魔法入りシェイカーの輸入量がいきなり20倍になり万単位の所有量になったからだ。


「魔王軍など恐るに足りない。」


聖王国アランドブルクにも確認したが聖王国アランドブルクも20倍の輸入量でそれなりに魔法入りシェイカーの数を増やしている。


だが聖王国アランドブルクの果物は聖うさぎ王国からはあまり良い評価を受けていない。


「私も食べてみたが、甘さが足りないからか?」


アラルド共和国の果物は甘さに拘り年々評価が上がりAを頂く時もある。聖王国アランドブルクとの魔法入りシェイカーの所有差は3倍以上だ。


今年中の首都アラルドの奪還の為に聖王国アランドブルクからの援軍は必須だ。

少し魔法入りシェイカーを譲って聖王国アランドブルクの機嫌を取る事になった。


何より大事なのは選挙の勝利なのだから。


アラルド共和国の閣僚は別に国に忠誠心などない。

綺麗事を並べたてて選挙にいかに勝つかが大事だ。

それには実績だ。


シナリオはこうだ!

見出しは「教皇の妄言には騙されない。」

サボっていた勇者の所為で領土は失われた。しかし我ら閣僚はみんな大好きうさぎが治める聖うさぎ王国と仲良くなり軍事物資を頂き、うさぎ達は我が国のフルーツを喜んでいた。

聖うさぎ王国との強い絆が首都を奪還せしめた。

つまり外交力のおかげで祖国の領土を取り返した。


女性や子供からの支持を得るだけでなく

動物愛護団に農業関係者からも票を獲得できる。


it's a perfect!


アラルド共和国は軍を集める。

輝かしい未来を信じて










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