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御曹司な俺、庶民な女  作者: 夜桜
プロローグ
1/4

目から鱗




多分、父親の紹介で会ったのだと思う。

どこか儚げな容姿で守ってあげたくなる可憐で美しい女性。


「気色悪い作り笑顔ね♪」

それが後に俺の妻となる人間“西木音嶺(にしきおとね)”……前言撤回をしたくなる最初の言葉をくれた。

よくよく考えればかなり失礼な言葉だったし少なくとも満面の笑みで言う言葉じゃない。

この事を彼女の弟に言うと姉の代わりと言わんばかりに綺麗な土下座をしてくれた。

自由奔放な姉に振り回される常識人な弟。

確実に彼こそが彼女の行動の一番の被害者だろう。

心の底から同情した。

まあ、当時の俺は大学生で少々どころかかなりの自信家であった為に彼女の言葉に真っ向から言い返した。

「いい年して好き勝手やっている人に言われたくないですね」

「あっちゃー、言い返されたわ」

遠回しに侮辱した俺の言葉にも彼女は面白そうに笑うだけで何も責めない。

温厚と言えば聞こえは良いがただ単にこの状況を楽しんでいるだけ。

「……でも」

「?」

「人生は一回きりなんだから後悔したくないじゃない?」

「そう言って音樹に迷惑かけるな、バカ娘」

呆れたように彼女の言葉に彼女の父親はツッコむがその言葉は当時荒れていた俺の心に深く残ったのを覚えている。

次期社長として様々な圧力に嫌気を指していた俺には目から鱗。

大袈裟に聞こえるかもしれないがそのぐらい追い詰められていたのだ。

この出逢い以来、俺は彼女に振り回されることとなる。






これは無茶苦茶で何事でもマイペースな女と、

いつも彼女に振り回される(おれ)の物語。





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