イベント発生。実は美音先輩はギャルゲーの主人公というフラグがたった。
「ねぇ、ゲームコーナーいかない?」
そんな発言から始まったこの対戦。お坊ちゃんとかは卓球とかゲーム系無理だろ…と思っていたが案外弱かっただけだった。
今は、私、ヒロインvs麻兎、真弓で決勝戦だ。ヒロインははっきり言って強かった。顔と動きが一致しない。そして私の妹は頭を使って点を入れていく…素晴らしい戦略家だった。そして真弓。こいつは強敵だ。動きが早い、動体視力がよすぎてもうお姉ちゃんびっくりだよ。そんな強敵達と接戦をしていると何処からともなく攻略者の葉音翠がいきなり
「瞳孔の開き具合も発汗もいい感じだ。」
なんて言ったせいで私は固まりヒロインも固まった。だってキモいんだもん。しかし、敵はそんな気持ち悪いセリフにも動揺せず何もなかったかのように点を入れていく。そうして私達は負けた。悪いのは葉音翠だ。キモいセリフを口にしたやつが悪い。私達の実力が弱かったわけではないなどと怒っていると前からきた運命の相手とぶつかってしまった。
〜ここから麻結ちゃんのアホみたいな妄想Time〜
ドンッ
「キャッ、イタタタタ」
「大丈夫かい?」
そう言って手を差し伸べて言ってくれたのは金髪碧眼のイケメン。まるで白馬に乗った王子様のような人。
「すみません。私が注意していなかったせいで」
「ははっ、いいんだよ」
「で、でもソフトクリームが服に…」
「そんなに言うなら今度僕とデートしてくれたらいいんだよ」
「え…?そんなことでいいんですか?」
「ああ、じゃあまた」
そう言って彼は去っていった____
ってなんなの⁉︎この妄想⁉︎いつソフトクリーム買ったの⁉︎その前にソフトクリームをスーパーで食べ歩きはないだろう。スーパーじゃないけど。そして男⁉︎なんか意識して美音先輩ぽくしててなんかキモいよ自分⁉︎後、この男なんで急にデート誘うの⁉︎それを了承している私も変だな⁉︎
はい。茶番はここまでにして現実を見よう。本当にぶつかったのは美音先輩でした。土下座する勢いで謝りました。だって美音先輩が買ったと思われるめっちゃ可愛いマグカップ割れてるんだもん。
「いいよ、そんなに高いものじゃなかったし」
「でも、割れてしまってて…」
「じゃあ今度買ってくれる」
何これ。さっきみたいな展開。
「でも、美音先輩が気にいるか…」
「じゃあ一緒に行こう?」
え?まじで。好きなひひひ人とででデートですか⁉︎ここkれはぬふふふ…おっほん。どうしよう。柚月〜…なんだその《あー⚪︎⚪︎ちゃんって××君好きだったよね〜…。よし、私は恋のキューピットとして見守るぞ☆》みたいな目は‼︎なんか恥ずかしい‼︎
じゃあ妹達よ‼︎………………ってなんで目を合わせようとしない!なんか《身内の恋愛事情なんて知りたくもないんですけど》って感じは‼︎もう、いいし。
「あっ、じゃあ今度行きましょう」
そうだねっといい先輩は去っていった。
「姉ちゃんってああゆう人好きだったんだぁ〜…」
「いや〜…麻結は攻めるねー。」
「お姉ちゃん…」
本当お前ら何⁉︎イラつくんですけど‼︎麻兎なんて《うわーっこの人やばいなぁ…》って目で見てくるし‼︎本当やめてよ。後ヒロイン‼︎何故にハンカチを取り出し噛むんだ‼︎攻略者達もそんなヒロインを生暖かく見守ってんじゃねーよ‼︎今日は美音先輩に会えた以外いいことなしじゃん。




