バウムット帝国教皇の暗躍
〜バウムット帝国
バウムッド帝国は実は極度の宗教国家である。
女神教はイメリア大陸全土で広く崇拝されているが
女神教の聖地がバウムッド帝国内にあり、女神教発祥の地でもある為に女神教信仰率は脅威の95%で毎週日曜日はミサに皆出席する程だ。
バウムッド帝国内の重臣のポストにも教皇というのがあり、かなりの発言力があったりする。
女神教それは女神を崇拝する教えである。
女神教は12戒なる教えを念頭にしており、
一言でいうと人間至上主義の考えだ。
だから、魔王軍が攻めて来たら援軍を出すし、
聖うさぎ王国を認めない。
バウムッド帝国教皇 アンダルシアは先の世界会議の内容を知り、酷く心を痛めていた。
「あー主よ!我ら人間の中に女神教に逆らう国が出て参りました。我が国には災いが無き事を切に願います」
アンダルシアはバウムッド帝国宮殿内で日々聖うさぎ王国への主戦論を提言していた。
「教皇の言い分もわからないではないが、ついこの前10万もの我が兵が負けたばかりである。もう少し時期を見て欲しい」
戦争とはお金のかかる代物である。皇帝も教皇の扱いには苦慮している。人気と権力はかなりのものだからだ。
アンダルシアは教皇軍と教皇暗部を所有している。
まずは教皇暗部を使い聖うさぎ王国を撤退的に調べ上げるところから始めた。




