32・ペイン
そこからこの三の曲輪を占領するまではあっという間だった。
ゴルディーク達高レベルメンバーが終始優勢に進めていた戦線は一気に押し進み、この場の敵は一掃された。
一部上の曲輪へ撤退したものを除けば、倒した敵は20人強といった所か。
やはりここにいた集団が敵の主力だったのだろう。既に上からの攻撃も下にいた時程の圧力はない。敵からしてみたらつけるつもりだった決着がつかなかったのだから、当然と言えば当然だ。
だが、まだ攻略は終わっていない。
この先どんな罠が隠されているかわからない。より気を引き締めていこう。
「ルケリア。何人やられた」
ゴルディークは剣を払い、後ろの仲間に声をかけた。
「ホズレットがやられたわ……」
ルケリアと呼ばれた女性はゴルディークに仲間の死を告げた。
白い法衣をまとい、水色の髪を後ろで結い上げた女性だ。
職業はより回復支援に特化した性能を誇る、ホーリーオーダーの上位職『ディバインオーダー』。
消費したMPを回復しつつ、周囲の状況をまとめていた。
ゴルディークは眉ひとつ動かさずただ頷いた。
レベルで勝るとはいえ、倍以上の数を相手にしていたのだ。むしろ被害は軽く済んだ方だろう。
そして、それを無駄にしない為にもゴルディークはすぐに追撃の用意を始めていた。
「べリオン」
「俺以外、2人だ。早々に死ぬたぁな。まぁ、頼りにしちゃいなかったがよ」
べリオンは淡々とそう答えた。
「お前。自分の仲間が全員死んだってのに、随分と冷淡だな」
その様子にゴルディークの仲間のダイバーがべリオンに食ってかかった。
「あいつらには自分の事は自分でやれと言ってある。それができねぇ弱いヤツが悪ィのさ。気に食わないなら、俺は構わねぇぞ」
べリオンは見下す様に笑いかけ、ジリッと腰の剣に手を伸ばした。
「よせ。まだ戦いは終わっていない。ここで仲間同士争う意味はないだろう」
ゴルディークが2人の間に割って入った。
「そうだ。こんなザコより、俺はアンタを所望したいな。重腕のゴルディーク」
それでもべリオンは剣に手を伸ばしたまま、ゴルディークに視線を向けた。
ゴルディークが再び何かを言おうとしたダイバーを制す。
「後にしろ。今は侵攻クエストの達成に集中するんだ。それまでお互い生き残っていたら、べリオン。お前の相手をしてやる」
ゴルディークはベリオンに向き合うと、その獣の様な眼光でまっすぐその目を見据えた。
「おう。楽しみに待ってるぜ。隊長さんよ」
べリオンはハッと息を吐くと、剣から手を離し踵を返した。
その背に集まる視線を全く気にかける事なく、べリオンは去っていった。
その顔に不敵な笑みを浮かべて。
この戦闘で失われたこちらの戦力は、最終的に23人。不利な地形だったが被害は敵側とほぼ同数だ。
残っている戦力は40人。
ゴルディークは残っていた最後の回復ポーションを使おうとしたが、ルケリアがそれを制した。
「それは最後まで取っときなさい」
ずっと仲間の盾となって身を呈してきたゴルディーク。その体には隠し切れないダメージが蓄積されていた。所々鎧はひび割れ、左腕に装着していたスパイクシールドは失われている。右腕の盾もかなり消耗していた。
ルケリアが回復魔法をゴルディークにかける。回復が完了すると、ルケリアは「よし!」と、ゴルディークの背中を叩いた。
それに対してゴルディークは無言で、しかし力強く頷いた。
そして仲間達の方へ向き直った。
「このまま一気に敵領主の討伐に進む。敵に反撃の機会は与えん!」
先程までと変わらない。最高戦力を先頭に戦線をこじ開ける。
二の曲輪へと続く道は、上の切岸の左側に先程と同じ様にあった。
切岸に沿った細い道を進み、右手側に入口がある。
上に陣取る敵は既にこちらの遠距離攻撃でほぼ封じられており、ゴルディーク達の進軍を阻む事はない。
迎撃がない事を確信したゴルディークは、道の中程まで進んだ所で走り出した。
突然だった。
後ろにいたパーティメンバーのダイバーが消えた。
いや、急にバランスを崩した様に体を傾けたと思ったら、真横に落ちていったのだ。
直前、ゴルディークはかすかな声を耳にしていた。
それは呟き。否、呪文の詠唱だった。
宙に飛んでいったダイバーはそのまま谷底へと姿を消した。
「……斥力場!? ダークルーラーか!!」
この一瞬を目撃した味方が、それまでの優勢で昂っていた気勢を一転して失った。
「ダークルーラーだって!?」
「ダークルーラーがいる……!?」
私の周りにもその動揺は伝わってきた。
「……ダークルーラー……?」
私はルクスの袖を引っ張った。
ルクスなら何か知ってると思ったからだ。いつもの様に自慢気に答えてくれると。
「……ヤベえ。ダークルーラーだってさ……」
だが、ルクスも周囲と同様に顔を青ざめさせていた。
見回すとリラ、スフィアルもだった。
ベイブはいつも通りでちょっと安心した。
「……ちょっと考える時間をくれ。スフィアル。ミケに説明頼むわ」
「ああ……」
スフィアルが眼鏡を直しながら頷いた。
「……スフィアル」
「わかった。……ダークルーラーっていうのはな――」
『ダークルーラー』
マジックウィザードの上位職で闇魔法に特化した暗黒魔導師。
上位職には初期職の長所を伸ばした進化型と、新たな技能を習得して性能を変化させた特殊型の2種類があり、そのどちらかを選んで昇格する事になる。
前者はマジックウィザードの場合エレメンタルロード。
そして、後者がこのダークルーラーだ。
ダークルーラーはマジックウィザードが使えた多くの魔法を失う代わりに、闇属性の魔法を唯一完全にマスターできる。
闇属性魔法は直接生命力を減衰させてバッドステータスを与える魔法や、重力を自在に操る魔法を行使できる。
エレメンタルロードの複数の属性を使える器用さと、純粋な攻撃力には一歩譲る。その代わり他者の行動に干渉するトリッキーな攻撃方法が豊富にある。
特に、それは対人戦闘において本領を発揮する。
「つまり、嫌がらせのスペシャリストだ。まさかこんな低レベル帯の領土に出てくるなんて……!」
スフィアルが食いしばった歯のすき間から声を絞り出した。
その時、切岸の上からひとつの黒い影が姿を覗かせた。
否、全身を黒いローブで覆った魔人族だ。側頭部に魔人族特有の角が真横に突き出ている。
頭の天辺から足元までを全て黒い布で包み、顔には銀色に輝く髑髏の仮面を着けていた。
あれがダークルーラーか。
黒い影から銀色に光る爪が宙に差し出された。
その手はまっすぐ切岸の下、私達に向けられていた。
「ペイン」
ふと、足下を風が通り抜けていった。
しかし、別段変化は無い。私は自分の手を開いて見たり、体を見てみる。
やはり特に変化は無い。
「うわぁあ、あああ……!!」
「いやだぁああ!」
突如周囲が騒然となった。
そこかしこから悲鳴が上がる。
「ブラックスフィア」
ダークルーラーがかざした手から黒い球体が出現した。
それは手からゆっくり離れると、泡の様に弾け分裂を始めた。やがて黒雲のごとく空を覆っていく。
そして、一斉にこちらへ飛び交いながら、襲いかかってきた。
「リラ! スフィアル! 防御だ! 早くッ!!」
ルクスが振り返り、叫んだ。らしくない。絶叫に近い。
すぐに2人が各々魔法で障壁を作り出す。
だが、黒い球は蝙蝠の様に不可思議な軌道を取ってそれを掻い潜り、私達を中心に回転しながら迫り来る。
「グ……ッあ……!」
2人の前に立ち塞がったルクスのわき腹に黒い球が突き刺さる。その表情が苦悶に歪んだ。
まだまだ雨あられの様に黒い球は迫ってくる。どうやらこの攻撃はこの世界で唯一例外的に追尾性能を有しているらしい。
私とベイブはうずくまるルクスの前に出て、それらを叩き落とした。
手に重い衝撃を残し、黒い球は霧散して消えていった。
「……ッ!?」
矢に比べれば幾分劣る速度。感触はまるで鉄球。衝撃は強いがダメージはさほどでもなかった。
だが、それとは別の違和感があった。
「痛い……?」
痛みだ。
このゲームの世界ではどんな致命傷を与えられようとも、受ける痛みは精々「少し強めのデコピン」程度に制限されている。
それが、今感じたのはリアルと寸分違わない痺れと、重く芯を貫かれた様な痛み。
「だ、大丈夫!? ルクス!!」
リラが慌てて駆け寄りすぐに回復を施す。
「ああ……。野郎、なぶって楽しんでるってのかよ……」
ルクスはうずくまりながら、切岸の上に佇む黒い影をにらみ付けた。
「これがダークルーラーだけが使える闇魔法、ペインの能力だ……」
スフィアルが呟いた。
そうか。これがみんなを恐怖させたものの正体か。
ゲームによって制限された痛みの上限を取り払う魔法。
効果が続くのは短時間だそうだが、これで死闘で受けた痛みをリアルと同じく感じる様になる。
私の様なリアルでも戦いに身を置いている者と違い、痛みに耐性の無い一般人にとってそれがどういう事か。
今、この状況がまざまざと見せつけてくれていた。
「でも、おかしい。ペインの効果範囲は精々自身の範囲数メートルのはず。これは……広すぎる。ペインの熟練度を集中して鍛えでもしない限りあり得ないぞ」
「……じゃあ、アイツは嫌がらせの為だけにダークルーラーになったって事じゃねーの? 痛ってぇ……」
ルクスが膝に手を着きながら咳き込む。
スフィアルとルクスは黒い球を防御しながら思案していた。
確かに効果はこの三の曲輪にいる全員に出ている様だった。皆黒い球に殴られながら悲鳴を上げ、逃げ惑う者が倒れてその上にまた他の者が積み重なる。
けたたましく響き渡る阿鼻と叫喚。見渡す限り、まさしくここは地獄と化していた。
「ひどい……」
リラが声をこぼした。無意識に杖を握る手も震えている。
「しかし、どうしようもないぞ」
スフィアルが周囲の味方を見回しながら眉間に皺を寄せた。
「ペインの治療はできないの?」
私はスフィアルに尋ねた。
「……ペインは他のバッドステータスと違って治療薬がない。効果が切れるまで逃げ回るしかないんだ」
ペインの魔法はダークルーラー固有のもので、モンスターは使用してこない。
だからか、NPCの店でその治療薬は販売していないという。
また、治療可能なのもダークルーラー同様ホーリーオーダーの上位職だけらしい。残念ながら、それができる可能性があるゴルディークのパーティメンバーは今この近くにはいない。
それを聞いて私はアイテムを探る手を止めた。
私は基本的にいつもソロだ。
魔法職としてはMPも少ない上、バッドステータスを回復できる魔法もまだ覚えられるレベルにない。故に、治療薬は一通り常備していた。
しかし、当然この場を打破できる物は無かった。
「ひ、ひぃい……!」
「やめてくれぇ……」
重い鎧兜に身を包んだ男達が地面にうずくまり、頭を抱えて小さくなって震えている。
これは本当にゲームなのか。
一生懸命遊んで、精一杯楽しむ。それがゲームだったはずだ。
それがどうだ。ここにそんなものはない。
確かにゲームで設定されたルールを違反した行為ではない。仕様の上での真っ当な遊び方だ。
だが、その仕様を人を痛めつける為に利用し、楽しんでいる。
高所から見下ろしながらこれを作り出した元凶を、ケタケタと憫笑に興じるヤツを、私は見た。
この湧き上がってくる猛烈な感情に、いつしか私は震える拳を硬く、硬く握り締めていた。
「……オレ達でダークルーラーを倒しに行こう」
突然放たれた言葉に、私達の視線がルクスに集まった。
呼吸を整え終えたルクスが力を振り絞って立ち上がった。
「分かってるのかルクス。それがどういう事か」
腕を組みながら眼鏡を直すスフィアル。
ダークルーラーは上位職だ。
昇格によって基本職から全ての性能が上がっている。その昇格が可能になるのは50レベルだという。そもそもレベルそのものが私達よりも遥かに格上なのだ。
格上を倒す。それはレベル制のゲームにおいて絶対的な壁として立ちはだかる。
現に30人もの大人数がゴルディーク達に敗北したのを見たばかりだ。
「まぁ、危険な賭けだってのはわかってる。だけどさっき上に向かった部隊長達がもうたどり着いているはずだ。オレ達がやるのはその弾除け。それで部隊長達にダークルーラーを倒してもらうんだ。
上は恐らく膠着状態。ここもこんなだ。
で、それができそうなのは……今の所オレ達だけみたいなんだよね」
ちらりと先へ続く細道へ、ルクスは視線を向けた。
ルクスが言うとどこか勝算がある様にも聞こえる。
確かに私のせいで登録上は20レベル台になっているが、ルクス達はレベル40目前とここにいる味方の中ではベリオンに次ぐ高レベルパーティなのだ。
そして、それ以上に私は皆の活躍を目の当たりにしてきた。
「な? できたらカッコいいじゃん?」
ルクスはニッと笑って見せた。
「僕は賛成だ」
ベイブも自信満々に頷いた。いつも通りだ。
「よし、行こう!」
リラが両拳を握って自らを鼓舞する様に声を上げる。
「……ここでマゴついててもしょうがないしな」
スフィアルも渋々賛同した。珍しく口元に笑みを浮かべて。
私も頷いた。個人的にヤツに1発入れてやりたい。
「じゃあ、ヤツがお楽しみの内に急ごう。あの仮面をひっぺがしてビックリした顔を拝んでやろうぜ!」
開けた三の曲輪では新たな攻撃を受けていた。
「リパルシブフォース」
渇いた声が夜空に響く。
音もなく人が弾き飛ばされていく。全くの無音で目にも見えず、いきなり地面から引っこ抜かれたみたいに。
斥力場による反発力を利用した魔法のようだ。
私達の他にも黒い球を迎撃しながら耐えている者達も見受けられる。
先程もそうだったが、黒い球は1度何かに触れたら消滅する。重い衝撃と痛みはあるものの、数値的なダメージはさほどでもない。
なので集団で一塊になり、協力しながら防具や魔法で防いでいた。
だが、斥力場があらゆる防御行動を無視して人々を弾き飛ばしてしまう。陣形はたちどころに崩され、再び黒い球に晒されていく。
多くの人員でひしめく三の曲輪から仲間達が次々と谷底へ落下していく。
中には痛みに堪えきれず自ら身を投げ出していく者も少なくない。
そんな中に、ダークルーラーはブラックスフィアの第二射を放とうとしていた。
周りから再び恐怖の声が上がる。
泡の様に増えていった黒い球が、再び三の曲輪に降り注いだ。
「く、来る……!」
「助けてぇ……」
再び迫り来る黒い球。
斥力場に弾き飛ばされ、私達の前に転がってきた味方が怯え、動けずにいた。
「セイントウォール!」
しかし、リラがその前に立ち塞がり、タイミングを合わせて黒い球を相殺した。
「立て! もうすぐペインの効果が終わるから、それまでがんばれ!!」
ルクスが黒い球を剣で叩きながら呼びかけた。
私達は左の道へ向かう。途中混乱する味方を援護しながら。
うずくまった男達はなんとか頷くと、震える体に鞭打って立ち上がろうとしていた。
ベイブもスフィアルも攻撃を当てて黒い球を蹴散らしていた。
ルクスが先頭で警戒し、全員で降り注ぐ黒い球を迎撃する。
私も最後尾で後ろから回り込んできた黒い球を落としていた。
「ひぃ!」
左の道へ差しかかった頃、前方で黒い球に襲われている味方が腰を抜かしていた。
「はぁっ!」
リラはとっさに光の壁を飛ばして、その味方に迫る黒い球を防いだ。
だが、代わりに別の黒い球がリラの顔を殴りつけた。
「あ、あんた……!」
「大……丈夫! こんなの大したことない! あんたも男なら根性見せて!」
心配そうに声を絞り出した男に、リラは力強く笑って見せた。
「みんながんばって! あと少しだよ!」
その時だった。
「リラッ!!」
突然、ルクスがリラを突き飛ばした。
地面に倒れたリラは顔を起こすと、ルクスの方を振り返った。
途中、視界の端にダークルーラーがこちらに手を向けているのが映った。
「ル――」
次の瞬間、斥力場がルクスを襲い、ルクスの体を宙へ弾き飛ばした。
その先は暗闇。
無意識にリラは手を伸ばしていた。
「ルクスーッ!!」
ルクスを掴もうと手を握った。どこか、服の端でもいいから引っかかってくれたら、と祈る様に。
しかし、その手は虚空を掴むに終わった。
そのままルクスは谷底へと落ちていった。
「……ルクス?」
リラの悲鳴で私が振り返った時には、既にルクスの姿はなかった。
何があったのかはすぐにわかった。
さっきまでいた仲間の姿が無く、代わりに暗闇に手を伸ばしたまま固まっているリラ。
それは時間にしてみれば1秒程だったのかも知れない。
ただ、黒い球が押し寄せるのには十分な時間だった。
「お前らッ!! 止まるな! 先へ急ぐんだ!」
突然スフィアルが大声を上げた。
その声に全員ハッと我に返った。
「このくらいでくたばるタマじゃないだろ! アイツは! 俺達は俺達の仕事をするぞ。アイツが言った通り倒すんだよ。ダークルーラーを!!」
スフィアルは空に氷の礫をばらまき、黒い球を相殺していく。
最初に反応したのはベイブだった。大剣を振り回し黒い球を虚空へ打ち返す。
「スフィアル! 援護を頼むぞ。僕が先行して切り開く!」
「ミケも頼む」
スフィアルが私の名を呼んだ。
「お前が足手まといにならないってのはさっきの戦いを見てわかった。頼めるか?」
少し驚いた。
格闘には自信があるが、ゲーム自体は初心者なんだ。まだまだ不馴れな所は多い。
それもひっくるめてスフィアルは私を信頼してくれた。
「うん。まかせて」
私がベイブに視線を送ると、ベイブは頷いた。
同時に私達は左の道へ入った。
狭い足場だ。だが、今は誰も居らずまっすぐ二の曲輪まで駆け抜ける事ができる。
邪魔をする黒い球を掌で叩き落とし走る。上からの散発的な妨害はリラとスフィアルが迎撃して、私達は道を進んだ。
ここから見える東の空は完全に夜の色に染まり、月明かりがかすかに丘の起伏を照らすのみ。
それ以外は暗闇。足下の谷底も。
いや、今は忘れよう。前だけを見るんだ。
私達は道を駆け抜けた。
次回投稿は27日午後8時予定です。
次回ボス戦です。集団戦より頭使わなくてい……楽しいので好きです。
ゲームバランスとか減る度に人数を数えるの大変なんですから。
あ、ちなみにダイバーは最初から谷底にダイブさせる予定だったので、そういう名前でした。
君の犠牲は忘れるまで忘れないよ。
次回第33話『ダークルーラー』
お楽しみに!