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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第1章〜バーテンダーはウサギ達と共に〜
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聖王国アランドブルクの戦勝報告と隣国の不穏な動き


桐斗はまた自身のレベルがまたかなり上がった事がわかった。おお!何か新しい召喚魔法取得してる。

次は天使だせるのか!すげーな!

次の機会に使おう


ところでこのレベルの上がり具合はもしかして聖王国アランドブルクとアラルド共和国は落とされたのかなぁ?

品評会もう来るかなぁ?


桐斗は一様念の為直近の品評会に出席することにした。


そこにはブルク20世と貿易官達がニコニコしていた。


「これはこれはブルク20世随分とご機嫌ですね?さては魔王軍に勝って領土を奪還出来ましたか?」


「はい!おかげ様でうちのポンコツ勇者が頑張りました。去年しごいて貰ったおかげで急にやる気を出して聖都を奪還させてくださいなんて自ら言い出したんですよ。イメリア公国にも援軍を頂き何とか首都を奪還出来ました。」


ブルク20世はそれはそれは笑顔で報告して感謝してくる。勇者クリムドを責め立てた甲斐があるというものだ。


「それはそれはおめでとう御座います。お祝いにもっと魔法入りシェイカーをお譲りしますね。」


「有難うございます。次はアラルド共和国外相の為にもアラルドを取り返してあげないとですわい」


「勇者は浮かれずちゃんとその後も研鑽に励んでますか?」


桐斗は勇者クリムドが勝利に驕ってないか心配した。

なぜなら勇者クリムドは研鑽をずっとサボっていたからだ。それにもういい歳だ!四十肩とかなって療養してる姿が目に浮かぶ。


「はい!今回ギリギリの戦いをして勝ったのが魔王軍四天王だったらしく、まだまだ実力では大魔王エターナルには勝てないと修行を続行しております。」


「それは良かった。慢心が一番いけませんからね。」


「ここだけの話ですが、ちょいと私も暗部に調べさせました。バウムッド帝国が最西端の街ラフレシアに大軍を集めているらしいです。更には教皇軍まで」


バウムット帝国はしつこいようだ。確かに前世でも宗教と戦争が絡むと泥沼化しやすかった。本当に面倒な隣国である。



「教皇軍とは?」


「バウムッド帝国の女神教の宗教組織のトップは教皇として政治にも口を出します。教皇は軍隊まで持っており、教皇が聖うさぎ王国襲撃を一番声高に叫んでるそうです。お気をつけください」


「ありがとうございます。貴重な情報ありがとうございます。」


ブルク20世にプレゼントで魔法入りシェイカー1000本追加であげたら喜んでいた。


しかし何度品評会をやっても聖王国アランドブルク産の果物はC評価のままだ。

いつになったら美味くなるのやら。


さてさて去年から作り上げていた城塞都市は後は宮殿の完成を待つばかり。気は早いが名前をつけてやらなきゃな何が良いかなぁ?


よし前世で住んでた町に因んで「新うさぎヶ丘」にしよう。

大砲も常備100砲は城壁に張り巡らせよう。

ハイラビット隊に命令して神殿から魔法入りシェイカーを1000万本、砲台付き馬車を100台新うさぎヶ丘に運ばせる。ジジを常駐で護らせるか!


今は神殿が首都だがいずれ新うさぎヶ丘が首都になるだろう。それに神殿からより新うさぎヶ丘からの方がバウムッド帝国から近い。


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