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掌編小説集2 (51話~100話)

優越感

作者: 蹴沢缶九郎

帰省ラッシュで渋滞している高速道路。渋滞は何十キロと続き、当分は進みそうもない。


そんな中、突然一台の車がタイヤを折り畳み、5メートルほど宙へ浮かんで進み始めた。渋滞など関係なく、自分だけが快適に進める。車のドライバーは渋滞を見下ろし、優越感に浸った。


面白くないのは他のドライバー達。ただでさえ渋滞でイライラしている所に、そんなものを見せられて面白いわけがない。


すぐさまドライバーは特定され、空飛ぶ車の技術が表沙汰になる。しばらくして、空は車だらけとなった。


渋滞に無縁となった高速道路を一台の車が走っている。車のドライバーは空飛ぶ車で渋滞する宙を見上げ、優越感に浸った。


面白くないのは他のドライバー達。人々はどうも優越感を許さない傾向にあるらしい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 要点がまとめられていて 内容がすぐ頭に入ってきました。 [気になる点] もう少し情景描写をはっきりしていただけたら と思いました。 [一言] 『星新一ショートショート』を思い出しました こ…
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