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2 アンドロメダ銀河の中へ

 アンドロメダ銀河の中へ


 ……綺麗。宇宙って、本当に綺麗。


 メロディーと、あと二人の宇宙飛行士のパートナーを乗せた宇宙船は、つい数日前にやっと、旅の目的地である『アンドロメダ銀河』の中に到着をしたところだった。


 メロディーたちは、このアンドロメダ銀河の中から、私たち地球に暮らしている人間がある程度のテラフォーミングを行えば、住める環境にあるような(地球とまったく同じかそれに近い環境の星があれば良いのだけど、それは確率的に無理そうだったし、仮に見つけたとしても、その星には新しい人類、つまりその星で進化をした知的生命体が存在している可能性が高く、彼らと戦争状態になってしまう危険性があった。あるいは地球が逆に彼らに侵略されてしまうとか……)


「ふんふーん」

 メロディーは上機嫌で、太っちょの宇宙服のまま、宇宙船の外壁をダンスホールの磨き抜かれた(顔が写るくらいの)ガラスのような床の代わりにして、そんな鼻歌を歌いながら、一人、ゆっくりとした動きで、ダンスを踊っていた。


 いい気持ち。

 音楽があれば、なおいいんだけど、まあ、仕事中だし、そういうわけにもいかないかな。

 にっこりと笑って、メロディーが透明なガラスのヘルメットの中で、そんなことを思っていと、『メロディー。遊んでないで、宇宙船の中に早く帰還して』と言う通信が聞こえた。

 それは先ほどのペコの声ではない。

 ペコと宇宙船の中に残っている、もう一人の宇宙飛行士、ミラクルの話す声だった。

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